出世を諦めた年収600万円の平社員、不倫でしか承認欲求を得られない危うさ

拡大画像を見る

労働政策研究・研修機構の調査によれば、34%のサラリーマンは課長以上になれない。“出世&仕事”ができない男たちが生き残る術は何か。独自の処世術で抜け道を探し、生涯サラリーマンを貫く男たちの生き様に迫る。今回は仕事以外で“生きがい”をみつけて心を保つ、50歳の男性を取材した。

◆ダンスサークルに入会。私生活を満喫し人生を謳歌

 社内に活路がないのなら、社外に活躍の場をつくり、生存を模索する人もいる。大手メーカーで年収600万円の平社員として勤務する真中昭さん(仮名・50歳)もその一人だ。

「『出世しない』と気がついて、一気にプライベートを充実させる生活へシフトしました。まず、仕事のストレスで太っていたので、ダイエットを決意。社交ダンスのレッスンに毎日通い詰めるようになりました。会社では黙々と作業をし、自分の仕事は終わらせる。これで文句は言われません」

 ダンスは初心者だったが、毎日通った末、半年でめきめき上達し、体重も15㎏の減量に成功。それと同時に、ダンス仲間の女性からのお誘いも急増した。

「恋愛上手ではなかったのですが、ダンスは男女ペアになるのでボディタッチも多いし、男性が少ないので、男性メンバーは引く手あまた。また、毎日顔を合わせていくと、自然と恋心が芽生えるんです。妻がいる身ながらも、上は50代、下は30代の“彼女”が、常時2~4人はいる状態が続いています」

◆浮気はバレている可能性が…

 ミドルにしてモテ期を謳歌する真中さんは、現在2人の彼女と交際中。

「ダンスと恋愛で十分自尊心は満たされるので、仕事はその生活を維持する手段でしかない。クビにさえならなければ、閑職でも構いません。唯一の懸念は妻ですね。浮気がバレてる可能性もありますが、日頃から僕は『絶対に離婚はしない』と公言しているせいか、今は好きにやらせてくれます」

 仕事で得られない承認欲求を不倫で満たす彼だが、すべてを失う前に気づくことができるだろうか。

<取材・文/週刊SPA!編集部>

―[[仕事できない人]の生存戦略]―


関連リンク

  • 6/15 15:53
  • 日刊SPA!

スポンサーリンク

記事の無断転載を禁じます