笠井信輔、池江璃花子選手への辞退要請は「間違っている」 五輪開催反対の声は「政治家やオリンピック委員会に」

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池江璃花子選手は7日、自身のツイッターに「いつも応援ありがとうございます」と記して、インスタグラムのダイレクトメッセージやツイッターのリプライ欄に、東京五輪を「辞退してほしい」「(開催について)反対に声をあげてほしい」などの声が届いていることを明かした。そして「もちろん、私たちアスリートはオリンピックに出るため、ずっと頑張ってきました。ですが、今このコロナ禍でオリンピックの中止を求める声が多いことは仕方なく、当然の事だと思っています」、「私も、他の選手もきっとオリンピックがあってもなくても、決まったことは受け入れ、やるならもちろん全力で、ないなら次に向けて、頑張るだけだと思っています」と今の気持ちを吐露した。

また2019年2月に白血病と診断されたことを公表し、約10か月が経った同年12月に退院した池江選手は「1年延期されたオリンピックは私のような選手であれば、ラッキーでもあり、逆に絶望してしまう選手もいます」、「持病を持ってる私も、開催され無くても今、目の前にある重症化リスクに日々不安な生活も送っています」と丁寧に説明している。寄せられたコメントの中には、非常に心を痛めた内容もあったそうだ。そのうえで「私に反対の声を求めても、私は何も変えることができません」、「私に限らず、頑張っている選手をどんな状況になっても温かく見守っていてほしいなと思います」と呼びかけ、アスリートの立場への理解を求めた。

このツイートに、2019年12月から悪性リンパ腫で闘病していた笠井信輔は8日、「間違っている、池江選手への“辞退要請”」と題して公式ブログを更新した。「白血病で1年間という長い時間、厳しい治療を耐え抜き、困難を乗り越えてオリンピックの代表選手に選ばれた」池江選手は「がんサバイバーの希望の星」であり、笠井も彼女に大いに励まされたという。また彼女だけでなく選手のほとんどは「オリンピックをやってください」とは言っておらず、無観客で誰も見に来ない会場で戦うことが分かっても不平不満を述べる選手はおらず、様々な個人個人の目標で努力し続けているはずだとしている。そんな選手に「オリンピック出場を辞退してほしい」とお願いするのはやはり間違っており、その声は「政治家の皆さんやオリンピック委員会に申し入れをしてください」と述べ、ブログの最後は「決してアスリートのみなさんに“オリンピック開催に反対してほしい”というお願いをしないでほしい」と赤い文字で締めくくった。

ブログの読者も「同意します。最高の舞台であるオリンピックを目指してきたアスリートに辞退を迫るのは筋違いです」「驚きと悲しみでいっぱいになりました。どうしてこんなに自分勝手な思考になるのでしょうか」「オリンピック開催の決定権は選手にはありません。そんな事すらわからない無責任な書き込み。絶対許してはいけないと思います」「大病を患っても東京オリンピックを見据えて諦めずに努力してきた池江璃花子選手に、辞退しろ反対しろなどと迫る人矛先が違うでしょう!」と笠井同様、怒りと悲しみに溢れていた。

画像2、3枚目は『笠井信輔official 2021年5月6日付Instagram「今日は、とある取材で、撮影所へ」』『Rikako Ikee 2021年2月7日付Instagram「3年ぶりのJAPAN OPENに出場しました!」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 みやび)

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  • Techinsight japan

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