ダイソーの木材をウッドバーニング。手作りの暑中見舞いは届くのか?

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 衣食住にまつわる商品がなんでも揃う100円ショップのダイソーでおうち時間を充実させるのにぴったりのものを見つけてしまった。ハンダごて(税込550円)である。電気部品などをハンダ付けするための道具だが、実はウッドバーニング(※木材を焦がして作るアート)のDIYにも使えるのだ。

 というわけで、今回はウッドバーニングに挑戦である。その素材として使う板木材、バンブートレイ、コルクコースター(各税込110円)もいっしょに購入した。

◆550円のハンダごてを使ってウッドバーニングに挑戦

 ハンダごてから伸びるプラグをコンセントに差し込む。これでこて先が徐々に熱くなっていくのだが、十分に熱くなるまで少し時間がかかりそうなので、この間に木材に鉛筆で下絵を描いていくことにした。

 まずはバンブートレイから。なにを描こう? まあ、適当に顔でも描いておくか。それを描き終えた頃にはハンダごてもすっかり熱しきっていた。手を少し近づけだけで熱気がひしひしと伝わってくる。取扱説明書によると、300℃以上の高温になっているらしい。触れたら間違いなく大火傷である。

◆緊張感に溢れる作業

 ハンダごての持ち手を握ってこて先で鉛筆の下絵をなぞっていった。これが意外と難しい。ゆっくり動かさないと焦げ目が付かないうえ、持ち手からこて先の先端まで約10センチも離れているためなかなか思うように先端を動かせないのだ。こて先に少しでも触れたら大火傷というスリルも相まってかなり緊張感に溢れる作業になった。

 次にコルクコースターである。これには僕の好きなブルース・リーの名言を書くことにした。文字を書くだけなら下書きは必要なそうなので、いきなりハンダごてで書いていく。ほんのりと焦げる匂いが漂ってくる。コルクはバンブーと違ってすぐに焦げ目が付くので比較的書きやすい。初心者にはおすすめの素材かもしれない。

 それにしても、こうしてハンダごてを握るのなんて中学の技術の授業でなにかの電気部品をハンダ付けしたとき以来である。その後、なにかをハンダ付けしなくてはならない状況になることもなく、もう二度とハンダごてを握ることはないと思っていた。が、今こうしてハンダ付けではなくウッドバーニングのためにハンダごてを握っているのだから人生はまったくわからないものである。

◆暑中見舞いを書いてみた

 最後に板木材である。このときになって気付いたのだが、これはハガキのサイズになっていて切手を貼ればふつうにハガキとして送れるらしい。そのため、夏も近いことだし、これに暑中見舞いを書いてみることにした。

 鉛筆で下絵を描く。「暑中お見舞い申し上げます。令和三年 盛夏」という文言に僕の好きなロックバンドのヴォーカルのイラストを添える。そしてそれをハンダごてでなぞっていった。これもバンブーと同様、なかなか焦げ目が付かずに手こずる。特に難しかったのが漢字の「舞」である。髪の毛と髭を黒く塗り潰すのもかなり時間がかかった。

◆実際に届くのか?

 そしてなんとか完成。これはなかなかの出来栄えなのではないか。この表面に宛先を書いて切手を貼り、実際に誰かに送ってちゃんと届くのか検証してみたい。

 編集部宛でこれをポストに投函してみたところ……。数日後、実際に届いたようだ。

 今回やってみたウッドバーニング、おうち時間の楽しみ方としてかなりおすすめである。木材ならなんにでも描けるのでこれでオリジナルのウッドアクセサリーなどを作ることも可能だ。が、火事と火傷にだけはくれぐれも注意が必要である。

 特にハンダごての電源が入っている間は絶対にそのそばを離れないようにしてほしい。

<取材・文・撮影/小林ていじ>

―[借り暮らし40代日雇い男の「100円ショップ」生活]―

【小林ていじ】
バイオレンスものや歴史ものの小説を書いてます。詳しくはTwitterのアカウント@kobayashiteijiで。趣味でYouTuberもやってます。YouTubeで「ていじの世界散歩」を検索。

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