アメリカならではのホラー映画おすすめ10選!テキサス、雪山、街中が惨劇の舞台!

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開拓時代から血塗られた歴史を持ち、黒人差別、銃社会、ほとんど管理できていない田舎のへき地、数多くいる実在のシリアルキラー、いろんな問題を抱え込んだアメリカ映画のホラーを紹介!

サイコ

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会社の金を横領したマリオンは、旧道沿いの寂れたモーテルを一夜の宿に選ぶが…。

出典元:https://www.amazon.co.jp/dp/B006QJSAOM/ref=emc_b_5_i

サスペンスの巨匠アルフレッド・ヒッチコックが、アメリカ犯罪史に残る異常殺人者エド・ゲインの実話にインスパイアされたサイコサスペンス小説の映画化で、映画史に残る殺人鬼ノーマン・ベイツを生み出したサイコホラーの傑作。

今となってはオチまでふくめて有名すぎる作品だが、有名女優が一番先にいきなり死ぬなど意表を突いた展開、編集のお手本のような伝説のシャワー殺害シーン、前編を不穏に盛り上げるバーナード・ハーマンの名スコアなどサスペンスのお手本のような映画です。

悪魔のいけにえ

悪魔のいけにえ 公開40周年記念版

悪魔のいけにえ 公開40周年記念版

1974年/アメリカ/84分

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あらすじ
サリー(マリリン・バーンズ)、ジュリー(アレン・ダンズィガー)、フランクリン(ポール・A・ パーティン)、カーク(ウイリアム・ヴァイル)、パムの仲良し5人組は、夏休みを利用してドライブ旅行に出ることになった。フランクリンは半身マヒで車椅子生活の青年だったが、誰一人として彼の世話を厭がる者はなかった。フランクリンとサリーは兄弟である。中西部あたりの砂漠から荒野へ、湖沼地帯を抜け、畑の真中を通り、山を越える。今日もまた抜けるような青空のもと田舎道を走っていると、一人の若い男が道路脇に立って親指を突き出している。ヒッチハイカーだ。車に乗り込んだ男は異様な風体だった。しかも、車の中へ入ってきて腰を下ろすなり、いきなりナイフを取りだし、自分の手のひらを切りつけた。2、3のやりとりのあと、今度はフランクリンの手に切りつけた。彼らはやっとのことでその狂人を追い払って難を逃れた。夕暮近くなって、一行は一軒の家を発見する。はじめにカークとジュリーが扉を叩いた。返事はなく、カークがおそるおそる扉を開けて入る。ジュリーが庭に出ている間に最初の殺人が行われた。突然、カークの眼の前に飛び出した男、顔にレザーの仮面をつけ、食肉解体者が用いるような白いエプロンをつけている大男だ。男は鉄のかなづちでカークの頭を一撃、けいれんを起こす彼に2度3度とかなづちをふるう。何も知らずに部屋に入るジュリー。異様な雰囲気にジュリーは恐怖と危機を覚え、立っていられない。逃げなくてはと思っても足が進まない。泣きながら部屋を出ようとしたところをさっきの男に退路を断たれる。暴れる彼女を横にかかえると、カークの殺された食肉解体室に連れ込み、太い縫針に彼女を吊した。その頃、二人の帰りが遅いのを不審に思った残りの二人が協議し、パムが様子を見に出かけることになったが、同様に彼も殺されてしまう。残ったサリーはフランクリンの車椅子を押して、その廃屋に向かった。しかし、前方から不気味なモーターの音と共に突進してきたのは例の仮面の男だった。男は手に自動のこぎりを持って、それをふり回しながらやって来る。男はのこぎりを車椅子のフランクリンの胸に突き立てた。飛沫になって空中を染める血しぶきとフランクリンの絶叫。サリーは逃げる。やっとのことで追撃をかわして逃げ込んだ道路沿いのガソリン・スタンド。しかしそこの主人もまた一味なのだ。サリーは麻袋に入れられ、再びもとの廃屋に連れ戻される。昼間のヒッチハイクの男は仮面の男の弟であり、スタンドの男は兄弟の父だった。さらに2階にいるミイラのような男は人の血を吸わなければ死んでしまうという、彼らの祖父だった。こうして異常性格と呼ぶ以上の地獄の狂人4人が乙女の血を求めて集まった。

出典元:https://eiga-board.com/movies/37958

こちらもエド・ゲインがモデルの猟奇殺人一家を描いた近代ホラーの金字塔。

灼熱のテキサスのド田舎、僻地で正直誰も管理できていないような無法地帯で、極悪殺人一家が通りすがりの若者たちを好き放題嬲り殺していく様をハイテンションな演出と編集でぐいぐい見せる。

アメリカの田舎、メインストリームからは完全に外れてほとんど見捨てられているような場所には、もしかしたら常識が外れたとんでもない人々がいるかも、そしてそいつらが何をしてももはやバレないかも、という恐怖が伝わってくる傑作ホラーです。

ゲット・アウト

ゲット・アウト

ゲット・アウト

2017年/アメリカ/104分

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あらすじ
ニューヨーク在住のアフリカ系アメリカ人写真家クリス(ダニエル・カルーヤ)は、ある週末に白人の彼女ローズ(アリソン・ウィリアムズ)の招待で彼女の実家を訪れる。若干の不安とは裏腹に過剰なまでに歓待されるが、黒人の使用人がいることに違和感を覚える。その夜、庭を猛スピードで走り去る管理人と、窓ガラスに映る自分の姿をじっと見つめる家政婦を目撃し、クリスは動揺する。翌日、亡くなったローズの祖父を讃えるパーティが開かれるが、集まった多くの友人が白人ばかりで、クリスは気が滅入る。そんななか、どこか古風な黒人の若者を発見したクリスは、思わず携帯で撮影する。しかしフラッシュが焚かれた瞬間、彼は鼻から血を流しながら急に豹変し、「出ていけ!」と襲い掛かってくる。クリスはローズと一緒に実家から出ようとするが……。

出典元:https://eiga-board.com/movies/89020

アメリカで数百年にわたって続いてきた黒人差別の歴史の極致のような、斬新なホラー。

白人たちは単に黒人たちを見下しているわけではなく、うらやましく思っていたり、ここが好き!というポイントがあるというリアルな現状が描かれているが、なんにせよ相手を一人の人間として扱わず、ステレオタイプにこういう人種としてくくり、そして所有物として扱うことのとんでもない暴力性、恐ろしさを描いている。

彼女の両親のあいさつで白人一家を訪れる主人公の感じる違和感が積み重なって明らかになる驚愕の事実は、一生忘れられないだろう。

脱出

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ジョン・ボイト、バート・レイノルズ、ネッド・ビーティ、ロニー・コックス演じる4人は、カヌーでの川下りを楽しむために、ジョージア州の山奥の地にやってくる。しかし、楽しい川下りはある事件を境に一変し、命がけの脱出劇に転じるのだった。

出典元:https://www.amazon.co.jp/gp/product/B001BWTVWE/ref=as_li_qf_sp_asin_tl?ie=UTF8&camp=247&creative=1211&creativeASIN=B001BWTVWE&linkCode=as2&tag=filmarks-22

『悪魔のいけにえ』と同じくアメリカの僻地の田舎、何が起きてもバレなさそうな土地が舞台のホラー。

とはいっても怪奇現象もなければ特別サイコパスな奴らが出てくるわけではなく、都会者への差別意識、履いた主義をこじらせたごく普通の男たちが川下りというシチュエーションで主人公たちを襲ってくるというなくもなさそうな設定が実に怖い。

アメリカの強い男の象徴のような俳優だったバート・レイノルズが、なんだかんだ全く役に立たないという皮肉な設定にも注目です。

エクソシスト

エクソシスト ディレクターズカット版

エクソシスト ディレクターズカット版

1973年/アメリカ/132分

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あらすじ
北イラクの古代遺跡。アメリカの古生物学者でありカトリックの神学者でもあるメリン神父(マックス・フォン・シドー)は、発掘中に悪霊バスズの偶像を発見した。吹きすさぶ風の中、灼熱の焔を吹き上げて、今まさに沈まんとする太陽を背に、いつか再びこのバズスと対決することを異様な戦慄と緊迫感のの中で全身に感じていた。ここはワシントンのジョージタウン。ロケのため臨時に借家住まいをしている人気女優クリス(エレン・バースタイン)は屋根裏で響く異様な物音に悩まされていた。初めはネズミの仕業だろうとさほど気にしなかったが、まもなく1人娘のリーガン(リンダ・ブレア)の身に恐るべき事が起こり始めたのだ。それはリーガンの誕生パーティの夜だった。各界の名士を集めたパーティも夜更けてほんの数人になった頃、憑かれたようにリーガンがベッドから起きだして居間へやってくると、客の1人である宇宙飛行士に向かって<おまえは宇宙で死ぬぞ>といってその場に放尿するのだった。数日後の夜、リーガンの悲鳴に寝室にかけ上がったクリスは一瞬わが眼を疑った。リーガンを乗せたベッドが巨大な何者かに揺られているように上下左右に揺れ動いているのだ。近代医学の粋を集めた大病院での検査もいっこうにらちがあかず、たまりかねたクリスは精神科医を訪ねるがその診察中、リーガンはいきなり医師の股間に手を伸ばし、凄まじい勢いで締めあげると「さわるんじゃない!この牝豚は俺のもんだ」と叫んだ。それはまぎれもなく悪魔の声だった。

出典元:https://eiga-board.com/movies/52334

キリスト教圏ではよくある神父による悪魔祓い。

本作はそんな悪魔祓いを題材にしつつ、都会に住んでいてリベラルでキリスト教を信じていない女優の母子家庭の娘が悪魔のターゲットにされるという無差別性が恐ろしい。

本作の怖さは自分のかわいい子供がいつの間にか、自分の知らないようなとんでもない言葉まで使って反抗的になって自分まで傷つけるようなるという、思春期の子供を持つ家庭ならどこでも悩む問題をホラーに落とし込んでいる点。

旧時代のアメリカから脱しても、それでも人間の心の闇、弱さに魔がつけこむことがあるという設定ゆえにいまでも名作として名高いのではないだろうか。

シャイニング

シャイニング

シャイニング

1980年/イギリス/119分

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あらすじ
ジャック・トランス(ジャック・ニコルソン)は、オーバー・ルック・ホテルで支配人と会い、そこに管理人として住み込む話を進めていた。その頃、ジャックの家では、息子ダニー(ダニー・ロイド)が母親ウェンディ(シェリー・デュヴァル)と食事をしながら浮かない顔をしていた。友だちのいない彼は、自分の中にトニーというもう一人の人間を育てており、そのトニーがホテルに行く事に賛成していないのであった。その時、ダニーの目の前で幻想ともつかぬ恐ろしい光景がよぎる。それはエレベーターの扉から滝のように流れ出る夥しい量の血と、その前に立ちつくす双児の少女の不気味な姿だった。やがて、一家三人は大自然の中に建てられたオーバー・ルック・ホテルに到着し、一家三人だけの孤独な生活がはじまった。ジャックの頭の中には、支配人が語ったある惨劇のことがちらついていた。それは、ジャックの前任者の管理人グレイディ(フィリップ・ストーン)という男のことで、彼は、この生活のあまりの孤独のために気が狂い、妻と二人の娘を斧で殺し、自分も自殺したということだった。ホテルが閉鎖される日、黒人の料理人ハロラン(スキャットマン・クローザース)と二人になった時、ダニーは“シャイニング”という、幻視超能力の話をハロランから聞き、何げなく237号室のことを訊くが、彼は驚きの表情を見せるだけだった。その237号室の前の廊下をダニーが通る時、彼は決まって何か恐ろしい空気を感じていた。一方、ジャックは、作家という仕事柄、静かなホテルの一室で書けることはこの上なく好都合だったが、いざ始めてみると苛立つばかりで進まない。ウェンディは、そんなジャックの様子を見て不安になった。そして、三人の緊張に満ちた不安定な生活が遂に惨事を生むまでにいたる。

出典元:https://eiga-board.com/movies/11262

アメリカを代表する天才ホラー作家スティーヴン・キングの同名小説を『2001年宇宙の旅』『時計じかけのオレンジ』で知られる巨匠スタンリー・キューブリックが映画化したホラー映画の金字塔。

しかし、原作とは大きく違う内容でキングからは不評だが。

アメリカ人の多くが抱える問題である貧困とアルコール依存症ゆえに起きる逃げ場のない雪山のホテルでの大惨劇。

僻地にありながらも激動の歴史を経てきたアメリカの負の側面を担った伝統あるホテルに巣くう怨念の塊が噴出するクライマックスは必見です(そういう細かい設定は原作を読まないと分かりづらいが)。

ペット・セメタリー

ペット・セメタリー(2019)

ペット・セメタリー(2019)

2019年/アメリカ/101分

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あらすじ
医師のルイス(ジェイソン・クラーク)は、家族と共に田舎に引っ越してくる。新居の裏には、謎めいた動物の墓地“ペット・セメタリー”があった。ある日、彼は事故死した飼い猫を、墓地を越えた奥深くの森に埋葬する。すると次の日、凶暴に豹変した猫が姿を現した。その土地は、先住民の間で語り継がれてきた秘密の森だったのだ。やがて、誕生日を迎えた娘のエリー(ジェテ・ローレンス)が交通事故で命を落とす。悲しみに沈むルイスが取った行動とは……。

出典元:https://eiga-board.com/movies/93145

こちらもスティーヴン・キング原作のホラーで、キング自身が抱える「もし大切な子供が死んでしまったらどうしよう」という親としての普遍的な恐怖を、アメリカならではの先住民の呪いの力と組み合わせたオカルトかつ最悪なホームドラマと言えるだろう。

アメリカの都会で疲れた男が、アメリカの田舎に来たら、アメリカの田舎ゆえの交通事情で大事な子供を失い、アメリカの血塗られた歴史ゆえにさらに恐ろしい体験をすることになるという設定。

子供を失うという最大の恐怖がもし起きてしまったら、親はどんなことでも…という万国共通の感情ゆえにそれがもたらすさらなる惨劇に身が凍る。

ヒッチャー

ヒッチャー(1986)

ヒッチャー(1986)

1986年/アメリカ/93分

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あらすじ
どしゃ降りのテキサスの砂漠地帯を走るハイウェイ。プリマスを陸送するジム(クリスチャン・トーマス・ハウエル)は、1人のヒッチハイカーを乗せた。男の名はジョン(ルトガー・ハウアー)。最初、無口だったジョンは、突然何人ものドライバーを殺したと言い、ジムにもナイフを向ける。恐怖に震えるジムは、ジョンを路上に突き飛ばし、難を逃れ、狂喜する。翌朝、ジムの車を追い越したワゴンにジョンが同乗しているのに気付き、後を追うが、ワゴンの人間は全員殺されていた。ジムは古いガレージに飛び込んだが、電話は不通。そこにジョンが現われ、ジムのプリマスの鍵をほうり投げて、不気味に去って行った。恐怖におびえるジムは、次のガンリン・スタンドから警察に電話しようとするが、再びジョンに狙われ、ロングホーンという簡易食堂に逃げ込む。ウェイトレスのナッシュ(ジェニファー・ジェイソン・リー)に、今までのことを話しても信用してもらえそうにない。そればかりか、駆けつけた警官に、知らぬまにポケットに入れられた血のついたナイフが原因で、犯人として逮捕されてしまう。ジョンのしわざだ。

出典元:https://eiga-board.com/movies/7493

アメリカの田舎と言えば、日本ではありえないどこまでも続くかのような一本道の果てしないハイウェイが名物。

もしここで何かアクシデントがあれば、取り返しがつかないかも…という本能的な恐怖があるこの道で、主人公がとんでもないサイコ男に目をつけられて、地獄のように追いつめられるというありそうな怖さを題材にしている。

オランダの名優ルトガー・ハウアーが正体不明のジョンを怪演、サスペンスだけでなくド派手なアクションもあり最後の最後まで緊迫感の途切れない交通ホラーの金字塔。

ナイト・オブ・ザ・リビングデッド

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突如“ゾンビ”となって甦った死者たちが人々を襲撃。7人の男女は命からがら一軒屋に立て篭もるが…。

出典元:https://www.amazon.co.jp/%E3%83%8A%E3%82%A4%E3%83%88%E3%83%BB%E3%82%AA%E3%83%96%E3%83%BB%E3%82%B6%E3%83%BB%E3%83%AA%E3%83%93%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%BB%E3%83%87%E3%83%83%E3%83%89-%E3%82%B9%E3%83%9A%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%82%A8%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3-DVD-%E3%82%B8%E3%83%A5%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%82%AA%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%A2/dp/B000BM4012/ref=sr_1_3?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&crid=1XTP0O087U2UT&dchild=1&keywords=%E3%83%8A%E3%82%A4%E3%83%88+%E3%82%AA%E3%83%96+%E3%82%B6+%E3%83%AA%E3%83%93%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%87%E3%83%83%E3%83%89&qid=1623470192&sprefix=%E3%81%AA%E3%81%84%E3%81%A8%E3%83%BB%E3%81%8A%E3%81%B6%2Cdvd%2C341&sr=8-3

昨今に至るゾンビ映画のルールのすべてを作ったジョージ・A・ロメロのデビュー作にして、キングからも「こんなに恐ろしい映画はない」と言わしめたゾンビホラーの金字塔。

独特なモノクロ映像、逃げ込んだ家の中で起きる疑心暗鬼の連続、いくら殺してもつきないゾンビたち…。

きのうまで隣人だった人々が姿は同じのまま怪物に変わるという設定はベトナム戦争&冷戦真っただ中のアメリカ人の不穏な気持ちを体現しており、ロメロの社会派路線はこの時からすでに始まっていたと言える。

キャリー

キャリー(1976)

キャリー(1976)

1976年/アメリカ/98分

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あらすじ
メイン州チェンバレンのハイスクールに通うキャリー(シシー・スペイセク)は、冴えない容姿とおどおどした物腰で、学校中の笑い者にされていた。ある日、体育授業がおえ、シャワーを浴びていたキャリーは、17歳にして初潮を迎えた。はやしたてるクラスメート達。教師により騒ぎはおさまったものの、事件は学校中に知れ渡った。キャリーは母1人子1人の家庭で育っており、母(パイパー・ローリー)は狂信的な正統キリスト教信者で、性を罪悪視し、肉体の成長はよこしまな邪念の現われだという人間。さらにキャリーの超能力(彼女の心的興奮がある限界点に達した時、電気はショートし、置物は飛び、ドアは音をたてて閉まるという現象がおこる)のため、親子仲は悪かった。一方、シャワー事件により、キャリーをいじめた張本人クリス(ナンシー・アレン)らのグループは、教師から罰としてプロムパーティの参加を禁じられた。そんな中、キャリーの近くに住むスー(エイミー・アーヴィング)だけは、今までの態度を反省していた。そしてスーは、ボーイフレンドのトミー(ウィリアム・カット)を説得して、キャリーをプロムにエスコートすることを約束させる。トミーは女子学生注目の的なのだ。図書館で彼の申し出を受けるキャリー。この事は、クリスらのキャリーへの憎しみを一層つのらせた。彼女らは、夜、豚を撲殺し大量の血を集めた。いよいよプロム当日がやってきた。クラスメートの好奇の視線をあびながらも、トミーが優しくリードしてくれ、幸せなキャリー。さらに彼女らはベストカップルに選ばれる。しかしそれはクリスたちが仕掛けた悪質ないたずらだったのだ。興奮のうちに女王の座についたキャリー。瞳には喜びの涙が。だが幸福絶頂のキャリーの頭上から突然真っ赤な豚の血が降りそそぐ。爆笑の会場。血に染ったキャリー。パニックに陥った彼女の身体が硬直する。キャリーの鬼気迫る姿。すると突然会場のドアはうなりを上げて閉まり、電気はショートし、そして--。

出典元:https://eiga-board.com/movies/2172

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