『鉄腕DASH』好調のワケはKing&Prince・岸優太の「育成ゲーム」化? 存在価値と「特筆すべき点」とは

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 TOKIOのご長寿冠番組『ザ!鉄腕!DASH!!』(日本テレビ系)が、今春も好調だ。長瀬智也が3月末にTOKIOを脱退、ジャニーズ事務所からも退所したことで、3人体制となったTOKIOだが、5月2日の『DASH』は世帯視聴率12.5%、個人視聴率7.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録。裏のライバル番組『ナニコレ珍百景』(テレビ朝日系)が世帯10.7%、個人6.3%に終わる中、好記録を残した。

「数年前のように世帯15~16%を余裕で獲るようなことはなくなりましたが、それでも堅調に推移しています。当時は城島茂、そして元メンバーの山口達也の技術や経験がプロをも超えるということで、ネットを中心に“神”などと持ち上げられていました。また、城島が松岡昌宏の優しい一言に涙するという放送で、20%以上を獲得することも。その頃の神がかった勢いは落ち着いたものの、高水準をキープしている『珍百景』に今も勝っています」(業界関係者)

 ネット上では、長瀬の不在が『DASH』の視聴率に影響を及ぼす可能性が心配されていたが、現在、番組は良い意味で変革の時期がきているという。

「King&Prince・岸優太をはじめとする後輩メンバーの投入です。当初は、人気企画『0円食堂』にKAT-TUN・中丸雄一などをピンポイントで参加させる程度でしたが、現在ではほぼ毎週、後輩ジャニーズが出ています。つまり、番組のイズムを継承する後輩をTOKIOが育てている状況。今後、言ってしまえば、TOKIOがいなくても、この番組が引き継がれる可能性はあるわけです」(同)

 現在、TOKIOのもとで“修行”中の後輩ジャニーズには、岸のほかにSixTONES・森本慎太郎、関西ジャニーズJr.のAぇ!group・草間リチャード敬太がいる。そのメンツの中でも、特に岸の存在価値は大きいという。

「ジャニーズでありながら、タレントとしてスレておらず、自分を大きく見せようともせず、また無理に笑いを取ったり、先輩をイジることもしない。King&Princeという大人気ジャニーズなのに、田舎の素朴な青年を思わせる雰囲気は、彼にしか出せない味です。さらに特筆すべきは、その“無知”にあります。かつてのTOKIOが、DASH村を開墾し、故・三瓶明雄氏など地元福島・浪江町の方々から農業のイロハを教わるまでは土を触ったこともなかった若者だったように、岸はいわば20年前のTOKIO。今、かなり“教えがい”があるのです」(同)

 ちなみに5月2日の放送では、国分太一から「芽キャベツ」と聞いて、岸は「芽キャベツ知らないです、初耳です。そんなのあるんですか?」と仰天。国分に「芽キャベツのできかたを知ったらビックリするから」と言われると、「(ネットで)調べます」と発言、「調べたらすぐ写真出てきちゃうから」と注意されていた。

 また、この後、蕎麦打ちの名人である城島から、蕎麦粉をひとまとめにするための粘り成分として“つなぎ”との言葉を聞いた岸は、これまた「つなぎ……?」と困惑。国分から「そっか。そこからいろいろ勉強していこう」と励まされ一幕があった。

 TOKIOも一通り農業、林業、漁業といった第一次産業から、工業・建築業などの第二次産業までマスターしてしまった今、残されたのは後進の育成ということか。

「これまで明雄さんに教えられたきたノウハウを、今度はさらに次の若い世代に教えていくという形を採用することで、番組は自然にリニューアルしていくことができます。そういう意味では、今後の『DASH』は、“岸優太育成ゲーム番組”と、とらえることもできるでしょう」(同)

 これまでは万能ぶりを遺憾なく発揮するTOKIOを見て感心する番組だったが、一度リセットして、何も知らない若手ジャニーズを育てるというベクトルに切り替えた『DASH』。その未来は明るいと言えるだろう。
(後藤壮亮)

  • 5/11 16:52
  • サイゾーウーマン

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この記事のみんなのコメント

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  • 本当に、林業をマスターしていたら、厚さ12mmの木製名刺等という、どうしようもない物が、出来上がるはずないんですが… (-_-;)

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