コンカフェは若者にとって「スナック」的存在?池袋には10軒以上が密集するビルも

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今、繁華街で異様な盛り上がりを見せている業態がある。それがコンセプトカフェ(コンカフェ)だ。新店が次々に出るだけでなく、コロナ禍なのに過去最高益を出す店も少なくない。その“強さ”の謎に迫った!

◆約8割が長年の常連客!正統派コンカフェの代表格

 アニメやマンガ好き女子が集まる「乙女ロード」で有名な池袋は、もともとオタクカルチャーとの親和性が高い街だ。

 そんなエリアには長く続いているコンカフェが多く、なかでも「アカシウス寄宿舎学園」はオーソドックスなコンカフェの代表格。なんと同店の客は約8割が長年の常連客だという。

「コロナが流行してからは土日がいつも以上に混んでいますね。時短営業だと会社帰りに間に合わないので、その分も休みの日に来てくれるお客さんが多いんです。その影響もあり、’20年度は4月を丸々休業したのに、年間売り上げが前年度より上がりました」(店長)

◆スナック街だったビルが今や「コンカフェ横丁」に変貌!

 一方で、池袋のなかには新たなコンカフェの名所ができている。JR池袋駅から徒歩5分ほどにあるフジプラザというビルだ。

 もともと30軒ほどのバーやスナックが入っていた同ビルだが、コロナ禍で空きテナントが増加。そこに続々とコンカフェが入居し、今では10軒以上が密集している。

「コンカフェは5、6坪のバーカウンターしかない物件のほうがむしろ適しているんです。少人数のスタッフで回せて家賃は安いし、内装もDIYで済みますから」(「えあらび」のオーナー)

 ビル内にはコンカフェをハシゴする客もいて、もはや「コンカフェ横丁」と呼べそうな状態だ。

「若い人たちってスナックにあまり行かないじゃないですか? でも、スナック的な居心地のいい空間には憧れるんです。コンカフェは『若年層のスナック』として、そのニーズにハマるんです」

◆働く店を選ぶ最重要ポイントとは?

 また、女性スタッフと話していると、山ほどコンカフェがあるなかでも「働く店を選ぶ最重要ポイントがある」と、教えてくれた。

「制服の可愛さですね! 条件も大切だけど、制服が好みかどうかだけは譲れません。同じくらいの時給でコンビニバイトをするなら、可愛い服を着てシフトも融通が利くコンカフェで働いたほうが絶対にいいじゃないですか」

 池袋は今や新旧のコンカフェ文化が交差する街になっていた。

<取材・文/週刊SPA!編集部 撮影/菊竹 規 渡辺秀之>

―[[コンカフェ]の舞台裏に密着]―


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  • 6/7 15:53
  • 日刊SPA!

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