ゼンハイザーがコンシューマー部門をソノヴァに売却

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 ゼンハイザー(本社・ドイツ)とソノヴァ ホールディング(本社・スイス、ソノヴァ)は、ゼンハイザーブランドでの将来の協力体制について、5月7日に発表した。世界的医療用補聴器の販売会社であるソノヴァがゼンハイザーコンシューマー事業を買収し、ゼンハイザーから完全に引き継ぐ。監督官庁による承認を条件としたこの計画は、今年末までにソノヴァへの事業移行を完了する予定。

 ゼンハイザーは、将来はプロフェッショナル事業に注力することと、コンシューマー事業ではパートナーを探すことを今年2月に発表していた。ゼンハイザーのコンシューマー製品は、高品質のサウンド体験を提供している。ゼンハイザーコンシューマービジネスの事業譲渡により、ソノヴァはヒアリングケアポートフォリオにゼンハイザーのヘッドホンやサウンドバーを加えることとなる。
 ソノヴァは、今回の事業買収により、ビジネス領域をさらに強化する。ゼンハイザーの世界的なオーディオリーディングカンパニーとしての長年にわたる技術の蓄積や市場での評判と、ソノヴァの高い技術や聴覚学のノウハウを生かし、シナジー効果を出していく。また、ゼンハイザーと長きにわたり協力し、ゼンハイザーの顧客に対しても将来一流のサウンド体験を提供し続ける。さらに、将来のゼンハイザーブランドに関するライセンス計画も締結する。
 ソノヴァへのコンシューマー事業部の完全譲渡は、ゼンハイザー評議会で同意される。ソノヴァはスイスに本社がある安定した優良企業で、ソノヴァに移るゼンハイザーの従業員は、さらに国際的に活躍できる場が広がることになる。なお、現状で約600人程のゼンハイザー従業員がコンシューマー事業に属している。
 ゼンハイザーは75年以上、妥協のないオーディオエクスペリエンスを提供してきた。ソノヴァは、開発と生産領域もゼンハイザー コンシューマー エレクトロニクスから引き継ぐため、エンドユーザーは変わらぬオーディオ体験を得ることが可能となる。また、今回の事業譲渡にともない、ゼンハイザーは、Pro Audio、Business Communications、Neumannに注力していく。この三つのビジネス・ユニットで、市場の平均以上に成長し、すでに確立した世界市場での強力な地位をさらに高めていく方針。

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  • 5/11 9:00
  • BCN+R

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