家族からの金銭要求…オセロ中島、三浦春馬さんら、身内の無心に苦しんだ芸能人たち

 お笑いコンビ・オセロの元メンバーである中島知子が、家族からの無心に苦しんでいた過去を告白した。

「文春オンライン」のインタビューで中島が、売れっ子だった芸能界時代を振り返った。「稼ぐようになってから親から金を無心されて芸能にいる間はずっとそれが悩みだった」と語っており、家族との金銭トラブルについて告白している。中島は月々40万円ほど家族に払い続けていたが、少しでも振り込みが遅れると「金の振り込みが遅れてるぞ」と電話がかかってきたそうで、働いていなかった妹の面倒も見させられていたという。

 妹が結婚した際には、結婚式代、出産費用、果ては旦那さんも含めた生活費までも中島が支払っていたというのだから驚きだ。親には「(妹の)子供が学校に上がるまで面倒を見てくれ」と頼まれていたが、心が折れた中島は「自力で生活してください」とやっとの思いで呪縛から逃れた。しかし、その後は妹が周囲に中島のありもしない悪口を言いふらすようになってしまったそう。中島といえば、2013年に占い師による洗脳騒動が話題となっていたが、発端はこう言った家族からのストレスが根幹にあったのかもしれない。また、当時流された中島の闇深い噂についても、家族からのリークがほとんどだとされている。

 ブレークして大金を手に入れたことで、家族との金銭トラブルが起きてしまった芸能人は数多い。今回はそのほんの一例を紹介したい。

■ナインティナイン・矢部浩之

 実家が借金まみれだったナインティナインの矢部浩之は、5月28日放送のフジテレビ系「人志松本の酒のつまみになる話」で、たびたび両親から金の無心があったことを告白している。何度も両親の借金を精算していた矢部は、ある日たまりかねて「(借金)全部教えてくれ。それ出すわ。最後やで」と注告して肩代わりをした。しかし、数ヶ月後には電話が鳴り、矢部が「出さへん。約束したから」と断ると、「誰がここまで育てたと思ってんのや。勘当じゃ!」と筋違いの暴言を吐かれたという。だがその1ヶ月後、今度は夜中に両親揃って矢部のマンションを訪れ、また無心。矢部は仕方なく金を渡し、近所の高級ホテルを部屋に泊らせたが、翌日、フィレステーキなどのルームサービスなどを取っていたことが発覚したという。

■吉川ひなの

 13歳でモデルとしてデビューし、瞬く間にスターへとなった吉川ひなのは、先日発売されたエッセー『私が幸せになるまで』で、両親との金銭トラブルを告白している。吉川が芸能界を去る際、金の管理をしていた両親に稼いだお金をわけてほしいと伝えると、なんと住んでいた家の家賃の1ヶ月分も残っていなかったという。その後も金の無心は止まらず、吉川がしていた500円玉貯金まで奪っていったというのだから恐ろしい。同じく子供の頃から芸能界で活躍している坂上忍は、これについて「ひなのちゃんが子役上がりかどうかは僕はわからないですけど、子役上がりあるある。うちの親父は競艇に使っていました」と明かしている。

■三浦春馬さん

 2020年に30歳の若さでこの世を去った三浦春馬さんも、実母との金銭トラブルや親子関係の破綻がたびたび報じられている。三浦さんはマンションや高級車などを母のために購入しており、実母の身なりも日増しに派手になっていったとされている。それだけではなく、とあるバラエティ番組で三浦さんは、母親に「芸能界をやめたい」と相談したところ、「家のローンどうするのよ?」と言われていたことを明かしている。なお、三浦さんの実母は今年の2月に「週刊新潮」のインタビューできっぱりと否定しており、親子関係の破綻を所属事務所が原因としている。

2021/6/12 7:00

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