【鹿島vs横浜FMプレビュー】通算対戦成績は鹿島がリード…横浜FMは敵地で9年ぶりの白星奪取を目指す

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■鹿島アントラーズ 守備戦術の整理が不敗に直結。鉄壁の守りで連勝継続へ





【プラス材料】
 12日に行われた第21節は2位の名古屋グランパスをシュート数ゼロ本に抑える完璧な守備を披露し、今季初の3連勝を飾った。相馬直樹監督が就任してからの公式戦は8試合で5勝3分と不敗が続く。守備戦術の整理がなされ、常勝軍団としてではなく「チャレンジャーとして戦っていく」という姿勢が、この結果につながっていると言えるだろう。

 プレーする選手たちから迷いが消えている。名古屋戦での守備は、相手に何もさせなかったと言えるほど素晴らしいものだった。また、攻撃に目を移すと、セットプレーからDF犬飼智也が先制点をマーク。終盤には流れの中から完璧な崩しでダメ押しゴールを奪っている。

「良い守備から良い攻撃が生まれる」と言われるが、今の鹿島アントラーズはそれを実行できている。本来の力を発揮しつつあるようだ。

【マイナス材料】
 離脱していた選手たちも戦列復帰を果たし、コロナ禍で合流が遅れていた新助っ人たちも練習に参加した。加えて、リーグ戦3連勝中。チームとしてマイナスポイントを見つけるのは難しい状態と言える。

 あえて挙げるとするならば、流れの中からの得点が少ないことくらいだろうか。セットプレーから得点が生まれており、チャンスの数も少ないわけではない。それだけに、重箱の隅をつつくようなマイナス材料でしかない。

 もうひとつ加えるとしたら、好ゲームを展開した後の試合はそれほど簡単ではないこと。うまくいかないことへのリアクションや適応が遅くなるためだ。相馬監督が掲げる「チャレンジャー」として試合に臨むことができれば、それも解消できるだろう。

文:totoONE編集部

■横浜F・マリノス 絶好調の攻撃&守備で久しぶりの鬼門攻略なるか





【プラス材料】
 開幕節の川崎フロンターレ戦に敗れたものの、それ以降は11試合負けなしで順位は3位。その内訳も8勝3分とほぼパーフェクトで、とにかく絶好調と言っていい。現在4連勝中で、その間は13得点・1失点と文句なし。さらに課題だった守備面にも改善が見られ、直近の3試合はいずれも無失点で勝利を手にしている。

 FWオナイウ阿道とFW前田大然がともに8得点を挙げ、得点ランキングの上位に名を連ねている。4月下旬にチームへ合流したブラジル人ストライカーのFWレオ・セアラも短い出場時間ながら公式戦で2得点を記録するなど、コンディションを上げてきた。

 また、4月11日に行われた第9節のベガルタ仙台戦で負傷して全治約4週間と診断されたFW仲川輝人が戦線復帰する可能性も。勢いに乗っているチームにさらなる追い風が吹けば、鬼に金棒だ。

【マイナス材料】
 横浜F・マリノスにとって『県立カシマサッカースタジアム』で行われる鹿島アントラーズとのアウェイゲームは鬼門だ。

 リーグ戦での最後の勝利は2012年まで遡る必要があり、以降は8年連続で黒星を喫している。15シーズンぶりのリーグ優勝を手にした2019年は1-2、昨季も2-4で敗れた。その時々のチーム状況に関係なく、白星に縁遠いのが鹿島とのアウェイゲームである。

 今節は前節のヴィッセル神戸戦で負傷交代したFWマルコス・ジュニオールの欠場が濃厚。攻撃のキーマンを欠いてこの一戦に臨まなければならない。苦手意識を克服し、さらに背番号10不在という苦境を乗り越え、9年ぶりにアウェイで鹿島から勝ち点3をもぎ取れるか。

文:totoONE編集部

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