非接触&1杯30秒でハイボールが完成! 飲食店向けドリンクロボット

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 TechMagicは5月10日、昨年から研究開発しているアルコールドリンクを自動で提供する飲食店向けドリンクロボットについて、原理検証(PoC)が完了し、実証実験に向けて調整を進めていると発表した。今年下半期には、実際の店舗に導入する予定。

 これまで、ビール・ウイスキー・氷などの専用ディスペンサーは存在したが、複数のドリンクメニューを1台で、しかも自動で提供できるものはなかった。今回のドリンクロボットは、ロボットアームが各ディスペンサーから必要材料を自動で抽出し、組み合わせることで、複数種類のドリンクを1台で自動で提供することができる。
 液体が目一杯入ったグラスを移動させる際、高速にグラスを移動させると液体がこぼれてしまうため、移動速度増加による高速化には限界があった。今回のロボット開発では、移動中のグラスをあえて傾けることで、液体がこぼれないようにすることに成功した。これによって、非接触でドリンク1杯当たり30秒での提供が可能となった。
 また、ドリンクグラスを供給する機構を備えており、ドリンクを注ぐ直前でグラスの急速冷却を行う。紙コップやプラスチックコップではなく冷えたドリンクグラスを使用することで、触感のクオリティを落とすことなく本格的なドリンクを提供できる。
 なお、このドリンクロボットは、アルコールドリンクの提供に必要な最小単位のロボットユニットで設計されており、それらを組み合わせることでさまざまな店舗への導入が可能な仕様となっている。同ロボットを導入することで、店舗スタッフの生産性向上に加え、コロナ禍では、省人化による厨房内の密の回避や、食品と人との接触機会の低減を実現し、飲食店の感染症対策に寄与する。

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  • 5/10 17:30
  • BCN+R

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