V6、解散発表後初の新曲に込められた胸のうち「僕らはまだ未完成」

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<ジャニヲタ歴20年・みきーるのJ-ウォッチ>

 明日6月2日、V6の53枚目となるシングル「僕らは まだ/MAGIC CARPET RIDE」が発売されます。「僕らは まだ」は井ノ原快彦さん主演のドラマ『特捜9 season4』(テレビ朝日系)の主題歌であり、V6にとっては解散発表後、初めての新曲となります。

 気がつけばもう6月で、彼らの解散まで約半年。改めてせつなくなりますが、ここへきてなお胸揺さぶる曲を届けてくれる彼らに、「さすが!」と誇らしさがこみ上げます。

「僕らは まだ」は、大人になった自分から、少年だったあのころの自分へ向けて、今の自分のありのままを正直に伝えようとする歌です。少年のころ、「きっと完璧なんだろう」と思っていた“大人”になったけれど、むしろ「僕らはまだ未完成で 完璧には遠すぎて」と、胸のうちを素直にひらいてみせてくれる彼らの、なんと美しいことか。

◆V6を聴いて育った若いアーティストたち

 これを裏付けるように、5月28日放送の『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)では、“V6”を聴いて育った若いアーティストのみなさんが、彼らへの憧れを語っていました。

 あいみょんさんは、「小学生のとき妹といっしょにがんばって(英語詞のある)『HONEY BEAT』を歌って」いて、日向坂46の小坂菜緒さんは、「自分が生まれる前の曲ですが、小学校のとき校内放送で『WAになっておどろう』を聴いて好きに」なり、GENERATIONSの白濱亜嵐さんは、「(長野博さんが演じた)ウルトラマンティガが大好きで、初めて憧れた人。(憧れの人として)DNAにすり込まれて」いるそう。

 また、メンディーさんは三宅健さんと通っている鍼灸院が同じだそうで、「自分が奥の部屋で施術してもらっているときも、三宅さんはわざわざ帰りにバイバイと言ってくれたり、気さくにしてくれる」と感激をあらわにし、さらに片寄涼太さんは、「(V6さんは)トニセンとカミセンに分かれていますが、(呼び方やチームが分かれていることで)よかったことはありますか?」と訊ねるも、森田剛さんに「一度もないんだよねぇ……」と誠実なボールを投げ返され、愛らしくビックリしてしまうなど、V6兄貴たちの味わい深い表情を引き出してくれました。

◆V6の素直な思いが込められた新曲

 この、“後輩たち”が聞かせてくれた「子どものころから親しんだ歌を歌っていて、ヒーローで、やさしくて、茶目っ気もあって……」というイメージこそは、本曲で歌われている“大人像”に被るのだろうと思います。

 それはうそではないし、まぎれもなくV6の真の姿でもあるのですが、「いや、本人からするとそんなことないよ。まだまだなんだよ」という素直な思いを吐露してくれたのが「僕らは まだ」なのだと思います。

◆心のなかの少年を大切にしたい

 本曲は、大人と呼ばれるすべての人が「そう、実はそんな感じ」とうなずいて、肩の荷を下ろせる、みとめの歌。否定も強がりもせず、今の自分という立ち位置をいとおしく見つめられる。そんな歌で、25年という年月を駆けてきたV6だからこそ、説得力をもって響きます。

 ジャニーズのテーマに、「大人は子どもに返れない(だから、子ども時代は尊い)」というのがありますが、子ども時代に返れずとも、“心のなかの少年”を大切にしてあげることはできるはず。

「僕らは まだ」は、“大人のピュアとほんとう”をつめた、逆タイムカプセルのようなもの。自分のなかの少年や少女を抱きしめながら、じっくりと聴き入りたくなります。

 そして、大根仁監督による本曲のMVがまた秀逸。晴れすぎず曇りすぎず、人生のパノラマのような海岸を歩み、はしゃいで相撲をとっておどける彼らに、こわばった心もほぐされます。こちらも、必見です。

<文/みきーる イラスト/二平瑞樹>

【みきーる】
ジャニヲタ・エバンジェリスト。メンタルケアカウンセラーⓇ。女子マインド学研究家。応援歴20年超のジャニーズファン。女心を知って楽しく生きるためのライフハック“女子マインド学”を提唱。著書に『ジャニ活を100倍楽しむ本!』(青春出版社)『「戦力外女子」の生きる道』他。Twitterアカウント:@mikiru、公式ブログ:『ジャニヲタ刑事!』

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