若手社員3人が本音で告白。信頼できる上司、できない上司の違いとは

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 新卒時はバブル崩壊、就職氷河期、そして今はコロナ禍でリストラ、失業危機とシビアな社会人人生を歩む40代、50代の会社員。

 しんどい環境に置かれている中年だが、20代、30代からはどう見えているのか? 3人の若手会社員に率直な意見を聞いた。

◆「若者を叱るな」は本当?

高橋裕子さん(仮名・34歳・家電メーカー):「今の若者は叱っちゃいけない」ってよく言われるけど、どう思う?

永瀬祐樹さん(仮名・25歳・ITベンチャー):アウトプットと人格を切り離さずに「だからお前は」みたいな言い方をする人は、頭が悪いなって。客観的に成果物に対して指摘されるのであれば、全然OK。

藤原加奈さん(仮名・30歳・金融):そうそう、「叱っちゃいけない」じゃなくて「叱るならちゃんと叱って!」ってこと。たとえば、SNSに何か書き込むときは、いったん自分のなかで客観的に文言をチェックするでしょ。これはさすがに言いすぎだなとか。

 そういう頭の中の推敲作業ができてなくて、「感情を発散してるだけ」って感じた瞬間に、急に冷めるよね。

高橋:頭ごなしに「自分たちはこうやってきた!」みたいなことを言われても、「それって、もう再現性ないじゃん」としか……。

藤原:で、こっちが理屈で攻めると、急に「俺も辛いんだよ」みたいなことを言う。

永瀬:知らんし(笑)。こっちだってWindows2000(大企業で窓際なのに年収2000万円のお荷物社員)になりたいよ。

◆若手に好まれる中年像

高橋:逆にカッコいい人は?

永瀬:定量(営業成績など数値化しやすい要素)と定性(モチベーションなど数値化しにくい要素)のバランス感覚に長けている人かな。視野が広くて、多角的に物事を評価できる。だから、社長に対しても新入社員に対しても、向き合い方が一緒なんだよね。

藤原:あと、自分たちと同じ景色を見てくれている人は頼もしいよね。たとえば、第三者に対する評価で、若手が感じている部分にもちゃんと気づいている人。

 下にはパワハラ、上にはごますりの典型的な嫌なヤツを、「いや、あいつは熱い男で~」とか擁護しだしたら、同じ穴のムジナだよ。

◆ポジションよりもその人にバリューがあるか

高橋:逆に、上のむちゃぶりを止めてくれる先輩には惚れる!

藤原:社内でポジションが高くなくても、「これは教えられる」「これはできないから、誰々に聞くといいよ」って全体像がわかってる人は、すごくいい先輩だなって思う。

永瀬:会社法上では、取締役以外は全員「従業員」だから、ポジションよりもその人にバリューがあるかのほうを僕らは見ているよね。

<取材・文/週刊SPA!編集部>

―[[イケてる中年]の肖像]―


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  • 日刊SPA!

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