本当に牡蠣の味がする!「黒くないオイスターソース」で余り野菜を絶品レンチン料理に

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 レンチン料理を絶品にする、魔法の調味料。

 最近、野菜が安くなっています。これは春の気候が良かったことや、コロナ禍による流通変動が要因となり、葉物野菜を中心に価格が下落。その状況は、農林水産省が、「野菜を食べよう」プロジェクトを打ち出すほどになっています。これをポジティブに解釈すれば、野菜をたくさん食べることで、ヘルシーな食事を実現しながら、家計の節約ができるかもしれないということ。

 ということで前回に引き続き「野菜を賢く大量消費する簡単アイディア」を紹介します。第2回は、電子レンジ調理のメリットを最大級に生かした「オイスターナムル」の作り方をご案内していきます。

◆レンチンナムルを絶品にする調味料を発見

 格安で購入した野菜や冷蔵庫に残っている野菜を、なるべく簡単に大量消費でき、栄養素のロスを最低限に考慮した調理法は、ズバリ「電子レンジ」による加熱。そうです、レンチン調理は必ずしも邪道ではなく、メリットもたくさんあることを忘れてはなりません。

 特に緑黄色野菜や硬めの野菜は、ほどよくしんなりすることで食べやすさも実感できますから、あとは“味付け”が重要ポイントになります。そこで今回オススメしたいのが、愛知県・名古屋市にある調味料メーカー、コーミ株式会社が作る「オイスターソース」(230g・税込507円)なのです。

 見た目で「あれ?」と思いませんか? オイスターソースって黒いのが定番なはず。こちらのオイスターソースは琥珀色? 黄土色? のような明るい色が特徴です。

◆本当に牡蠣の風味がする!

 器に出してみると一目瞭然です。化学調味料や着色料を一切使用せず、広島産の牡蠣を身のまますりつぶして作られているため、牡蠣の香りをしっかり感じることができます。

 そもそもこれまでのオイスターソースで牡蠣の味や香りを感じたこと、ありましたか? おそらく多くの方がノーという答ではないでしょうか。大概の商品はなんとなくコク旨で濃厚。あれはあれで美味ですが、このオイスターソースはまったく別次元の本物感。この風味を一度体験してしまうと、もう戻れなくなってしまうと思います。

 そのくらいおいしい! 今回は、これとごま油を合わせるだけの簡単調理なのですが、実際に作っていくことにしましょう。まずは2束100円で購入して1束余っていた小松菜を使ってみました。

◆2~3分のレンチン。あとは味付けするだけ

 小松菜を水洗いして、食べやすい大きさにザクザク切りましょう。泥がたくさんついている場合は切ってから水洗いをして、ザルに上げて水気をよくきってください。これを耐熱ボウルに入れ、ふんわりラップをかけて、600ワットで3分間加熱してください。加熱の前に調味料を加えてはいけません。この段階で塩分が加わると野菜の水分が流出しやすくなるため、ベチャベチャとした仕上がりになってしまいます。

 加熱が終わったら、やけどに注意しつつボウルを取り出してラップを外してください。そこにオイスターソース大さじ2とごま油大さじ2を加えて温かいうちに良く和えてください。薄味が好みの人は、調味料を半分量にすると良いでしょう。

 温かいうちにすぐに食べてもOKですが、粗熱が取れて味がなじんだタイミングがベスト。大量に作っておけば、付け合せ用の野菜メニューにもなるので便利ですし、パーティーでの大皿料理としてもシンプルに存在感を発揮してくれます。

◆ブロッコリー、ニンジン、きのこ…なんにでも合う!

 小松菜の他には、ブロッコリー、ニンジン、ほうれん草、きのこ類など、なんでもアリ。驚くほど万能感があるので、皆さんのお気に入り野菜を見つけてみてください。

 加熱時間は野菜や量で異なりますが、2分を目安に、足りないようなら1分ずつ足してみてください。そのくらいアバウトで大丈夫です。

 野菜の大量消費は義務感を持たず、気軽においしく料理するのが最高ですね!

<文/食文化研究家 スギアカツキ>

【スギアカツキ】
食文化研究家、長寿美容食研究家。東京大学農学部卒業後、同大学院医学系研究科に進学。基礎医学、栄養学、発酵学、微生物学などを学ぶ。現在、世界中の食文化を研究しながら、各メディアで活躍している。女子SPA!連載から生まれた海外向け電子書籍『Healthy Japanese Home Cooking』(英語版)好評発売中。著書『やせるパスタ31皿』(日本実業出版社)が発売中。Instagram:@sugiakatsuki/Twitter:@sugiakatsuki12

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