「宅飲み向き調理家電」販売員が買っている3機種と絶対に買わない1機種

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―[家電屋さんのトリセツ]―

 皆さん、こんにちは。関東の某家電量販店に、十数年間務めている店員のスズキです。黒物から白物まで、ジャンルを問わずさまざまな商品の販売に携わり、店長も務めたことがある私が、日々の生活に役立つ家電の情報をお届けしていきます。

◆「宅飲み向き調理家電」の正しい選び方

 前回は「ノイズキャンセリングヘッドホン」を取り上げました。

 2週にわたってサウンド関連の商品を扱ってきましたが、今回は「宅飲みを楽しくする調理家電」をテーマに「販売員が本当に買っている3機種と絶対に買わない1機種」を紹介したいと思います。

 以前の記事でもお伝えしましたが、調理家電はコロナ禍でも好調な製品の1つです。近頃は種類が充実してきて、新進気鋭のメーカーも増えていますが、どこで扱っているのかよくわからないものも少なくありません。

 そこで大手家電量販店でも購入しやすい調理家電の中から、宅飲みを楽しくしてくれるものをセレクトしました。

◆人気沸騰のカクテルビールサーバー

 1位はグリーンハウスの「GH-BEERLS-BK」で、実勢価格は1万1000円前後になります。

 GH-BEERLS-BKは、今特に話題のカクテルビールサーバー。‘21年5月に発売された最新モデルで、毎秒4万回の振動でクリーミーな泡が作れます。

 また、内部にはお好みの缶ビールやジュースなどを2本入れられるので、オリジナルのビアカクテルを楽しむこともできます。

 最大1Lのビールサーバーやドリンクサーバーとしても使用可能ですし、単3形乾電池2本でどこでも使えるので、キャンプなどのアウトドアにも重宝しそうです。

 夏に向けて、ますます人気が高まっていくのではないでしょうか。

◆ハンディ型電動式かき氷器

 2位に選んだドウシシャの「DHIS-20」も夏にピッタリの調理家電です。

 このDHIS-20は’20年3月に発売されたハンディタイプの電動式かき氷器で、実勢価格は4000円前後になります。

 ボタンを押している間だけ作動するので、氷の量を簡単に調節できますし、氷の状態に合わせて刃の高さを調整することで、好みの氷の粗さに変えられます。

◆コードレスタイプも便利

 デザートや料理はもちろん、カクテルなどにも使えます。

 ちなみに、DHIS-20はコードタイプですが、単3形アルカリ乾電池4本で動くコードレスの「CDIS-20」も売られています。

 実勢価格は同じく4000円前後なので、キャンプなど屋外でも使いたい方はCDIS-20を選ぶといいでしょう。

◆燻製がつくれるロースター

 続いて3位は、室内で燻製が調理できるパナソニックの「けむらん亭 NF-RT1000」です。

 実勢価格は2万4000円前後で、’15年9月に発売された商品になります。

 ほかの商品と比べると発売時期がちょっと前になりますが、業界初となる燻製メニューを搭載したロースターで、いまも根強い人気を誇ります。

◆お手入れも簡単で使い勝手は良好

 焼き魚はもちろん、専用容器に別売りの燻製チップと食材を入れるだけで、簡単に燻製を作ることができます。

 多くの調理家電の悩みのタネであるお手入れがラクなのも好印象。「オートクリーン」モードを搭載していて、庫内に塗布された独自の特殊塗料が約280度の高温に反応。

 一定時間熱せられることで飛び散った油脂を分解して焼ききってくれるので、庫内の手入れも簡単に行えます。

◆優秀な後継機の登場で微妙な存在に…

 逆に今オススメできないのは、’19年5月に発売されたグリーンハウスの「GH-BEERO」になります。

 これは缶ビールや瓶ビールに対応したスタンドビールサーバーで、非常に人気の商品なのですが、GH-BEERLS-BKが登場したことでちょっと微妙な存在になってしまいました。

 基本的な性能はGH-BEERLS-BKとほとんど同じですが、内部に入れられるのは1本だけなので、ビアカクテルを作ることができません。

◆型落ち後もほぼ値段は下がらず

 価格が安ければ、型落ち商品としてオススメできるのですが、今のところ実勢価格は1万円前後とほとんど変わらないのがともかく残念。

 GH-BEEROは決して悪い商品ではないのですが、今ビールサーバーを買うなら、機能の増えたGH-BEERLS-BKを選んだほうがいろいろ楽しめると思います。

 調理家電は店舗で体験するのが難しいですが、サイズは確認できると思います。

 台所は利用できるスペースが限られているので、事前に実物をチェックしておくと安心ですよ。

◆〈家電販売員が本当に買っている宅飲み向き調理家電BEST3〉

▼1位 グリーンハウス「GH-BEERLS-BK」 実勢価格:約1万円
毎秒4万回の振動でクリーミーな泡が作れるビールサーバー。内部に缶ビールやジュースを2本入れられる構造で、オリジナルのビアカクテルも楽しめます。コードレスタイプで、キャンプやバーベキューなどの夏のアウトドアにもピッタリ

▼2位 ドウシシャ「DHIS-20」 実勢価格:約4000円
ハンディタイプの電動式かき氷器。氷の量や粗さを調整して、簡単にかき氷が作れます。デザートや料理はもちろん、カクテルなどにも使えます。コードレスのCDIS-20もあります

▼3位 パナソニック けむらん亭「NF-RT1000」 実勢価格:約2万4000円
業界初となる燻製メニューを搭載したロースター。焼き魚はもちろん、専用容器に別売りの燻製チップと食材を入れるだけで燻製が作れます。お手入れが楽なのもうれしいですね

◆〈家電販売員は選ばない宅飲み向き調理家電のWORST〉

▼1位 グリーンハウス「GH-BEERO」 実勢価格:約1万円
缶ビールや瓶ビールに対応したスタンドビールサーバー。性能が悪いわけではありませんが、今ビールサーバーを購入するなら、機能が充実していて実勢価格がほぼ同じGH-BEERLS-BKを選ぶのがオススメです

―[家電屋さんのトリセツ]―

【家電量販店のスズキ】
関東近郊の家電量販店で10年以上働く現役販売員。黒物から白物までジャンルを問わずさまざまな売り場を担当。実績が認められて大型店の店長を務めた経験もあるが、接客のほうが性に合うため、本部に直訴し現場復帰を果たす

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