メンバー発表前の最終戦で快勝、U24横内監督「骨格は見えてきた」…前田大然には「非常に満足」

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 12日、国際親善試合ジャマイカ代表戦を終えたU-24日本代表の横内昭展監督が、試合後のオンライン取材に応じた。

 東京オリンピックのメンバー18名を発表する前の最終戦となったU-24日本代表は、前後半で選手やシステムを入れ替えて戦いながらも、ジャマイカのA代表に4-0で快勝した。横内監督はメンバー選考に向けて、「骨格はある程度見えてきたと思います。スタッフ、(森保一)監督も含めて見直しながら考えていきたいです」と語った。

 U-24日本代表は後半、酒井宏樹、吉田麻也、瀬古歩夢による3バックシステムに変更。横内監督は「プランとしては『絶対守るぞ』というところと、もちろん点取りに行かなきゃいけない、前に人数を増やしたいというのもあって、3バックを少し試してみようと。麻也と宏樹は昨年ヨーロッパのところ(遠征)で経験もありますし、それ以外の選手もこのチームの立ち上げのところでやっていたので、スンナリ入れるかなと」とその意図を説明した。また、直前に負傷の冨安健洋に代わって追加招集された瀬古については、「途中から、しかも最終ラインに入るのはそんなに簡単なことじゃない。すんなり入ってくれて、自分の良さというのは発揮してくれました」と評価した。

 メンバー発表前の最終戦後、選手たちに何を語ったかのかを問われると、「今回少し長い活動でしたが、ピッチ内外で本当にチームのためにというところを考えて活動してくれたことに感謝しました。それでも選考という作業が入って、五輪に選ばれる選手と選ばれない選手がいる。ただ、我々はA代表候補の選手。五輪に選ばれなかったとしても、A代表はずっと続くので、しっかりそこを目指して欲しいという話をした。選ばれた選手に関しては、選ばれなかった選手の思いを自分の胸に刻んで、戦わなければならないという話をして終わりました」と明かした。

 横内監督は選手個々の評価にも言及。先発も無得点に終わった前田大然については、「ゴールという結果はなかったが、それ以外のところ、守備でしっかり戻ってプレスバックしたり、背後を何度も狙ってフリーランニングしたりを見せてくれた。もう少しゴールに直結できるようなシーンがあればもっとよかったが、非常に満足している」とプレーを称えた。また、4人股抜きの先制点を挙げた久保建英のプレーは、「しっかり相手のライン間でボールを引き出して、フリーだったら仕掛けて。得点シーンもそうですけど、積極的にゴールを狙う姿勢。そういうところの積極性は良く出してくれました」と振り返っている。

 横内監督はオーバーエイジ枠の選手たちがもたらす影響についてもコメント。「練習中、試合の中でもチームの勝利のために何をしなきゃいけないかを行動・言葉で表してくれる。選手はそういうのに引っ張られる」と吉田のキャプテンシーを高く評価した。遠藤航については、「A代表で同じコンセプトでやっている。選手としての組み合わせがこの年代ではちょっと違うので、そこのすり合わせができれば、A代表・クラブとあまり変わらず、クオリティ落とさずにできる選手だと思っている」と活躍に期待を寄せている。

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