なんばグランド花月が営業再開 400席OKも客35人でイジリ倒し

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 新型コロナウイルス対応の緊急事態宣言の延長に伴い、休業要請が一部緩和されたことを受け、東京都や大阪府にある百貨店や大規模映画館、アミューズメント施設が1日、続々と営業を再開した。

 なんばグランド花月でも、「オール阪神・巨人」、「見取り図」、「メッセンジャー」ら漫才6組と落語、吉本新喜劇が上演された。858席ある客席のうち、観客収容率50%以下の開催が可能なため、宣言期間中は405席を使用。4月24日以来の有観客公演は初回、35人とまだ客足もまばらだが、実力派の芸人たちはすかさず笑いに変えた。

 「メッセンジャー」の黒田有が「ニュースで見たんですけどね、USJはめっちゃくちゃ並んでた。なんばグランド花月は一方…って。全然、客がおらへん。悪意感じるわ。言うてくれよ、並んだのに」と“自虐ネタ”で笑いを誘うと、その後は大阪のおばちゃんネタで爆笑を生んだ。

 漫才のトリは「オール阪神・巨人」。オール巨人が「今日はまだマシです。漫才やってきて46年。30年前の話ですが京都花月で、3人の前で漫才したこともある」と切り出し回顧。「なにが困るって、視線が合うんですよ。一番後ろの人が全然笑えへん。どこかで見たことあるなと思ったら、売店のおばちゃんでしたわ」と笑わせ、「長いことしゃべってへんかったから、よう声が出るわ」と笑みを浮かべていた。

 休業要請が一部緩和され、今後は平日の公演は午後8時まで、観客収容率50%以下で開催される。都内から早朝の新幹線で訪れた男性は「休演中はオンライン配信を見ていたけど、やっぱり生がいいですね。全然違います。本当にうれしいです」と興奮気味に振り返った。大阪の町に笑い声が戻ってきた。

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  • 6/1 16:17
  • デイリースポーツ

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