【浦和vs名古屋プレビュー】6年ぶりのホーム戦6連勝が懸かる浦和…名古屋は最高の形で中断期間に入れるか

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■浦和レッズ 攻守ともに上り調子。コンディション面が最大の不安要素





【プラス材料】
 前節のサンフレッチェ広島戦は2回リードするが、いずれも追いつかれて2-2で引き分けた。しかし、常に先手を取って試合を進めたという点でも勝利に近い試合だったと言える。公式戦の連続無失点は4試合でストップしたが、2失点のうち1失点はCKが直接入るという偶然性の高いもの。大崩れしないチームに成長してきたことを感じさせる。

 試合数にバラつきはあるが、序盤戦は得点力不足に苦しんだ。だが、リーグ戦デビューから4試合連続、通算5得点のFWキャスパー・ユンカーの活躍により、チームの総得点数も試合数を超えてきた。

 また、PKとはいえFW興梠慎三がシーズン初ゴールを決めたのはプラス材料。常々「FWはゴールを取れれば乗っていける」と話してきたストライカーだけに、途中出場でもこれまで以上にゴールが期待できる。

【マイナス材料】
 チーム力を高めてきた浦和レッズだが、2位の名古屋グランパスが相手となれば対戦相手の質が違う。強敵との対戦は勝敗に対して、マイナスの影響を与える要素と言える。

 また、広島戦の後にはリカルド・ロドリゲス監督が疲労の影響を指摘した。それから中3日であり、中心選手のひとりであるMF柴戸海は試合中に何度も相手との接触で痛む場面があった。ボランチの組み合わせは流動的で、MF阿部勇樹、MF小泉佳穂のボランチ起用から、MF武田英寿を起用しての「4-1-4-1」システム採用も視野に入る。その見極めと相手との兼ね合いは試合の行方を左右しそうだ。

 最終ラインを支える選手たちも連続出場となっている。それだけに、最大の不安要素はコンディション面と言える。

文:totoONE編集部

■名古屋グランパス 自慢の堅守を取り戻し、怒涛の攻撃で相手を圧倒できるか





【プラス材料】
 ここ2試合は低調な試合が続いているものの、前節のベガルタ仙台戦の後半に見せた攻撃の迫力はプラス材料に考えたいところ。仙台が守備に傾いた部分はあったが、それでもカウンターのリスクを負ってまで攻めに人数を割く姿勢はこれまでの名古屋グランパスにないものだった。

 DF吉田豊やDF森下龍矢らの推進力は力強く攻撃を援護し、自慢のサイドアタックではFW前田直輝が復調の兆し。フィニッシュの場面にまだ課題が残るが、怒涛の攻撃こそが名古屋の得点パターン。FWマテウス、MF稲垣祥の飛び道具ばかりが目立つものの、彼らの攻めの本質は相手ゴール前になだれ込むような重厚さにある。

 中断前最後の試合を快勝で飾るためにも、前に出る試合を表現したい。

【マイナス材料】
 プラス材料と裏腹なのが不安材料で、今季は先制された試合を逆転できない攻撃の脆弱さが払拭しきれていない。先制すれば勝率は跳ね上がるチームだが、最近は守備面で隙を突かれることも増えてきた。

 その中でDF丸山祐市の長期離脱が決まり、DF木本恭生やDF藤井陽也に期待する部分が大きくなってきている。能力よりも出場機会が足りていない彼らがどれだけのパフォーマンスを発揮できるか、チームが発揮させられるか、という部分でも名古屋の底力が試されている。

 攻撃陣の先制点を待つうえでも、堅守の再建作業は急務中の急務。ゲームキャプテンを務めるDF中谷進之介のリーダーシップにも注目が集まる。

文:今井雄一朗

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