頭脳戦・心理戦が楽しめる映画おすすめ8選!天才・サイコパスたちの戦いを見よ!

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世の中にたくさんいる頭のいいひとたちが繰り広げる、ありえないような頭脳戦、心理戦・心理戦を描いた名作を紹介します!

バッド・ジーニアス 危険な天才たち

バッド・ジーニアス 危険な天才たち

バッド・ジーニアス 危険な天才たち

2017年/タイ/130分

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あらすじ
小学生のころから成績はずっとオールAで、中学時代は首席となった天才的な頭脳を持つ女子高生リン(チュティモン・ジョンジャルーンスックジン)は裕福とは言えない父子家庭で育ったが、その明晰な頭脳を見込まれ、進学校に特待奨学生として転入する。新しい学校で最初に友人となったグレースを、リンはテストの最中に“ある方法”で救う。その噂を聞きつけたグレースの彼氏パットは、より高度な方法でカンニングを行い、答えと引き換えに代金をもらうというビジネスを持ちかける。リンは指の動きを暗号化する“ピアノレッスン方式”という方法を編み出す。リンの元には瞬く間に学生が殺到し、多くの生徒を高得点に導く。しかし、学校が誇るもう一人の天才で生真面目なバンクとの出会いによって波乱が起こる。リンたちは、アメリカの大学に留学するため世界各国で行われる大学統一入試・STICを舞台に最大のトリックを仕掛けようと目論み、バンクを仲間に引き入れようとするが……。

出典元:https://eiga-board.com/movies/90519

公開時、新宿武蔵野館の連続満員記録を作ったタイ発のカンニングサスペンス。

誰かが死んだりするわけではなく、単に「カンニングが成功するか否か」のサスペンスとそれに付随する階級差、友情、人間ドラマを描いた作品ながら、めちゃくちゃハラハラするし、どうやってカンニングするかのアイデアが実話をもとにしているだけあって、「その手があったか!」と思ってしまうリアリティ。

主人公の天才リンを演じているチュティモン・ジョンジャルーンスックジンのボンドガールさながらの異常なスタイルの良さも相まって、スパイ映画を見ているかのような気分になってしまう。

頭がいいからこそできるカンニングの代行という商売を見事な頭脳戦サスペンスに昇華した傑作。

AWAKE

AWAKE

AWAKE

2019年/日本/119分

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あらすじ
大学生の英一(吉沢亮)はかつて、日本将棋連盟の棋士養成機関・奨励会に所属し、棋士を目指していた。だが、降格すれば奨励会を去らなければならない大一番で、同世代の中で圧倒的な強さと才能を誇る陸(若葉竜也)に敗北。プロの道を諦めた英一は、普通の学生に戻ろうと、大学に入学したのだった。ところが、幼少時から将棋しかしてこなかった英一が、急に社交的になれるはずもなかった。ぎこちない学生生活を始めたものの、なかなか友人もできないまま。そんなある日、ふとしたことからコンピュータ将棋と出会う。独創的で強い。まさに自分の理想とする将棋を繰り出す元となるプログラミングに心を奪われた英一は早速、AI研究会の扉を叩く。そこで、変わり者の先輩・磯野(落合モトキ)の手ほどきを受けることに。自分の手で生んだソフトを強くしたい……。生まれて初めて将棋以外の目標を見つけ、プログラム開発にのめり込んでいく英一。数年後、コンピュータ将棋の大会で優勝した英一は、棋士と対局する電王戦出場の依頼を受ける。最初はその申し出を拒否するが、相手がかつてのライバル・陸だと知り……。

出典元:https://eiga-board.com/movies/94367

2015年に起きた竜王戦でのプロvsコンピューター棋士の対戦にインスパイアされた山田篤宏監督のデビュー作で、将棋の世界をあきらめてコンピューター将棋の開発に挑んだ天才と、棋士の世界でのし上がる天才の因縁の戦いを描いた究極の将棋ドラマ。


具体的なプログラミング内容や、手の順番が描かれるわけではないが、主演の吉沢亮と若葉竜也の演技がすさまじいうえに、コンピューター将棋側が無理目な戦いに挑む展開かと思いきや、中盤ですでにプロ棋士側が追いつめられるという意外な展開もあり楽しめる。

単純な勝敗を超えたラストの大人な後味もたまらない。

ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密

ナイブズ・アウト 名探偵と刃の館の秘密

ナイブズ・アウト 名探偵と刃の館の秘密

2019年/アメリカ/131分

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あらすじ
世界的ミステリー作家で大富豪のハーラン・スロンビー(クリストファー・プラマー)の85歳の誕生日パーティーがNY郊外の館で催される。しかしその翌朝、ハーランは遺体となって発見された。パーティーに参加していた資産家の家族や看護師、家政婦ら屋敷にいた全員が第一容疑者という中、名探偵ブノワ・ブラン(ダニエル・クレイグ)は匿名の人物からこの事件の調査依頼を受ける。ブノワは家族のもつれた謎を解き明かし、事件の真相に迫っていく……。

出典元:https://eiga-board.com/movies/93109

『ルーパー』でブレイクし、『スター・ウォーズ 最後のジェダイ』で賛否両論の激論を巻き起こした奇才・ライアン・ジョンソンのオリジナル脚本によるひねりまくったサスペンス。

郊外の豪邸が舞台の密室殺人、という設定自体はベタだが、誰が犯人なのか、被害者はなぜ死んだのか、簡単に開かされてしまう予想外の展開、そしてその奇策が出オチにならないさらなる数々のツイスト、ダニエル・クレイグ、アナ・デ・アルマス、クリス・エヴァンス、ジェイミー・リー・カーティス、ドン・ジョンソン、マイケル・シャノンら超豪華キャストが場合によってはただのミスリード要因として使い捨てられる豪華なキャスティングなど、最後まで展開が読めない。

そして、最後にはとある天才の手のひらで多くの人が踊らされていたと分かる展開に、不思議な爽快感が訪れる。

裏切りのサーカス

裏切りのサーカス

裏切りのサーカス

2011年/イギリス フランス ドイツ/128分

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あらすじ
東西冷戦下、英国情報局秘密情報部MI6とソ連国家保安委員会KGBは熾烈な情報戦を繰り広げていた。そんな中、英国諜報部<サーカス>のリーダー、コントロール(ジョン・ハート)は、組織幹部の中に長年にわたり潜り込んでいるソ連の二重スパイ<もぐら>の存在の情報を掴む。ハンガリーの将軍が<もぐら>の名前と引き換えに亡命を要求。コントロールは独断で、工作員ジム・プリドー(マーク・ストロング)をブダペストに送り込むが、ジムが撃たれて作戦は失敗に終わる。責任を問われたコントロールは長年の右腕だった老スパイ、ジョージ・スマイリー(ゲイリー・オールドマン)と共に組織を去ることとなる。直後にコントロールは謎の死を遂げ、引退したスマイリーのもとに<もぐら>を捜し出せという新たな命が下る。標的は組織幹部である“ティンカー”ことパーシー・アレリン(トビ―・ジョーンズ)、“テイラー”ことビル・ヘイドン(コリン・ファース)、“ソルジャー”ことロイ・ブランド(キアラン・ハインズ)、“プアマン”ことトビー・エスタヘイス(デヴィッド・デンシック)の4人。過去の記憶を遡り、証言を集め、容疑者を洗いあげていくスマイリー。浮かび上がるソ連の深部情報ソース<ウィッチクラフト>、そしてかつての宿敵・ソ連のスパイ、カーラの影。やがてスマイリーが見い出す意外な裏切り者の正体とは……。

出典元:https://eiga-board.com/movies/49466

実際のスパイ経験者ジョン・ル・カレの同名小説を、ゲイリー・オールドマン、コリン・ファース、ベネディクト・カンバーバッチ、マーク・ストロング、ジョン・ハートら英国の激渋名優たちをそろえて映画化した重厚でリアルで難解なスパイ映画。

アクションも特殊ガジェットもなく、70年代に実在のスパイ組織MI6(通称:サーカス)内部で起きるソ連の内通者探しを、重厚な映像と、余計な説明がほとんどない探り合いのサスペンスで淡々と描かれており、何度も見たくなるくらい難しい作品。見るほうの頭脳も鍛えられる名作です。

ブラック・クランズマン

ブラック・クランズマン

ブラック・クランズマン

2018年/アメリカ/128分

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あらすじ
1970年代半ばのアメリカ。ロン・ストールワース(ジョン・デヴィッド・ワシントン)は、コロラド州コロラドスプリングスの警察署で初の黒人刑事として採用される。署内の白人刑事から冷遇されるロンだったが、情報部に配属されると、新聞広告に掲載されていた過激な白人至上主義団体KKK<クー・クラックス・クラン>のメンバー募集に電話をかける。徹底的に黒人差別発言を繰り返すロンは、やがて入会の面接まで進んでしまうのだった。騒然とする所内の一同。だが、どうやって黒人がKKKに会うのか。そこで、ロンの同僚の白人刑事フリップ・ジマーマン(アダム・ドライバー)に白羽の矢が立つ。電話はロン、KKKとの直接対面はフリップが担当し、二人で一人の人物を演じることになる。任務は過激派団体KKKの内部調査と行動を見張ること。果たして、型破りな刑事コンビは大胆不敵な潜入捜査を成し遂げることができるのか……。

出典元:https://eiga-board.com/movies/91290

70年代に起きた黒人警官による人種差別団体KKKへの潜入捜査の実話を、黒人映画の第一人者スパイク・リーが脚色して映画化した異色のサスペンスコメディ。

頭脳戦と言うものの、主人公に騙されるKKKがバカすぎるきらいはあるのだが、それでもばれるかばれないかのサスペンスは随所にあり、そこを乗り切る機転の面白さとそれに付随する笑いで楽しめる。

もちろん本質は大まじめな差別の問題に切り込んだ社会派映画であり、ラストは引き裂かれるようなぎょっとする終わり方をするので注目してほしい。

ゴーン・ガール

ゴーン・ガール

ゴーン・ガール

2014年/アメリカ/149分

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あらすじ
アメリカ・ミズーリ州。幸せに満ちた理想的な結婚生活を送るニック(ベン・アフレック)とエイミー(ロザムンド・パイク)だったが、結婚5周年を迎えたその日にエイミーの姿が忽然と消える。家には争った形跡があり、さらにキッチンからエイミーの大量の血痕が見つかった。警察は失踪と他殺の両面から捜査を進めるうちに、アリバイがあいまいなニックを疑う。美しい若妻が失踪したこの事件は注目され報道は過熱、ニックは全米から疑いの目を向けられカップルの知られざる秘密が明るみになる……。

出典元:https://eiga-board.com/movies/81258

公開時「結婚怖い!」と世界中を震撼させたデヴィッド・フィンチャーの強烈なマリッジサスペンス。


誰もがうらやむ賢くて美しい妻が失踪した夫。

話が進むにつれてだんだんと夫のしょうもなさと、そして妻の深すぎる闇が明らかになっていく。

後半、妻の目論見が明らかになってからも、夫の行動を何手先までも読んで予想外の仕掛けをぶつける読めない展開だらけで、最後の最後は「結婚」の業の深さが否応なく描かれて心底ぞっとしてしまう。

ザ・ギフト

ザ・ギフト

ザ・ギフト

2015年/アメリカ/108分

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あらすじ
シカゴからカリフォルニア州郊外に移り住んだ若い夫婦サイモン(ジェイソン・ベイトマン)とロビン(レベッカ・ホール)は、人もうらやむ幸せな生活を送っていた。その新天地はサイモンの故郷でもあったことから、偶然、買い物中に高校時代の同級生ゴード(ジョエル・エドガートン)から声をかけられる。ゴードのことをすっかり忘れていたサイモンだったが、旧友との25年ぶりの再会を喜んだゴードは、次々と贈り物を届けてくる。しかし、その過剰な様子に、2人は次第に困惑。とりわけサイモンは露骨にゴードを煙たがり、ついに強い口調で“もう自宅に来るな”と言い放つ。やがて夫妻の周囲で続発する奇怪な出来事。そこへ、ゴードから謝罪の手紙が届くが、そこにはサイモンとの過去の因縁をほのめかす一文があった。果たして25年前、彼らの間に何があったのか。頑なに口を閉ざす夫への疑念を募らせ、自らその秘密を解き明かそうとしたロビンは、衝撃的な事実に行き当たる……。

出典元:https://eiga-board.com/movies/86852

『ウォーリアー』『イット・カムズ・アット・ナイト』で知られる渋い名優ジョエル・エドガートンの初監督作にして、自分が主演して年月が経っても忘れない恨みを晴らすサスペンスを展開。

エドガートン本人が演じる心の内が読めない、かわいそうな過去を抱える復讐者ゴードのキャラ造詣が「リアルにいそう!」とゾワゾわ来るのはもちろん、彼に対して負い目ありまくりなサイモンがどんな復讐をされるのか、どうすれば防げるのかを考える静かな心理戦が面白い。

ラストはあまりの展開に口あんぐりになってしまう胸糞映画。

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パリのラ・サンテ刑務所。
その中でもとりわけ厳重な警戒が敷かれている牢獄に、ガスパールという男が入所してくる。
そこには最年長のリーダー格のボスラン、脱獄のプロのロラン、無愛想なマニュ、そして女たらしのジョーという4人の個性豊かな男たちがいた。
彼らは独房の地下へと穴を掘り進める脱獄計画を立てており、ガスパールを警戒していたものの、話し合いの結果彼を仲間に迎え入れる。
こうして、ガスパールを含めた5人の男たちはひたすら穴を掘り進める・・・。

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フランスの名匠ジャック・ベッケル監督の代表作にして、脱獄映画の元祖的名作。

60年前のモノクロ映画だが、どうやって脱走するのかのシミュレーションが実話ゆえに徹底されており、ただ主人公たちが壁を叩いて土を掘り進んでいくさまを丁寧に描くだけで、これ以上ないくらいの緊張感が生まれるつくり。今見てもこのスリルは色あせない。

脱走準備の痕跡を消すまでの丁寧な過程を見ているだけでも面白いし、脱獄囚たちと看守側の「気づいているのかいないのか」「どちらが先に勝負に出るのか」の心理戦も目が離せない。

気は衒っていないが、とにかく最後まで気が抜けない上に、最後は決していい話とは言えないながら不思議な後味を残るラストを迎える古びない名作です。

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