70階建ての高層ビルが原因不明の揺れ パニック映画のごとく逃げ惑う人々(中国)

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中国・深セン市の中心街である福田区にて今月18日、高層ビル「SEGプラザ」が突然左右に揺れ始め、内部や周囲にいた人々が避難するという事態に発展した。

2000年に建設されたSEGプラザの高さは300メートル近くあり、70階以上もある内部には多数のテナントが入っており深セン市内では18番目に高い超高層ビルだという。

揺れが発生したのは午後1時頃で、外にいた人がその様子を撮影していた。そこにはSEGプラザを背にカメラ側に向かって逃げ惑う人々の姿が映されている。

ビルの揺れは目視で確認することはできないが、周囲の騒然とした様子から緊迫した現場の空気感が伝わってくる。それはまるで映画の撮影ではないかと勘違いしてしまうような混乱ぶりだ。

揺れが発生してから1時間後の午後2時には、中にいた全員が外に避難したことが確認された。

このビルは1~10階に電子機器等を扱う店が多く入っており、深セン市内でも有名な電気街である。揺れが発生した翌朝以降に店舗関係者は必要な物を取るため入場を許可されたが、一般客は入れないよう建物は封鎖された。

当時、ビルの2階で働いていたフー・ジエンさん(Hu Jian)は「9階にいた人たちは地震が起きたような揺れを感じたと話していましたが、2階では何も感じなかったですね」と当時を振り返った。

なお当時、地震が発生していた事実は確認されておらず、建物を揺らすほど風も強くなかったという。また地面に亀裂や外壁の損傷なども、現在までに確認されていない。

調査にあたった専門家は「建物の構造や周辺環境に、安全上の異常は見られなかった」と公表しており、関係者たちは揺れた原因が分からず困惑しているという。

このニュースを見た人々は「これは怖すぎる」「映画のワンシーンみたいなパニックぶりだ」「ゴジラでも現れたのか?」などのコメントを寄せた。

また一部からは「建物の揺れが分からないけど、本当に揺れているの?」「揺れたせいで逃げているんじゃなくて、警報音の誤作動とかじゃない?」と揺れ自体が本当に起きたのかと疑う声も見られた。

こうした声に対し、地元メディア『Shenzhen Pages』がTwitterに建物上部に設置された細い2本のポールが激しく揺れている動画を投稿しており、揺れは実際に起きていたことが明らかとなっている。

画像は『South China Morning Post 2021年5月19日付「Shenzhen’s landmark electronics skyscraper closed for investigation after shaking triggers panic」』『風再起時【香港挺郭后援會3】 2021年5月18日付Twitter「剛剛中午時分、位於深圳華強北、樓高73層的賽格電子大廈突然搖晃、原因不明也沒地震」』『Shenzhen Pages 2021年5月18日付Twitter』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)

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  • 5/21 4:00
  • Techinsight japan

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この記事のみんなのコメント

1
  • いち(

    5/21 12:53

    さすが中国。

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