俳優・稲垣吾郎「47歳の今」を激白(1)「仕事に鮮度をなくしちゃいけない、と思ってる」

拡大画像を見る

 国民的アイドルとして、長年にわたって活躍してきた稲垣吾郎。華やかなスポットを浴びる中で、ずっと意識し続けてきたことがあるという。

■「僕の根本は間違いなく〝俳優〞です」

「15歳のとき、NHKのドラマに出演して以来、僕はずっと〝俳優〞であることにこだわってやってきました。もちろん、グループの一員だった期間が長いので、見る人にとってはアイドルだったり、タレントだったりするかもしれませんが、僕の根本は間違いなく〝俳優〞です」(稲垣=以下同)

 1989年、NHKの朝ドラ『青春家族』で本格的にドラマデビュー。それ以降、多忙なグループ活動のかたわらで、絶えず演技を磨いてきた。

「特に20代から、舞台はずっと続けてきました。そこで俳優として成長できましたし、30代の半ばからは主人公だけじゃなく、ヒールとかイヤなヤツとか、エキセントリックな役柄も演じるようになった。主役にこだわらないことで役の幅が広がりましたし、それが今につながっている。僕にとって大きな転機でしたね」

 そんな稲垣も現在47歳。だが、見た目的には、若い頃とまったく変わらない。そこにも長い間、第一線を走ってきた男のプロ意識がある。

■「仕事に鮮度をなくしちゃいけない」

「見た目に気を使うのも、俳優の仕事の一部。でも突然、鼻を高くしたりするのは無理なので(笑)、今自分が持っているポテンシャルをできるだけ引き出したいと思っています。若い頃は〝もっと作り込みたい〞と思っていた部分もあるけど、最近は、流動的でナチュラルなものに美しさを感じますね」

 俳優としての強いこだわりは、外見だけではない。

「僕は、仕事に鮮度をなくしちゃいけないと思っているんです。この仕事を続けていると、〝こうすれば80点くらいは出せるな〞みたいに、やり方が分かってきちゃう部分がある。〝お茶の間の顔〞になると見る人も許してくれるし、その結果、どんどん慣れ合いになって、凝り固まってしまいかねない。でも、そこでふんぞり返ったら終わり。だから常にフレッシュな気持ちで臨めるようにしています」

(スタイリング:黒澤彰乃 ヘアメイク:金田順子)

異色のダークファンタジーよるドラ『きれいのくに』

自分の容姿に悩みを抱えた高校生たちが 暮らすのは、大人たちが同じ顔をした世界。男性は“稲垣吾郎”、女性は“加藤ローサ ”の顔 ばかりの世の中で彼らはどう生きるのか!?

「狂気とコメディが共存したドラマです」「僕自身、何役も演じるのは初めての経験。同じ顔で同じ声なのに違う人物ですから、力量が試された気がしましたね」(稲垣)

NHK総合 毎週月曜よる10時45分~

出演:青木柚、見上愛、岡本夏美/吉田羊、加藤ローサ/稲垣吾郎他

いながき・ごろう

1973年12月8日生まれ。1991年CDデビュー。2017年に草なぎ剛、香取慎吾と共に「新しい地図」を立ち上げる。俳優としてドラマや映画で活躍。主な出演作に、ドラマ『不機嫌な果実』( テレビ朝日系)、連続テレビ小説『 スカーレット』(NHK)、映画『半世界』『  ばるぼら』、舞台『No.9-不滅の旋律-』 がある。

関連リンク

  • 5/21 7:40
  • 日刊大衆

スポンサーリンク

記事の無断転載を禁じます