モデルでタレントのマリエ（３３）の母親で、美容会社役員の玉木真理さん（６７）が、東京都議会選挙（７月４日投開票）への出馬を辞退したと、６月１１日発売の『ＦＲＩＤＡＹ』（講談社）が報じた。

　真理さんは５月１１日に立ち上がったばかりの地域政党「減税とうきょう」の副代表に就任。港区から立候補予定だと、複数の週刊誌で報じられ、雑誌の取材にも応じていた。

　しかし、取材に応じたことで状況は一変。娘のマリエのスタッフから「出馬は自由ですが、出馬した場合にはマリエさんが仕事を休まなければならないかもしれません」と連絡が入ったという。

「さらにマリエ本人からも“どうしても出ないでほしい”と連絡があったといいますが、娘のマリエには以前から出馬を相談しており、前日まで家族全員が出馬を後押ししていたと真理さんは明かしています。

　マリエからの反対を受け、親子ゲンカのような形になったようですが、真理さんは家族の絆を優先し、出馬を断念することに決めたと『ＦＲＩＤＡＹ』に経緯を語っています」（芸能記者）

■マリエは母の出馬を辞めさせ、その後「無視」

　ところが、出馬しないことをメールでマリエに報告したものの、マリエからは電話も返信もなく、真理さんからの電話にも応答しないというのだ。

「５月２８日の『ＦＲＩＤＡＹ』でも真理さんはインタビューに応じていますが、同誌は彼女の動向にかなり注目しているんでしょうね。ただ、気になるのはマリエやそのスタッフが、真理さんに出馬を断念するように連絡したこと。

　たしかに、選挙期間中にタレントがメディアで候補者に有利なことを発言する、といったことはできません。その点はテレビやラジオは特に気を遣って放送を行っています。マリエサイドはそこを懸念して、出馬を断念するように申し出た可能性は高い。

　ただ、そもそもマリエは現在、地上波テレビには出演していないですし、ラジオのレギュラーはありますが、母親の話をしなければいいだけですよね。そう考えると、マリエサイドの“出馬しないで”という主張に、真理さんも納得できない部分はあったのではないでしょうか」（前出の芸能記者）

　真理さんは出馬断念後、マリエと連絡が取れないというが、

「自分から理屈が通っていないような連絡をしてきたにもかかわらず、母親からのメール、電話には応じないという対応も酷いですし、マリエさんが不安定なのではないかと思ってしまいますよね。ただ、マリエさんのこうした対応には、出川哲朗さん（５７）との一件のときとも重なる部分がありますよね」（芸能プロ関係者）

■出川は番組でマリエ騒動に言及したものの……

　４月４日、マリエはインスタグラムのライブ配信で、１５年前に島田紳助氏（６５）に“枕営業”を強要され、その場には出川も同席していたと告白。

　芸能界をすでに引退している紳助氏のほかに、現在も第一線で活躍する出川も強要に加担していたと名指しで批判したため、ライブ配信後に大騒動に発展したのだ。

　１か月以上、沈黙を通していた出川は５月１３日放送の『ダウンタウンＤＸ』（日本テレビ系）に出演。姓名判断による出演者の「運勢ランキング」が発表される際、ダウンタウンの松本人志（５７）から「順位がわかるんでしょ？」「絶対、てっちゃん悪いでしょ」と話を振られ、「いやいやいやいや、大丈夫っす。僕１００％言ってません！　もう本当に」と返した。

　さらに松本が「これはもうしょうがない。“ワーッ”てやったって。静かにしとくしか」と話すと、出川は「これから事実が判明しますから。大丈夫です、大丈夫です」と笑顔で応じていた。

「インスタライブでの告発も、マリエさんは酒に酔った様子で、交際相手だとされる男性から焚きつけられる形で、勢いのまま言ってしまったのではないか、という報道もありました。マリエさんは複数の週刊誌から直撃取材を受け、“酒に酔ってはいない”と主張。なので、その後、より詳細な暴露をするかと思いきや、最初のインスタライブ以上の情報は出てきていません。

　一方の出川さんは何の件についてかは明言はしなかったものの、『ダウンタウンＤＸ』で騒動について言及し、反論しています。結局、今回の母親の出馬の件にしても、出川さんの騒動と根本は一緒な感じがします。マリエさんの考えや真意が定まっていない、という印象を受けてしまいますよね」（前出の芸能プロ関係者）

　インスタライブでの枕営業告発以降、騒動が絶えないマリエ周辺だが、さらなるトラブルが起きてしまう可能性もあるのだろうか――。