地域活性化に本腰 ヒト・モノ・カネ...... 地銀、独自性をどう描く【馬医金満のマネー通信】

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みなさんこんにちは。馬医金満です。

今、地方銀行が「熱い」です。まず一つは、改正銀行法が成立して、事業会社への出資比率が緩和されたというニュースです。

地域経済のために「手をうごかす」

これまで銀行が事業会社への出資する際は、その上限を原則5%(持ち株会社では15%)としてきましたが、その規制を緩和し、地元産品の販売など地域経済に寄与する非上場企業には100%出資を可能とします。

また、今までは銀行ができなかった業務であるシステム販売や登録型の人材派遣、データ分析や広告などの事業を行うことが可能になりました。

これは今後、日本経済の大きなテーマの一つである「事業承継」へのアプローチとして、政府が地銀に対して資金だけではなく、実際に「手を動かす」ように求めていると解釈できます。

ちなみに、外資の銀行・証券会社に日本の会社が買われていくという議論もあるようですが、外国為替及び外国貿易法で規制されている部分ではないかと思うので、今回の法改正とは関係ないのかなという認識にあります。

学生に便利!?「みんなの銀行」に注目

もう一つは、「みんなの銀行」というサービスです。

このサービスは、一部制限はありますが、スマートフォンを通じて原則即時に口座開設が行えるというデジタルバンクで、福岡銀行のグループ会社がサービス提供を行っています。

残高や利用明細を見える化できるのはもちろんですが、おもしろいのは月額600円(税込み)のサブスクリプション型プラン「みんなの銀行 Premium」に申し込むと、口座残高が不足しているときに5万円まで立て替える「Cover」というサービスを利用することができます。

月額600円を手数料として考えると、5万円に対して7200円の手数料なので、14.4%のコミットメントラインとも解釈でき、そう考えると安くはないですが、月末金欠で学生ローンを使ってしまう大学生にとってはありがたいサービスかなと感じています。

今後、地銀の存在意義はますます問われることになると思うので、地銀各行が合併以外にどういった独自色を出してくるのか注目です。

では、また来週!(馬医金満)

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  • 6/12 17:15
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