『キングダム展』に行ってきた →「絶対に行くべき人」と「特にオススメしない人」の違いについて

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日本全国4000万人のキングダムファンのみなさま、大変長らくお待たせしました。2021年6月12日から7月25日まで、東京は上野の森美術館にて『キングダム展』が開催されております。当然みなさん、足をお運びになりますよね?

自称「キングダムを愛し、キングダムに愛された男」こと私、P.K.サンジュンは『キングダム展』の3日目に、上野の森美術館に足を運んで参りました。ここで結論を申し上げてしまうと、私のような “ゴリゴリのキングダムファン” には素晴らしいイベントです。ただ、ただ、ただし……。

・キングダム展とは

まずは『キングダム展』の概要を説明しておきましょう。キングダム展とはコミックで言うところの40巻まで、つまり呂不韋との決着が付いたあたりまでを、原画や描き下ろしイラストで再現した展覧会です。

ただ単に画が飾ってあるだけではなく、空間を最大限に活用してキングダムの世界が再現されていましたので、かなり迫力はありました。何度も読みこんだストーリーではあるものの、改めてキングダムのスケール感を思い知った気分です。

・目玉は描き下ろしイラスト

注目は「描き下ろしイラスト」で、キングダム展のために原泰久先生が描き下ろしたイラストが多く展示されていました。個人的にはこの「描き下ろしイラスト」こそが、キングダム展の目玉だと感じた次第です。

例えばコミック第1巻で信と漂が「天下の大将軍になる!」と熱く語るシーンや、同じく第1巻のカラーページ「李信将軍! 李信将軍!」のくだりを覚えていますか? ああいったコミックにもあった場面が改めて描き下ろされているんですね。

言うまでもなくデビューしたて第1巻の頃の画と、現在の画はかなり違います。誠に僭越ながら「原先生、画が上手になったなぁ~」と感じられるところもキングダム展の楽しみ方の1つではないでしょうか?

残念ながら撮影はNGだったため、描き下ろしイラストをご覧いただくには実際に足を運んでもらうしかありません。冒頭でもお伝えした通り、ゴリゴリのキングダムファンにはその価値があると確信している次第です。

・ゴリゴリのファンはいいけれど

ただし、キングダム愛がそこまで強くない人が私と同じように楽しめるかと言ったら、答えは「たぶんNO」でしょう。スケール感がある、描き下ろしイラストとはいっても基本はコミックがベースです。一般入場料が2500円であることを考えると「ビギナーはそのお金でコミックを読み込んだ方がイイ」と個人的には思いました。

また、入場者のみが入店を許される「キングダムグッズ売り場」も、ゴリゴリのファン向けと言わざるを得ません。公式ビジュアルブックが2970円、騰のファルファルマスキングテープは800円、呂不韋のコインチョコは900円でしたから、決して手軽な値段ではないことでしょう。

ほとんどの商品がここでしか買えないことを差し引いても、やはり「キングダムを読んだことがある」程度の人にはハードルが高いのではないでしょうか? だってクリアファイル2枚セットで900円ですからね? ゴリゴリのキングダムファンですら覚悟がいる価格設定でした。

・ファンが愛を深めるイベント

おそらくキングダム展は、ゴリゴリのキングダムファンが、己のキングダム愛をゴリゴリに育むイベントとしては最高なのだと思います。なので、できれば2~3時間じっくりご覧になるつもりで出かけて欲しいですね。

逆にあまり興味がない人を「ちょっと付き合ってよ」と誘うのはオススメしません。基本的に1人がベスト、少なくとも自分と同じくらいの熱量がある人と出かけた方がいいでしょう。先述のように撮影はNGなので、フルパワーでキングダム展を脳裏に刻み込んでください。

なお、こういう状況ですのでチケット及び入場時間は完全予約制となっています。来場者特典の「オリジナル卓上カレンダー」付きで一般価格は2500円、また「オリジナルステーショナリーグッズ」付きで4300円のチケットも販売中です。

というわけで、ゴリゴリのキングダムファンは必見のキングダム展。上野の森美術館では7月25日まで、その後は8月3日から「福岡市美術館」にて開催予定です。「自分はゴリゴリ」と自負する方はぜひ足を運んでみてくださいね。

参考リンク:キングダム展
執筆:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.

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  • 6/15 10:30
  • ロケットニュース24

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