【着飾る恋】大切な人がいる時に「してはいけない」選択

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※このコラムには『着飾る恋には理由があって』エピソード第8話までのネタバレが含まれます。

(c)TBS

フレンチレストランでのデートを軸に、それぞれの気持ちが錯綜してしまった今回。

男子陸上・真柴杯・決勝開幕、シェアハウスに住む二体のこうじ、賛否両論の真柴の選択などについて言及していきます。

■男子陸上・真柴杯・決勝開幕

香子さん(夏川結衣)に譲ってもらった人気フレンチレストランの予約。駿(横浜流星)と真柴(川口春奈)にとっては初めての正式なデート。

しかし、その当日に駿の仕事が入ってしまった上、予約客の到着が遅れたことで待ち合わせの時刻を大幅にすぎてしまい、おまけに駿はスマホを持っていないもんだから真柴に連絡も取れないという事態に。

一方、駿が待ち合わせ時間に来ていないことを知った葉山社長(向井理)は、代わりに自分が行くと真柴の元へ。

二人のイケメンが真柴を目指して猛ダッシュする姿は、まるで真柴をゴールとした男子陸上・真柴杯・決勝を見ているようでした。

オリンピックを目前にした東京で巻き起こった、胸が熱くなるこの勝負。タッチの差で勝利したのは葉山社長。

駿は道路越しの真柴に、「くるみー」と初めて下の名前で叫んだものの声は届かず。あんなにも下の名前で呼んでほしいと望んだ真柴の初めてが、車の音でかき消される様子は見ている方も切なさでいっぱいになりました。

■葉山社長の大人な駆け引き

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「真柴のこと、頼むね。もし頼めないなら遠慮はしない」と、駿に堂々と宣戦布告した葉山社長。

「初めに泣かせたのはどっちですか」と駿が食ってかかるものの、「ありがと。(俺のせいで泣いていた真柴と)付き合ってくれて」と、”俺が泣かせたのに一時的にリカバーしてくれてありがとな”と、余裕を見せながらマウントを取るかのような切れ味鋭い一言に震えてしまいました。

それでも嫌なやつに見えないのが社長のすごいところ。

結局、駿がレストランデートの件で真柴を泣かせそうになっていることに気づき、社長は「遠慮はしない」をすぐさま有言実行。

駿との約束に見事カットインしたわけですが、やり手社長はやはり抜け目ない。真柴とのババ抜きでも「負けた方が秘密を話そう」と誘いかけ、わざと負けにいこうとしてましたしね。

ババ抜きは中断してしまい、結局秘密とはなんだったのか聞けず、また我々は社長にお預けを食らったわけですが。もう何回目だよ、社長のお預け! こちとら何カ月待たされてると思ってるんだ! もうすぐ3カ月経つぞ!

■賛否両論⁈ 真柴の選択

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今回真柴は、駿が時間に間に合わないと判断して「一人で行くよりは……」と社長の提案に乗り、二人で那須塩原のレストランに向かうこととなったわけですが、これ一番選んではいけない選択をしたと思いませんか。

今までの発言から真柴は駿を彼氏としてはっきりと選んで、本人にもそれを告げていたわけですよね。そして、駿は葉山社長の存在をずっと気にかけていたことも知っているわけです。

であれば、駿の代役として葉山社長は絶対に選んではいけなかった。

代理で行ったことを隠せる環境ではないし、行ったことをどうやって駿に説明するのでしょうか。友人でも、陽ちゃん(丸山隆平)でも、他なら誰でもよかった。たまたま社長の都合が合ったからだとしても、駿の気持ちを知っていたら自分の大切な人との関係を天秤にかけて断るべきでした。

■代案はあった⁉ 真柴の選択の正解とは

他にも代案はあったと思うんですよね。

例えば、駿の職場を知っているわけですから、そこに電話をして連絡を取るのも手だし、それが気後れして難しいとしても、駿の性格的に「絶対に行く」と断言していたのだから遅れてでも駆けつけてくれるタイプだと思うんですよね。

なので、置き手紙を家に置いて駿を信じてレストランに一人向かって待つ、という手段もあったはずです。

レストランデートが土曜だと仮定した場合、那須塩原行きの電車は、予定していた「17:16」の次は20分後にあるんですよ。それで行けば、フルコース約2時間と仮定しても全然楽しめる時間帯に到着するのではと。

まだ描かれていない真っ当な理由や、そこまで駿を待てなくなってしまった真柴の余裕のなさや気持ちの揺らぎがあったのかもしれませんが。

しかし、駿と行くはずだったレストランの名前は「AMOUR」。つまり、フランス語で恋人。その恋人という場所へ一緒に向かったのが葉山社長とはまた皮肉なこった。

■通じ合う4回のノック

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駿が元職場のレストランで課題達成に向けて頑張る中、陰ながら応援しているけれど今までと違う駿の気迫に気後れして何もできない真柴。駿のいない部屋に向かって送った4回のノックは、本人に直接伝えられなかった「がんばれ」の気持ちを表していたのでしょう。

一方、毎日遅くまで働き、家には寝に帰るだけ状態の駿。彼も帰宅後、真柴の眠る部屋に向かって4回ノックをしていました。

真柴の応援している気持ちが通じての「ありがと」なのか、毎日遅くて直接顔を見て伝えられていない「ただいま」を意味するものなのか、はたまた素直に「おやすみ」なのか、視聴者ごとにさまざまな受け取り方ができるエモいシーンでした。あなたはこの4回にどんな言葉を当てはめましたか?

■駿と社長の3つの共通点

駿と社長って、いくつか共通点があるんですよね。

真柴を好きなことはもちろん、例えばそれぞれのお店や会社の名前が「Hortensia(アジサイ)」と「el Arco Iris(虹)」とスペイン語だったり、二人とも職場から突然失踪して音信不通になり大切な人達を困らせた経験があったり……。

性格は正反対ですが不思議なものですね。

■シェアハウスに隠れる犬以外のこうじ

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そして羽瀬ちゃん(中村アン)。前回関係を持っていたクソ男とは、付き合っていることを確認せずなぁなぁな関係で傷つくことになりましたが、今回は陽ちゃんと正式にお付き合いすることになり本当によかった。

陽ちゃん効果か、羽瀬ちゃんの雰囲気もゴリゴリの塩対応から一変し、塩麹に一晩漬け込んだ肉か⁉ というほど柔らかくなりました。つまりそうなると、陽ちゃんは塩麹だったということになります。

あのシェアハウスには、「犬のこうじ」と「塩麹の陽ちゃん」と二体の麹が住んでいたのですね。

以前の羽瀬ちゃんは、みんなと食事をしても自分が食べ終わったらすぐ部屋に戻って閉じこもっていましたが、今やトランプを楽しんだり酔いつぶれてリビングで雑魚寝したりとだいぶ心を開いた様子。

カップル二人での会話も優しい雰囲気が漂っていてほんわか和みますよね。幸せになってくれー!!!

■社長との食事をどう収めるのか

駿の気持ちを分かっていながら、どうして真柴は社長とレストランに向かうことに決めたのか。駿にはどう弁明するのか。

どう説明しても駿の心に若干のわだかまりは残りそうですが、次回はどんな形でこの出来事が進んでいくのか。ドキドキとワクワクが止まりません!

(やまとなでし子)

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  • 6/15 11:10
  • マイナビウーマン

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