賛否両論の生理用吸水ショーツ、使ってみてのメリット・デメリットとは

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 生理の貧困が問題になっていることもあり、社会全体が女性の生理について関心を示し始めています。地方公共団体がによっては無料でナプキンが配布されるなど社会全体で生理の貧困に取り組みがスタートし、男性も女性の身体について理解して行く時代がやってきました。

 そんな中、吸水型の生理用ショーツが最近注目され賛否両論となっています。筆者は吸水ショーツを愛用しているのですが、そのメリットデメリットをご紹介していきます。

◆吸水型と通常のサニタリーショーツの違い

 通常のサニタリーショーツは、クロッチ部分が二重になっていてナプキンの羽がしまえるようになっていますよね。さらに肌側のクロッチはだいたいが防水加工されているので、汚れが落ちやすくなっています。

 一方、吸水型のサニタリーショーツは、クロッチ部分が複数枚の構造になっているためナプキンを付けなくても経血を吸収してくれるアイテム。

 ものによってはショーツ1枚でナプキン複数枚分の吸水ができるものもあります。

 吸水型ショーツのオススメポイント3つを順を追って紹介しましょう。

◆①いちいちトイレで取り換える必要がないので楽

 ナプキンをトイレに行くたびに持ち歩くのはどうしてもおっくうです。吸水ショーツは、ものによっては接触面がひやっとするので履き直す時に気になるものもありますが、ナプキンを付け替えなくてよかったり、付け替える時の音も気にしなくて良いのは嬉しいポイントでした。ナプキンを替える時間がない、手間がかかって面倒な人に吸水ショーツはぴったりですね。

 何より、個人的にこれが大変だったんだと気づいたのは、お風呂のタイミングでショーツを履き替える際、新しいナプキンを付けること。体調が悪く貧血気味の中で、この作業すらもおっくうな筆者にとってはとても救いでした。

◆②ショーツが汚れる心配がない

 吸水ショーツを使うようになって、ナプキンのように経血が漏れてショーツが汚れないかヒヤヒヤする必要がなくなったのが嬉しいです。しかし、吸水量を間違えるとショーツを超えてお洋服まで汚れてしまうので、そこだけ注意が必要でした。

 筆者の場合、経血の量が多い1,2日目の夜はショーツ型ナプキンを着用して、それ以外は基本的に吸水型ショーツを使っています。生理が始まりそうな時や、生理周期が不安定な方にもオススメです。

◆③あわててナプキンを買いに行かなくても良い

 なんと言っても、急に生理になった時「ナプキンがない!」と思っても、吸水ショーツさえ1枚持っておけばとりあえずは安心というのもメリットです。

 急な生理であわてている時や、体調が悪くてもショーツを履くだけで良いのは助かります。

◆肌が弱い人の中には改善された場合も

 ナプキンだとかぶれてしまうという人も少なくないですが、吸水型のサニタリーショーツにすることでかぶれやかゆみが軽減されたと言うケースもあります(※個人差があります)。

 製造するブランドにとって、吸水ショーツは、やはり肌あたりの良さにこだわることができる部分が増えてきます。最近は様々な種類があり、クロッチ部分を綿素材の天竺(通気性がよくさらっとした肌あたりの編み方)にしているブランドもあります。

 ナプキンとは違うさらっと感や吸水性なので、ムレやかぶれが気になる方は経血量の少ない日に試してみても良いかもしれませんね。

 続いては、デメリットを3つご紹介します。

◆①お洗濯が面倒

 吸水型ショーツの面倒なところはやはりお洗濯。筆者はお風呂に入る時についでに漬けおきをして、上がる時に絞ってネットに入れて再度洗濯機で回しています。

 ブラジャーの手洗いもそうですが、わざわざ洗面台で手洗いするよりも、お風呂のついでにすると楽に感じられる人も多いので参考にしてみてください!

◆②匂い衛生面は大丈夫?

 いろいろな種類の吸水ショーツが出ていますが、匂いや衛生面が気になる人も少なくないと思います。そういった場合は機能の箇所をみて、「抗菌防臭加工」がされているものを選んでみてください。

 筆者は、防臭加工がされていないものも履いていますが、個人の感覚ですが、ナプキンと比較すると経血量が多い日の夜に少し気匂いがになる程度でした。

◆③乾くのに時間がかかる

 お洗濯のあとの乾きについては実際のところどうしようもありません。しいて言うのであれば脱水を長めにかけたり、複数枚購入して乾きが遅くても対応できるようにしたりするのがオススメです。

◆どろっとした経血は吸収されない

 生理中には子宮内膜が剥がれるので、どろっとしたかたまりが出てきた経験がある方もいますよね。残念ながら吸水ショーツもナプキンと同じく、どろっとしたかたまりまでは吸収してくれません。

 気になる時はトイレの際にペーパーでサッと取ってしまうことです。CMで使われているような水よりも実際の経血はベトっとする印象ですが、筆者の使用感ではかたまりでない限りほぼ吸収されてさらっとしていました。

◆ナプキンと吸水ショーツそれぞれの良さがある

 吸水ショーツの認知度が高まってきた中、使用感はどうしても気になりますよね。

 筆者も実際使ってみて大きな発見があり、今ではナプキンをたまに買い足すだけで済んでいるので、併用でとても楽に過ごせています。

 ナプキンにはナプキンの良さがあり、吸水ショーツには吸水ショーツにしかない良さもありますので、ぜひ興味のある方は一度試してみてくださいね。

<文/ちーちょろす>

【ちーちょろす】
下着の魔法使い。販売員時代の知識を活かして、下着で自分に魔法をかけるための知識をnoteやTwitter、YouTubeで発信中。特技はサイズを当てること。趣味は下着屋さん巡り

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