Spotify、ポッドキャスト収益化ツール提供開始 クリエイター向け

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 Spotifyは、あらゆるクリエイターに向けてポッドキャスト収益化オプションの提供を開始した。同オプションには、有料サブスクリプションプラットフォーム、Spotifyのオープンアクセスプラットフォーム、独立系クリエイターの「Spotify Audience Network」への参加が含まれる。

 ポッドキャスト収益化オプションにおける、有料サブスクリプションプラットフォームを利用することで、、ポッドキャストクリエイターはエピソードを有料サブスクリプション専用に設定して、Spotifyをはじめとするポッドキャストプラットフォームに公開できるようになる。
 有料サブスクリプションプラットフォームは、今後2年間無料で利用可能なため、クリエイターはリスナーからの収益を、決済手数料を除いて100%受け取れる。なお、同プラットフォームはSpotify傘下のAnchorを通じてクリエイターに提供され、2023年からは5%の手数料導入を予定している。
 同機能は、4月28日の時点でアメリカ国内にて提供が開始されており、今後数か月のあいだに他の国や地域でも提供を開始する。
 有料サブスクリプションプラットフォームの第1弾として、12組の独立系ポッドキャストクリエイターが参加しており、これらのクリエイターはそれぞれ、自身のポッドキャストのフィードに有料サブスクリプション限定のボーナスコンテンツを表示可能となっている。
 さらに、今後数か月中に有料サブスクリプションプラットフォームの利用を申し込んだクリエイターのウェイティングリストにも対応し、より多くのクリエイターにプログラムを展開していく。
 ほかにも、アメリカの非営利・公共ラジオネットワークであるNPRと協業して、NPRが配信する番組の一部を有料サブスクリプション向けにスポンサーフリーで提供する。5月4日からは、「How I Built This with Guy Raz」「Short Wave」「It's Been a Minute with Sam Sanders」「Code Switch」「Planet Money」の5番組で、スポンサー広告の入らないエピソードが有料サブスクリプション向けに配信される。
 ポッドキャスト収益化オプションでは、Spotify以外のプラットフォームでサブスクリプションリスナーを持つクリエイターやパブリッシャーに対して、リスナーが既存のログインシステムを使ってSpotifyでコンテンツを聴けるようにする、「Spotify オープンアクセスプラットフォーム」のテストも行っており、同技術によってクリエイターは既存のサブスクリプションリスナーにSpotifyを使って有料コンテンツを配信できるようになる。なお、同プラットフォームについては、今後数か月のうちにパートナーや機能の詳細を発表する。
 「Spotify Audience Network(SPAN)」は、広告主と幅広いコンテンツを聴取するリスナーとのつながりを実現する、オーディオ広告のマーケットプレイスで、すでにMegaphoneのパブリッシャーインベントリーをSPAN経由で提供している。
 5月1日からは、Anchorを使用している独立系クリエイターにもSPANが開放され、さらに多くのクリエイターが利用できるようになった。

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  • 5/6 20:00
  • BCN+R

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