【イルカと強い美女が大好き】リュック・ベッソン監督のオススメ映画9選

拡大画像を見る

ジャン=ジャック・ベネックスやレオス・カラックスとともに「恐るべき子供たち」と称され、フランス映画界に新風を巻き起こしたリュック・ベッソン監督。最近はアクション映画の製作が目立ちますが、カルト的な人気のある初期作品も魅力です。そこで今回は、リュック・ベッソン監督のオススメ映画をご紹介します。

プロフィール

SAN DIEGO, CA - JULY 21: Director Luc Besson attends the EuropaCorp press line during Comic-Con International 2016 at Hilton Bayfront on July 21, 2016 in San Diego, California. (Photo by Frazer Harrison/Getty Images)

1959年フランス出身。幼少期より海洋生物学者になる夢を抱いていたが、事故によって断念。高校中退後、映画会社に入社してニュース映画のアシスタントを務め、アメリカに渡ってハリウッド流の映画製作を学んだ。

帰国後は映画製作会社を設立。人気シリーズ『TAXi』『トランスポーター』『96時間』などの製作を手掛けた。1999年以降はプロデュース業や脚本執筆を中心に活動し、監督業については1度引退宣言をしたが、2010年に撤回。その後も映画を撮り続けている。

『最後の戦い』(1983)

天変地異による気候変動のため、文明が荒廃した近未来を舞台に、生き残った4人の男性が、1人の女性をめぐって戦う。

モノクロでセリフがないのは、大気汚染によって声帯の機能が失われたという設定による。リュック・ベッソン監督のデビュー作で、アボリアッツ国際ファンタスティック映画祭審査員特別賞と批評家賞を受賞した。

当時まだ無名だったジャン・レノが「乱暴な男」として出演し、これをきっかけに監督とタッグを組むようになった。人類最後の女性を奪い合う男たちの姿が滑稽に見えるが、最後には不思議な感動を覚えるSFファンタジー。

『サブウェイ』(1984)

元恋人の夫が主催するパーティに侵入し、重要書類を盗み出して地下鉄の構内へ逃げ込んだ主人公は、彼女にお金を持ってくるように要求する。

リュック・ベッソンの出世作。地下鉄の構内に住むクセモノたちと出会った彼は、彼らに音楽の才能があることを見抜き、ライブを開く計画を立てる。

ジャン・レノが無口なドラマーを淡々と演じ、イザベル・アジャーニの美しさに目が釘付け。ライブ中に主人公の命が狙われるというクライマックスから一転、あっけらかんとしたラストになるのがいい。

『グラン・ブルー』(1988)

フリーダイビング競技会で名を馳せていた男は、記録を競い合うライバルを求め、自分が唯一才能を認めていた幼なじみを見つけ出そうとする。

幼い頃からイルカに魅せられ、会社の名前にも“イルカ”とつけたリュック・ベッソン監督のイルカ愛が炸裂。伝説のフリーダイバーであるジャック・マイヨールをモデルに、2人のダイバーと海に生きる男を愛してしまった女性の苦悩と葛藤を描く。

『グレート・ブルー』の完全版。エリック・セラの音楽が力強い映像と見事にマッチし、CGではないラストシーンの幻想的な美しさが今でも語り継がれている。

『ニキータ』(1990)

銃撃戦で警官を射殺してしまった麻薬中毒のニキータは、素質を見込まれ、政府の秘密警察に暗殺者として雇われることになる。

表向きは終身刑だが、強制的に暗殺者の訓練を受けさせられるニキータ。抵抗しても無駄だと悟った彼女が、ジャンヌ・モローから「女を武器にしなさい」と口紅を塗られるシーンが印象的だ。

恋人と暮らしていても過酷なミッションから逃れられず、ニキータは泣きながらこっそり銃を構える。リメイク版『アサシン』との違いを見比べると面白いだろう。ジャン・レノが殺し屋役で出演しているので、お見逃しなく。

『レオン』(1994)

孤独な殺し屋レオンは、麻薬密売組織に家族を皆殺しにされた少女が、助けを求めて逃げ込んできたことから、迷った末に保護をする。

『ニキータ』でジャン・レノが演じた寡黙な殺し屋をモチーフにした作品。子役だったナタリー・ポートマンの美少女ぶりが話題になり、ジャン・レノがこの役で大ブレイクした。

世間の片隅で肩を寄せ合うようにして生きる2人。殺し屋になりたいおませな少女に振り回され、オロオロする中年男の微笑ましい姿はお約束だ。泣ける映画として常に上位にランクインされているリュック・ベッソン監督の代表作。

『フィフス・エレメント』(1997)

2263年邪悪な存在を倒す鍵を握るモンドシャワン人が、地球にやって来ることになったが、殺し屋の攻撃を受けて殺害されてしまう。

ミラ・ジョヴォヴィッチが、超高層ビルの窓から落ちてくるオレンジ色の髪を持つ美女を演じて一躍人気スターに。彼女は偶然出会ったブルース・ウィリスと共に、反生命体と地球が衝突するのを防ぐために奔走する。

2人が会いに行く連邦最高の歌姫のライブが圧巻。悪を滅ぼす武器のキーとなる5番目の要素=フィフス・エレメントとは、一体何なのか。悪役ゲイリー・オールドマンの変な髪型が笑いを誘う。

『ジャンヌ・ダルク』(1999)

15世紀百年戦争下のフランスに住むジャンヌは、姉を虐殺されて心に傷を負っていたが、神父から「いつか神に必要とされる日が来る」という言葉をかけられる。

神格化されがちなジャンヌ・ダルクの人生を1人の女性という視点から描いた伝記映画。信仰心が強い彼女のそばにはいつも神がいるが、だからといって決して神の使いではないという解釈が新鮮だ。

戦闘や宗教裁判のシーンがリアルで、過激な描写が物議を醸しだした。強い女性が好きなリュック・ベッソン監督らしい力強い演出と、ミラ・ジョヴォヴィッチの美しさに救われる娯楽作品。

『アンジェラ』(2005)

ギャングから借りた大金を返せない主人公は、期限が迫ってきたことから絶望し、川へ飛び込もうとしたところ、突然金髪の美女が現れて先に飛び込んでしまう。

夢に破れて自尊心が傷つき、人生を諦めかけていた孤独な彼が、謎の美女の登場によって立ち直っていく物語。モノクロ映像が美しい。

借金問題を解決してくれた上に、自分を無条件に受け入れてくれるわ、手放しで励ましてくれるわで、まるで人間とは思えぬ夢のような女性。そんな彼女の正体が明らかになってからの展開が見どころだ。

『LUCY/ルーシー』(2014)

マフィアの闇取引に巻き込まれてしまった主人公は、麻薬が入った袋を体に埋め込まれ、運び屋を命じられる。

それは、脳の潜在能力を極限まで引き出すという新しい麻薬。結局彼女はその薬によって脳が加速的に覚醒していき、超人的な力を発揮できるようになる。

脳が100%覚醒したら、人間性を失って超能力者に?平凡な生活を送っていた彼女は、果たして元の自分に戻れるのか?スカーレット・ヨハンソンが悪党たちを軽くやってつけていくのが爽快である。

関連リンク

  • 5/22 8:05
  • 映画board

スポンサーリンク

ニューストップへ戻る

記事の無断転載を禁じます