河本準一の多難な芸人人生!救ったのは「夜のお店」だった

拡大画像を見る

 引っ張りだこのテレビタレントとは言いがたいが、息の長いお笑い芸人に次長課長の河本準一がいる。地上波のレギュラー番組は2本と少なめで、コロナ禍でさらに仕事は不安定。だが、YouTubeやSNSを通じてプロデュース企画を発信。お米やファッションを中心とした通販サイト「準組」、芸人仲間のエハラマサヒロとボーカル&ギターユニット「MJ」を立ち上げ、精力的に活動している。

 河本は、ピンチを数多く経験してきた。急性膵炎に2度、昨年は大腸憩室炎に罹患して、辛い入院生活を送った。さかのぼって12年には、母親の生活保護不正受給が発覚して、謹慎処分を食らった。その間は養護施設や老人ホームでボランティア活動に精を出した。

 転んでも起きあがる精神は、若手時代に培った。生きるためには汚れ仕事も断らず、駆け出しのころには関西で有名だった深夜のお色気番組「おとなのえほん」(サンテレビほか)に出演。先輩のコンビ芸人・へびいちごの島川学とともに、シリーズ最後(96年)のレギュラーメンバーだった。ある日は、大人の店をレポート。超マニアックな相撲プレイを何時間にもわたって取材させられ、日給はたったの1000円。先輩がいた手前、文句を言えなかったという。

 芸人に艶系や下のほうの仕事はつきものだ。しかし河本の場合は、上京、結婚、パパになっても吉本のギャラだけで食えなかったため、アルバイトをせざるを得なかった。また、夜の店のお世話になった。

「03年に元大阪パフォーマンスドールの重元直美さんと結婚。東京に進出してしばらくは仕事がなく、芸人としての月収は4万円程度。吉本が運営する新宿の劇場『ルミネtheよしもと』の近所にある託児所に子どもを預け、出番が終わると歌舞伎町の案内所でバイト。かたや奥さんは、元アイドルの美貌を利用して銀座のクラブでバイト。月に40万円を稼ぐ人気嬢でした。当時は、みのもんたに指名されたといいます」(実話誌ライター)

 人生の岐路で夜のお店に助けられた河本の芸人人生。現在、関東唯一のレギュラー番組「じっくり聞いタロウ~スター近況(秘)報告~」(テレビ東京系)では奇しくも、夜の世界で生きる人間に根掘り葉掘り聞くホスト役だ。ベテラン芸人は、黒歴史さえ糧にする。

(北村ともこ)

関連リンク

  • 5/23 18:00
  • アサ芸Biz

スポンサーリンク

記事の無断転載を禁じます