6年前に墓からよみがえった“ゾンビ猫” 左目を失うも元気に過ごす(米)

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米フロリダ州タンパ在住のエリス・ハトソンさん(Ellis Hutson、52)が飼っていた、2015年当時1歳11か月だった猫“バート(Bart)”は交通事故に遭い、土に埋められた。約2年の短い生涯を終えてしまい、子猫の時から飼っていたエリスさんは悲しみに暮れたという。

ところが埋葬してから5日後、バートが埋められた場所の土が動き出し、そこからバートが自力で這い出して隣人のもとを訪れたのだ。事故直後バートの出血は酷く、ぐったりとして動かなかったので飼い主は死んでしまったと思い込んでいたそうだ。

バートはすぐに動物病院に運ばれて治療を受けた。しかし下アゴを骨折しており自力で食事を摂ることは難しく、また左目にはウジ虫が湧いてしまっていた。これによりアゴの再建手術が行われ、左目は摘出するしか道が無かったという。

同地域のアニマルシェルター「Human Society of Tampa Bay」が公表したこの事実は2015年当時、大きな反響を呼び世界中で報道された。そしてその翌年にもバートの名前は再び話題となった。それは同シェルターが訴訟を起こし、飼い主となる権利を法廷で争ったからである。

同シェルターの責任者であるシェリー・シルクさん(Sherry Silk)は、バートの様子を撮影した動画に「バートは少し動いていたし、死んでいなかったのかもしれない」という女性の声を聞き逃さず、「エリスさんはバートを飼育する権利を持つべきではない」と主張したのだ。

この争いは1年8か月にわたって続き、最終的にバートの飼育権利は同シェルターが勝ち取ったという。

そして新しい飼い主となったヴァレリーさん(Valerie)が、バートを迎え入れてから現在までの様子を明かした。

「当時、うちには“マックス(Max)”、“セシリア(Cecelia)”、“ジャック(Jack)”という3匹の猫がいたので、バートが上手く馴染むことができるか少し不安でした。しかしバートを入れたカゴを部屋に置いて入り口を開けると、マックスが近寄ってグルーミングを始めたんです。マックスはすぐにバートを受け入れてくれました。」

「来たばかりの頃、バートはおもちゃの遊び方も分からない状態でしたが、今では完璧に遊び倒していますよ。物陰に隠れて他の猫たちを驚かすのが大好きな、いたずら好きの猫になりました。」

「バートは良い性格に育ちましたね。誰が来ても真っ先にドアに向かって挨拶をしに行きますよ。いつも楽しそうにしていて、幸せな子です。」

またヴァレリーさんは、今回バートにかかった高額な医療費や訴訟の費用などを同シェルターが負担してくれたことに感謝していると述べ、「今回の件で、より多くの人が地域のアニマルシェルターへの支援をしてくれるといいですね」と話した。

画像は『TODAY 2021年4月27日付「‘Zombie Cat’ who survived being buried alive relishes life in new home」(Adam Goldberg / AGoldPhoto Pet Photography)(Courtesy of Humane Society of Tampa Bay)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)

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  • 5/6 21:50
  • Techinsight japan

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この記事のみんなのコメント

1
  • あきひろ

    5/7 5:41

    保護団体はどこの国でもゴミですね。

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