【撮影にはホットドッグが必須?】実写映画『101』の知っておくとちょっと楽しい8つの秘密

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ディズニー映画『101匹わんちゃん』の実写映画『101』の映画公開からはや25年!…ということで、かつてVHSで擦り切れるほど観た筆者が勝手に25周年をお祝いして、映画に関する知っておくとちょっと楽しくなる(かもしれない)トリビアをご紹介しようと思います。

1996年公開!ディズニー実写映画『101』とは?

こちらはディズニーのアニメーション映画『101匹わんちゃん』(1961)の実写映画版となります。
1996年公開。クルエラ・デ・ビル役にグレン・クローズ、ダルメシアンたちの飼い主であるロジャーとアニタをジェフ・ダニエルズとジョエリー・リチャードソンが演じました。

ポンゴとパーディというダルメシアンのオーナーである二人の男女が出会い、結婚し、二人の間に子供…の前にわんちゃんたちが子宝に恵まれ、その数なんと15匹!

ところが、白黒ぶち模様のもふもふと幸せに浸る家族に、毛皮を愛するクルエラの魔の手が迫る…!

というあらすじです。クライムかと思いきや、コミカルなファミリー映画でいつ観ても暖かい気持ちになる作品だと思います。

ということで今回は、幼少期をビデオデッキと共に過ごしたと言っても過言ではない筆者の大好きな映画『101』に関する、知っておくとちょっと楽しくなる(かもしれない)トリビアをまとめてみました。

※映画公開から25年が経過しているため、ネタバレには特に配慮しておりませんので、ご注意ください!

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1.こっそりいなくなろうとするパーディタ

『101』の撮影中、クルエラ役のグレン・クローズがセットに登場すると、パーディ役のダルメシアン犬のお嬢さんは決まってこっそり逃げ出そうとしたそうです。

ゴージャスなウィッグに、フルメイク、そしてド派手なコスチュームを身に着けた彼女はスクリーンの中でもかなりの存在感を放っていましたが…彼女のクルエラ・デ・ビルは、思わずワンちゃんも逃げ出すほどの再現度だったのかもしれません。

Glenn Close during "101 Dalmatians" New York Premiere at Radio City Music Hall in New York City, New York, United States. (Photo by Jim Spellman/WireImage)

2.クルエラ役が決まるまで

アニメーションの中からそのまま抜け出してきたのではないかと思うほどに、原作に忠実に再現されたクルエラ・デ・ビル。彼女を演じたのはグレン・クローズです。

オスカーに計8回もノミネートされたことのある演技派女優として知られる彼女ですが、実は一番初めのオファーが来た時には、スケジュールの都合で一度辞退していました。

その理由は、ミュージカル『サンセット大通り』で主演を務めていたため。ちなみに彼女はこの作品でトニー賞主演女優賞も受賞しています。

クルエラを演じたグレン・クローズ(1996年ごろ)

Glenn Close during American Museum of the Moving Image Honors Dustin Hoffman at Waldorf Astoria Hotel in New York City, New York, United States. (Photo by Jim Spellman/WireImage)

ということで、その後白羽の矢が立ったのは、『レイジング・ブル』(1980)でアカデミー賞助演女優賞にノミネートされた経験を持つキャシー・モリアーティでした。

スクリーンテストに望んだ彼女でしたが、その迫真の演技があまりにハマりすぎたのか、ちょっと子供向け映画の悪役には怖すぎる…という評価を受けてしまったそうです。

キャシー・モリアーティと言えば、筆者は『キャスパー』(1995)のお化け屋敷から幽霊を追い出したい女性キャリガン役の印象が強いですね。財宝に目がくらんであの手この手で幽霊を追い払おうとするも、ことごとく失敗してしまう、という性悪なんだけどちょっと憎めない感じのキャラクターを演じています。

さておき、その後ブロードウェイでの仕事を終えたグレン・クロースがクルエラ役を引き受けたことで撮影は進み、英国アカデミー賞メイクアップ賞にもノミネートされるほどの3次元版クルエラ・デ・ビルの誕生につながりました。

キャシー・モリアーティ版のクルエラもちょっと気になりますけどね。

クルエラのスクリーンテストに参加したキャシー・モリアーティ(1996年ごろ)

Cathy Moriarty during "My Best Friend's Wedding" New York City Premiere Party at Plaza Hotel in New York City, New York, United States. (Photo by Jim Spellman/WireImage)

3.毛皮への情熱はフィルムの中だけに

「毛皮はわたくしの唯一の恋人。わたくしの生きがい。わたくしのすべて」

なんてセリフもあるほどに、毛皮への情熱に燃えるクルエラ。毛皮を身にまとうことに対する彼女の強すぎる熱意はアニタを怯えさせるほどでしたが、それはあくまでも映画の中だけの話だったようで。

クルエラを演じたグレン・クローズは、あくまでも衣装にはフェイクファーを使用することにこだわったそうです。

Glenn Close during "101 Dalmatians" Los Angeles Premiere - November 24, 1996 at El Captain Theatre in Hollywood, California, United States. (Photo by SGranitz/WireImage)

4.「パンサー・デ・ビル」

劇中でクルエラが乗り回しているのは、1974年式「パンサー・デ・ビル」という車です。

白と黒のコントラストが美しいクラシックカーですね。パンサー・ウェストウィンズというかつてイギリスにあった自動車メーカーが手掛けたモデルだそうです。まさにクルエラが乗っていそうなデザインだなぁと思います。

アニメーション映画『101匹わんちゃん』(1961)でクルエラが乗っていたのは赤紫の車でしたが、最新作『クルエラ』(2021)ではどのような車が登場するのか楽しみですね。

EDINBURGH, SCOTLAND - MAY 26: A Panther De Ville is parked as Prince William, Duke of Cambridge and Catherine, Duchess of Cambridge host NHS Charities Together and NHS staff at a unique drive-in cinema to watch a special screening of Disney’s Cruella at the Palace of Holyroodhouse on day six of their week-long visit to Scotland on May 26, 2021 in Edinburgh, Scotland. (Photo by Chris Jackson - WPA Pool/Getty Images)

5.101匹どころじゃなかった

映画『101』の撮影に参加したダルメシアンは、101匹…どころではありませんでした。

その数なんと子犬230匹+成犬20匹!

総勢250匹ものダルメシアンのみなさんにご協力いただいたそうです!

そこまで数を確保するのも大変そうですが、点呼をとったり、お迎えに来た飼い主さんに間違いなくお届けしたり、皆さんの分のごはんを用意したり…撮影現場はさぞかし賑やかだったのだろうと想像に難くないですね。

でも監督やカメラマンの間をダルメシアンがひしめき合っている様子を想像すると、ちょっとほほえましい気もします。

CHURCH STRETTON, UNITED KINGDOM - 12 JULY 2011: A Dalmatian bitch, named Milly who herself was born in a huge and rare litter of 16 puppies has proved lightning can strike twice after she also gave birth to 16 beautiful spotted pups six weeks ago on 28 May. Milly's new arrivals were delivered at Newlands Veterinary Clinic in Ludlow, Shropshire. They are now being cared for at home by Lisa and Terry Elvins and their daughters in near Church Stretton, Shropshire, before they are all but one found new homes. (Photo by Diensen Pamben/Newsteam/Getty Images)

6.「おすわり!」

動物になにかをしてもらいたいと思っても、なかなか大変ですよね。

筆者も人生の半分以上犬猫と暮らしてきましたが、いまだに彼らが何を思っているのかさっぱりです。結局のところ、彼らがストレスなく暮らせる環境を人間が過剰な無理のない程度に準備をしていくことが「共に暮らす」ということなのかなぁ、という点に落ち着いたのですが。

さておき、のびのびと生きる動物を撮影するドキュメンタリー映画ならばともかく、脚本に沿って撮影を進めていかなければならない映画ではそうもいきません。

そこで大活躍なのが、動物の訓練士の方々ですね。
カメラにベストな姿が収まるように、カメラの向こう側から動物に合図を送り、座らせたり、顔を向けさせたり、時にはもっと驚くような仕草を取らせることもできる彼らですが、もちろん『101』の撮影でも大活躍だったそうです。

ところが、これにちょっと困らされた方もいたようで。

それが、ポンゴの飼い主ロジャーを演じたジェフ・ダニエルズ。

彼は撮影中、訓練士の方の「おすわり!」の声が聞こえると、ほぼ機械的に近くの椅子に腰を下ろしていたとか。

そのたびに、こう言われたそうです。

「ジェフ、君に言ったんじゃない」

Jeff Daniels during "101 Dalmatians" Los Angeles Premiere - November 24, 1996 at El Captain Theatre in Hollywood, California, United States. (Photo by SGranitz/WireImage)

7.ホットドッグを持ってきて!

そんなジェフ・ダニエルズのエピソードでもう一つ。

彼は撮影中、ベストタイミングで犬に顔をなめてもらうために、なんとホットドッグを顔に塗りたくられていたとか…!

おいしいにおいをさせれば確かにわんちゃんまっしぐらだとは思いますが、「ホットドッグを顔につけるよ」と言われてOKしたジェフ・ダニエルズがすごいですよね。

THE TONIGHT SHOW WITH JAY LENO -- Episode 991 -- Pictured: Actor Jeff Daniels arrives on September 11, 1996 -- (Photo by: Margaret C. Norton/NBCU Photo Bank/NBCUniversal via Getty Images via Getty Images)

8.犬を探して、トレーニングして、犬を探して、撮影して、犬を探して…

総勢250匹ものダルメシアンに協力してもらって撮影に臨んだ映画『101』。

やはりというか、撮影現場のスタッフは多忙を極めていたようで。

撮影中の主なやることリストは、200匹以上のわんちゃんたちの捜索と訓練で埋め尽くされていたとか。

一匹でもいなくなると大変ですし、200匹以上というと、全員がカメラ慣れしているはずないと思うので、さぞかし撮影は大変だったのでしょうね…。

この名作映画はそんな努力の上に出来上がっていると考えると、何度でも観たくなりますね。

Portrait of a dalmatian dog in the corner of the

最後に

長くなりましたが、ここまでお読みいただきありがとうございます!

今回は、アニメーション映画『101匹わんちゃん』(1961)と共に、筆者の思い出深い作品でもある実写映画『101』(1996)の、知っておくとちょっと映画が楽しくなるかもしれない8つのトリビアをご紹介しました。

2021年はディズニー最新実写映画『クルエラ』の公開もあり、かつて公開されたこちらの映画にもまた注目が集まるといいなと思っております。

エマ・ストーンが演じる若き日のクルエラ・デ・ビルの活躍も楽しみですね。

101 Dalmatians (1996) - Trivia - IMDb

↑今回の記事は、こちらを参考にしました (2021.5.31現在)

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