【WIN5予想】安田記念はコース適性や直近の勢いが重要/伊吹雅也

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【伊吹雅也=コラム「1点で仕留める!WIN5」】

 前回5月30日のWIN5は450万6490円の配当で決着。優勝馬5頭はいずれも単勝5番人気以内の支持を集めていましたが、5レース目の日本ダービー(東京11R)で単勝オッズ1.7倍(1番人気)のエフフォーリアが2着に敗れたこともあり、やや大きめの払戻金額となりました。

 今週からJRAは夏季競馬に突入。古馬のレースに3歳馬が加わります。“2019〜2020年の夏季競馬、かつJRA、かつ3歳以上、かつ1〜3勝クラスのレース”における馬齢別の勝率を見ると、3歳は12.8%、4歳は5.8%、5歳以上は4.7%です。いわゆる“降級制度”がなくなったため、条件クラスのレースは3歳勢が圧倒的に有利。相応に高く評価すべきでしょう。

 ただし、馬齢が3歳だった馬の勝利数シェアをクラスごとに見ていくと、1勝クラスは64.7%に達していましたが、2勝クラスは36.6%、3勝クラスは7.5%に過ぎません。WIN5の対象となるような上級条件のレースは、3歳勢の数がそれほど多くないため、基本的には4〜5歳勢が中心。実際、馬齢が4〜5歳だった馬の勝利数シェアは、2勝クラスが52.2%、3勝クラスが71.3%でした。ちなみに、3勝クラスは5歳以上馬の単勝回収率が115%に達しています。信頼できる4歳馬や妙味ある高齢馬を過小評価してしまわないよう心掛けたいところです。

 明日6月6日のWIN5は総出走頭数が65頭、総組み合わせ数が35万2800通り(土曜12時現在)。前回5月30日の総組み合わせ数は歴代2位タイの141万48通りで、今回はその4分の1程度にとどまりましたから、比較的難度の低い回と言えるでしょう。

【2021年06月06日発売分の1点予想】

東京9R 5.キタノインパクト
中京10R 5.ホッコーハナミチ
東京10R 7.プロヴィデンス
中京11R 9.レザネフォール
東京11R 5.グランアレグリア

【1レース目 ホンコンJCT(東京9R)】

 現在とほぼ同じ条件で施行されるようになってからは、前走も2000mのレースだった馬が優勢。「前走の距離が2000m以外だった馬」は2019年以降[0-2-0-7]と勝ち切れていません。また「前走の上がり3ハロンタイム順位が4位以下だった馬」も2019年以降[0-0-1-6]といまひとつ。エフティイーリス・アルビージャ・ミモザイエロー・クロワドフェール・ディアセオリーなど、今年は出走馬の大半がこれらの条件に引っ掛かっています。

 注目はやはりキタノインパクト。素直に信頼して良さそうです。

【2レース目 弥富特別(中京10R)】

 今年の3〜4回中京ダ1800m、かつ3歳以上・4歳以上のレース(6月5日終了時点)は、内寄りの枠に入った馬が不振。「枠番が1〜2枠の馬」は[2-0-1-19]と安定感を欠いていました。

 チャンスがありそうなのはユアヒストリー・ホッコーハナミチ・リリーミニスター・タイセイアゲイン・ジョウショーリード・モダスオペランディあたり。3歳、かつ2連勝中のホッコーハナミチは押さえておくべきでしょう。

【3レース目 麦秋S(東京10R)】

 臨戦過程に余裕のある馬が中心。「前走との間隔が中4週以内の馬」は2017年以降[0-1-3-38]と、あまり上位に食い込めていません。また「前走の4コーナー通過順が8番手以下だった馬」も2017年以降[0-1-1-28]。アイムポッシブルらは扱いに注意すべきだと思います。

 狙ってみたいのはアメリカンファクト・シホノレジーナ・プロヴィデンス・エアコンヴィーナ・コパノマーキュリーあたり。休養明け2戦目のプロヴィデンスは特に楽しみです。

【4レース目 高山S(中京11R)】

 今年の3〜4回中京芝2000m、かつ5月15日以降、かつ3歳以上・4歳以上のレース(6月5日終了時点)は、内寄りの枠に入った馬が期待を裏切りがち。「枠番が1〜2枠の馬」は[0-0-1-12]でした。ニホンピロスクーロらはあまり強調できません。

 中心視したいのはシルヴェリオ・フライライクバード・レザネフォール・プリマヴィスタ・エヒトあたりの4歳勢。コース適性が高いレザネフォールは面白い存在と言えるんじゃないでしょうか。

【5レース目 安田記念(東京11R)】

 近年はノーザンファーム生産馬や年明け以降に格の高いレースで好走している馬が堅実。一方「生産者がノーザンファーム以外、かつ“同年、かつJRA、かつGI・GIIのレース”において“着順が3着以内、かつ4コーナー通過順が7番手以内”となった経験のない馬」は2017年以降[0-0-0-32]と苦戦しています。ダノンプレミアムらは割り引きが必要です。

 さらに、東京の重賞を完勝したことがない馬や、大敗直後の馬もいまひとつ。「“東京、かつ重賞のレース”において“着順が1着、かつ2位入線馬とのタイム差が0.1秒以上”となった経験のない馬」は2017年以降[1-0-0-37]、「前走の条件が“国内のレース”、かつ前走の着順が2着以下、かつ前走の1位入線馬とのタイム差が0.5秒以上だった馬」は2017年以降[0-0-0-17]と、それぞれ苦戦していました。サリオス・シュネルマイスターあたりは、やや評価を下げた方が良いかもしれません。

 これらの条件を綺麗にクリアしているのはグランアレグリア・ラウダシオン・インディチャンプの3頭。いずれも有力だと思いますが、単勝で保険を掛けることもできる5レース目ですし、まずはグランアレグリア一頭勝負を検討すべきでしょう。

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  • 6/5 19:00
  • netkeiba.com

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