韓国代表のパウロ・ベント監督が歴代最長の在任期間を更新…前任のウリ・シュティーリケ氏を上回る

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 日本代表が2022 FIFAワールドカップ カタール・アジア2次予選で6連勝し、一足早く最終予選に駒を進めた一方、韓国代表が所属するグループHは6月5日に再開を迎える。

 同グループは北朝鮮の棄権により、同国との試合結果が無効となったため順位が変動。当初1位だったトルクメニスタンが3位に落ち、代わって当初2位の韓国が首位に浮上した。韓国は今回、ソン・フンミンをはじめとする海外組の主力を招集。自国で行われる2次予選残り3試合へ向けて、着実に準備を進めている。

 そんななか、現在の韓国代表を率いるパウロ・ベント監督が、同国で歴代最長の在任期間を記録していることをご存じだろうか。

 韓国サッカー協会によると、ベント監督は2018年8月22日の任期開始から現在(6月3日時点)まで、在任日数2年285日を記録。これまでの最長は2014年9月24日から2017年6月15日まで指揮したウリ・シュティーリケ氏(2年264日)だったが、これを上回る形となった。

 ベント監督は初采配となった2018年9月7日のコスタリカ戦(2-0で勝利)から今年3月25日の日本戦まで計28試合の国際Aマッチを戦い、16勝8分4敗の勝率57パーセントを記録している。最多得点差での勝利はW杯2次予選スリランカ戦での8-0で、最多得点差での敗北は国際親善試合のブラジル戦と日本戦での0-3だ。

 韓国代表歴代監督において、アジア予選からワールドカップ本大会までチームを率いることができた監督は、1998年フランス大会のチャ・ボムグン氏と2010年南アフリカ大会のホ・ジョンム氏の2人のみ。ただし、ワールドカップの4年周期を基準にした場合は過去1人もいないため、ベント監督が今回、史上初めて韓国代表を4年間率いた指揮官になる可能性がある。

 もっとも、3月の“日韓戦”で完敗して以降、国内サッカーファンやメディアがベント監督に向ける目は厳しい。前述のシュティーリケ氏は長くチームを率いながら、成績不振を理由にアジア最終予選2試合を残して解任されてしまった。ベント監督も二の舞にならないよう、まずは順当に韓国を最終予選へ導いてくれることを期待したい。

文=姜 亨起(ピッチコミュニケーションズ)

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