西部劇だからと言って昔の映画ばかりじゃない!現代の傑作西部劇3選

拡大画像を見る

「西部劇」と聞くと往年の名作映画を思い浮かべる人が多いかもしれませんが、実は現代にも「西部劇」の傑作は多いのです!今回は、そんな西部劇の傑作3作品をご紹介!

『ある決闘 セントヘレナの掟』(2016)

https://www.imdb.com/title/tt2436682/mediaviewer/rm1972376064?ref_=tt_ov_i

作品情報・あらすじ

公開:2016年
製作国:アメリカ
監督:キーラン・ダーシー=スミス
出演:リアム・ヘムズワース/ウディ・ハレルソン/アリス・ブラガ/エモリー・コーエン/ウィリアム・サドラー/ホセ・ズーニガ ほか

テキサス州ヘレナ、そこで二人の命を賭けた決闘が行われていた。
デヴィッド・キングストンの父はその決闘に敗れ、エイブラハム(ウディ・ハレルソン)という男の手により殺されてしまう。
22年後、青年へと成長したデヴィッド(リアム・ヘムズワース)はテキサス・レンジャーとして、とある任務を任される。
それは今や予言者として崇められているエイブラハムを調査するものだった・・・。

予告編・見どころ

父親を殺された青年が復讐に挑む、ウェスタン・ノワール。
西部劇と狂信的なカルト集団という異色の組み合わせで描かれているのが新鮮な一本。
そのかけ離れた2つの要素を上手く機能させられている印象も強い。
カルト集団を壊滅させるという目的や細かいストーリーに注視せず、単純に西部劇としては、なかなか良い仕上がりだと思います。
ラスト30分の銃声のみがこだまする銃撃戦はその情景も相まって、見事に登場人物たちの思惑や心情を浮かび上がらせています。
まさに西部劇ファンは必見!
父親の復讐を果たそうとするテキサスレンジャーの男デヴィッド役に扮するのは、リアム・ヘムズワース。
正直なところ、本作を鑑賞するまでは、リアム・ヘムズワースという俳優はその容姿やカリスマ性でものを言ってきた俳優という印象が強かったのですが、デヴィッドというキャラクターが持つ影の部分や心の奥底までをも体現した演技を本作で魅せられ、その演技力に驚かされました。
ひとりの俳優として着実に成長していることをうかがわせる好演です。
ウディ・ハレルソンとの演技合戦も見どころ。

『悪党に粛清を』(2014)

https://www.imdb.com/title/tt2720680/mediaviewer/rm4058041600?ref_=tt_ov_i

作品情報・あらすじ

公開:2014年
製作国:デンマーク
監督:クリスチャン・レヴリング
出演:マッツ・ミケルセン/エヴァ・グリーン/ジェフリー・ディーン・モーガン ほか

デンマーク人のジョン(マッツ・ミケルセン)は、妻子をアメリカに呼び出し、平穏に暮らそうとしていた。
しかし、謎の2人組に家族を殺され、ジョンは復讐の鬼と化す・・・。

予告編・見どころ

デンマーク製の西部劇で、ここまでウエスタン色を出して、ノワール調に描いたのは、評価したいです。
若干、話に動きが出るまで長く感じる部分もあるのですが、それでもしっかりと主人公のカタルシスが描かれていて、ダークな世界観も大変面白い作品です。
粗い映像表現が逆に世界観を表していて、好きな部分でもあります。
主演のマッツ・ミケルセンが魅せるのは、‘‘静’’の演技。
寡黙で、表情に動きはないのですが、銃を構えた時の目つきには凄まじいものがあります。
悪党デラルー役のジェフリー・ディーン・モーガンは、『ウォーキング・デッド』ニーガン役を彷彿とさせる冷酷非道な役どころを見事に演じて魅せます。
信念を感じさせるエヴァ・グリーンの表情で語る演技も素晴らしいのですが、重要な役どころを匂わせておきながら、あまり活躍しない部分が少し残念です・・・。

『マグニフィセント・セブン』(2016)

https://www.imdb.com/title/tt2404435/mediaviewer/rm155127296?ref_=tt_ov_i

作品情報・あらすじ

公開:2016年
製作国:アメリカ
監督:アントワーン・フークア
出演:デンゼル・ワシントン/クリス・プラット/イーサン・ホーク/ヴィンセント・ドノフリオ/イ・ビョンホン ほか

カンザス州およびインディアナ準州の委任執行官を務めるサム・チザム(デンゼル・ワシントン)は、指名手配犯を追って訪れた小さな町で、とある依頼を受ける。
それは、町を牛耳る悪党パーソロミュー・ボーグ(ピーター・サースガード)をどうにかしてほしいというものだった。
依頼を請け負うことにしたチザムは、仲間を集め、圧倒的に不利な戦いに身を投じていく・・・。

予告編・見どころ

1960年の『荒野の七人』を鬼才アントワーン・フークアがリメイク。
フークアの描き出す映像には、西部劇のような男臭い雰囲気が毎度漂っており、まさにうってつけの起用といえるでしょう。
物語自体は王道の英雄譚が展開され、オリジナルに敬意を払いつつ、新鮮味を随所に感じさせるという具合です。
それは主人公をアフリカ系アメリカ人にしたことやメンバーにアジア人を加えるなどの多様性が大いに影響していると言えるでしょう。
そういう意味でも、当時の物とは一線を画す、とても現代的な作品と言えるのです。
そして、面白いのが‘‘仲間集め’’と‘‘敵との戦い’’という2パートにきっちりと分かれているところで、133分という上映時間の中で、2部構成の映画を観たようにさせます。
アクションにも迫力があり、オリジナルが公開された1960年当時にタイムスリップしたかのごとく、西部劇黄金期のまさにアメリカ映画と言えるような作品です。

関連リンク

  • 5/11 20:53
  • 映画board

スポンサーリンク

記事の無断転載を禁じます