クミコ ハウルのテーマ曲を8月に初シングル化 中島みゆき制作のアルバム曲も

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 歌手のクミコが、これまでに発売したアルバム収録2曲を新たに新録し、8月25日にシングルとして発売することが8日、分かった。

 ジブリ映画「ハウルの動く城」のテーマ曲「人生のメリーゴーランド」は、映画のヒットとともに話題となったがシングル化はされず、06年のベストアルバム「わが麗しき恋物語」に収録されたのみだった。

 クミコは「この歌の主人公もまた思い通りにならない人生を生きていて、やはり最後に『明日』を見ます」と説明。「『明日』の見えない今だからこそ皆様にお聴きいただきたい」とコロナ禍で未来を見通せない時代に、再び光を当てた意図を語った。

 もう1曲の「十年」は2007年のアルバム「十年~70年代の歌たち~」の表題曲。シンガー・ソングライター中島みゆきが作詞作曲した。元々は10年間、片思いを続ける女性の気持ちを歌った曲だが、東日本大震災から10年の意味を込めてリメークした。

 2011年3月11日、宮城県石巻市でコンサート開催直前に被災し、公演会場の裏山で一夜を明かしたクミコ。以来、石巻で公演を開くなど復興支援を続けてきたが、葛藤もあった。

 「音楽は、歌は、いったい何の役に立つのだろうか。この問いは2021年の今も、コロナ禍の中で繰り返される問いになりました」

 その上で「『十年』は思いどおりにならない片思いの歌です。でも最後に主人公は『明日』への希望を持ちます」と、被災地との関わりに複雑な思いを抱きながら、希望を求める自身に重ねた。

 アレンジにはブラジルの一流ミュージシャンが集結し、ボサノバ風によみがえっている。

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  • 6/8 10:27
  • デイリースポーツ

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