「クラブが信頼もサポートもしてくれないと...」ジダンが退任理由を赤裸々に明かす

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ジネディーヌ・ジダンは、レアル・マドリーのサポーターに監督を辞める理由を説明するために、文書を公開した。フランス人は、2006年に選手として、2018年に監督として、トロフィーを手にすることなくシーズンを終え、これまでの退団に続き、3度目のエル・ブランコ退団となった。

そんなフランス人監督が伝えたかったことを、『AS』が掲載した。ジダンは文章という形で自身が去ることになった理由を赤裸々に告白した。

「親愛なるマドリディスタの皆さんへ。20年以上前、私がマドリーに到着して白いユニフォームを着た最初の日から、あなたたちは私に愛を示してくれた。私たちの間には何か特別なものがあるといつも感じていた。私は歴史上最も偉大なクラブの選手であり、監督であるという大きな名誉を得たが、何よりも私はマドリディスタの1人だ。だから、私はこの手紙を書き、あなたたちに別れを告げ、監督の仕事を辞めるという私の決断を説明したかった」

「2019年3月に、8カ月ぶりにレアル・マドリーに復帰するというオファーを受けたのは、もちろんフロレンティーノ・ペレス会長に頼まれたからだが、それだけでなく、皆さんが毎日のように私に言ってくれたからだ。街であなたたちに会うと、私への応援や、私が再びチームに参加することを望む声を感じた。なぜなら、私はレアル・マドリーの価値を共有しているからだ。このクラブは、ソシオ、ファン、そして全世界のものだ。私はこれまでのすべての行動において、この価値観に従おうとしてきたし、お手本になろうとしてきた。レアル・マドリーに20年間在籍したことは、私の人生の中で最も美しい出来事で、これは2001年にフロレンティーノ・ペレスが私を支援してくれたおかげだと思っている。このことについては、心から感謝している。いつもね」

「私は今、去ることを決めた。その理由をきちんと説明したいと思う。私はいなくなるが、船から降りるわけではないし、監督業に疲れたわけでもない。2018年5月に私が去ったのは、2年半の間に多くの勝利と多くのトロフィーを手にした後、チームが非常に高いレベルに留まるためには新しい考え方が必要だと感じたからだ。だが、今の理由は異なる。私が去るのは、クラブがもはや私に必要な信頼も、中長期的に何かを築くためのサポートもしてくれないと感じたからだ」

「私はサッカーを理解しているし、レアル・マドリーのようなクラブの要求も知っている。勝てない時には去らなければならないことも知っている。しかし、今回の件で非常に重要なことが忘れられてしまった。私が日々築き上げてきたものがすべて忘れ去られてしまったのだ。選手との関係、チームとその周りで働く150人の人々との関係に私がもたらしたものが」

「私は生まれながらの勝者であり、トロフィーを獲得するためにここにいた。しかし、それ以上に重要なのは、人々、彼らの感情、人生そのものだ。私は、これらのことが考慮されていないように感じ、偉大なクラブのダイナミズムの維持が理解されていない印象を受けた。それだけではなく、そのことで私は激しく批判されたこともある」

「私たち全員が成し遂げたことに敬意を払ってほしいと思う。この数ヶ月間のクラブや会長との関係は、他の監督とは少し違ったものであってほしかった。もちろん、特権を求めているわけではないが、もう少し振り返ってみてほしい。最近では、ビッグクラブの監督の人生は2シーズン、それ以上ではない。長く続けるためには、人間関係が不可欠だ。お金よりも、名声よりも、何よりも大切なものだ。彼らはそれに気を配る必要がある」

「だからこそ、敗戦後に“次の試合に勝てなければ解雇される”という記事を読んだとき、私はとても傷ついた。意図的にメディアにリークされたメッセージがチームに悪影響を及ぼし、疑念や誤解を生んだのだから、私だけでなくチーム全体が傷ついた。幸運なことに、私には全力で支持してくれた素晴らしい仲間がいた。事態が不利になったとき、彼らは見事な勝利で私を救ってくれた。彼らは私を信じ、私が彼らを信じていることを知っていたからだ」

「もちろん、私は世界最高の監督ではないが、選手、コーチングスタッフ、その他の従業員など、すべての人に仕事に必要な力と自信を与えることができる。私は、チームが何を必要としているかを完璧に理解している。この20年間、レアル・マドリーで学んだことは、マドリディスタが勝利を求めていることはもちろんだが、何よりも、監督、スタッフ、従業員、そしてもちろん選手たちが全力を尽くすことを求めているということだ。そして、私たちはこのクラブに100%の力を注いできたと断言できる」

「この機会に、ジャーナリストの方々にメッセージを送りたいと思う。私はこれまで何百回も記者会見を行ってきたが、残念ながらサッカーの話題はほとんどなかった。しかし、批判や説教をしたいわけではない。質問がいつも論争にならないようにしてほしかったし、試合や、何よりもこのスポーツで最も重要な存在である選手についてもっと話してほしかったと思う。フットボールのことを忘れずに、大切にしていこう」

「親愛なるマドリディスタの皆さん、私は常に皆さんの一員だ。アラ・マドリー。ジネディーヌ・ジダンより」

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  • 6/1 10:50
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