原液美容液=濃度100%じゃない!? コスパ◎な“オススメ原液”をプロが解説

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 最近話題の「原液美容液」。フラコラやナチュドール、チューンメーカーズなど、さまざまなメーカーが“原液”をうたった美容液を出していますが、少量のわりに価格が高かったりして、なかなか手が出せていない人も多いのではないでしょうか。

「原液とうたっているけど、濃度が極端に薄いものがある」「濃度が高いと肌に刺激がある」など否定的な意見もありますが、理解して正しく使えばメリットが多いのも事実です。

 今回は、コスメコンシェルジュの筆者が愛用している「チューンメーカーズ」の原液美容液を使用して、使い方・効かせ方を説明します。

◆原液美容液=「濃度100%」ではない

 じつは、コスメにおいて「原液」は法律で定義されていないため、メーカーによってその濃度はさまざまです。

「原液だから、濃度はどのメーカーも同じで、しかも100%なんじゃないの?」と思ってしまいますが、化粧品の有効成分は粉末のものが多く、水を使って抽出しているケースが多くあります。

 チューンメーカーズの「オーガニック 米エキス」(10mL、税込2860円)のラベル裏を見ると、水(成分を抽出するため)、BG(基剤)、加水分解コメエキス(有効成分)と記されています。

 そのため、メーカーによっては濃度が極端に薄いものがあり、「効果が感じられない」というような感想も見受けられます。また、逆に成分の濃度が高いと、肌に刺激を感じやすくなるので、購入する際には信頼のあるメーカーや、問い合わせに真摯に対応してくれるメーカーを選ぶと良いでしょう。

◆原液美容液の使用感は?

 今回はわたしが使用しているチューンメーカーズのオーガニック製品の使用感をレポートしていきます。

 以下の商品は適量を出しやすい内蓋がついていますが、わたしはスポイトの方が使いやすいため、別途購入して使っています。有機JAS認証植物由来の純国産原料を使用して作られています。

1.肌のハリが気になるなら



 紫外線を浴びた後の肌はバリア機能が低下して乾燥しがちです。

「オーガニック 米エキス」には肌に潤いを与える「加水分解コメエキス」が配合してあり、肌の働きを高めて、みずみずしさやハリを与えます。原料は農薬や化学肥料を使わずに育てた「有機あいがも農法米」を使用。

 無色透明の液体で、テクスチャーはサラッとしていますが、なじんだ後はしっとりとします。

◆肌のくすみ、ざらつき、乾燥にオススメなのは?

2.肌のくすみには



 肌が乾燥するとキメが乱れてくすみを感じることがあります。

「オーガニック 緑茶エキス」(10mL、税込2640円)には肌のキメを整える「チャ葉エキス」が配合してあり、潤いとツヤを与えます。

 屋久島の「有機べにふうき」が使用されていて、通常のポリフェノールよりもカテキンが多く含まれています。色に驚くかも知れませんが、肌に伸ばすとサラリとしていて、なじむと色も分からなくなります。

3.ざらつきを感じたら



 季節の変わり目などはターンオーバーが乱れやすく、肌のゴワつき・ざらつきが気になります。

「オーガニック 大豆エキス」(10mL、税込2200円)には「ダイズ種子エキス」が配合してあり、肌になめらかさを与えます。

 原料は農薬や化学肥料を使わずに育てた滋賀県産の「有機大豆」を使用。スポイトで出すとすぐに水のように流れますが、なじんだ後はしっとりとします。

4.乾ききった肌には



 保湿をしてもなかなか潤いを実感できないとき、ありますよね。

「オーガニック へちまエキス」(10mL、税込2090円)には「ヘチマエキス」が配合してあり、乾燥から肌を守ってしっとりとした肌へと導きます。

 奈良県産の「有機へちま」を使用。ほんの少し黄色でとろみが感じられる液体ですが、肌に伸ばした後はベタつくことがなくサラッとします。

5.肌のキメが気になったら



 環境の変化などにより肌リズムが崩れると肌のアラが目立つことがあります。

「オーガニック よもぎ葉エキス」(10mL、税込1980円)には「ヨモギ葉エキス」を配合していて、潤いを与えながら肌をすこやかに保ちます。

 原料は農薬や化学肥料を使わずに育てた熊本県産の「有機よもぎ」を使用。薄茶色の液体で保湿力が高く、ほんの少し原料のよもぎの香りがします。

6.デリケートな状態に傾いたら



 乾燥により敏感になった肌にはなによりも保湿が大切です。

「オーガニック ハトムギ発酵エキス」(10mL、税込2640円)には「ハトムギ種子発酵液」が配合してあり、肌荒れ防止と保湿力に優れています。

 島根県産の「有機ハトムギ」を使用。保湿力は高いけど、なじんだ後の肌はサラサラです。

◆原液美容液の使い方

 原液美容液は、使い方と選び方を工夫すると自分好みにカスタマイズできるところが最大の魅力です。

 いずれの使い方・美容液も、最初は少なめの量から初めてみることをおすすめします。

1.そのまま使う



 化粧水を塗ったら、原液美容液を手のひらに数滴出して、肌へなじませます。

 塗りたいところを狙って塗れるので、気になる部分があるときには、わたしもピンポイント使いをしています。

2.化粧水・美容液に混ぜる



 顔全体の悩みや時短で仕上げたいときにはコスメに混ぜて使用する方法をおすすめします。

 好きな量を混ぜるだけなので簡単、そして使い心地もナチュラルです。

3.複数使いする



 あれもこれも……といった複数ある肌悩みには、原液美容液をいくつかセレクトして自分仕様にするといいでしょう。

 化粧水を塗った後に一つずつ塗り重ねていくだけでOKです。

◆高価に感じるけどコスパは◎

 原液美容液の魅力は「今の肌状態から必要なものだけを選ぶ」ことができて、「自分にはどんな成分が合っているのか」を知れるところではないでしょうか。

 小さなボトルに入っているので高価に感じますが、1回の使用量は数滴なので、コスパも悪くありません。

 日々変わる肌を自分自身で知り、必要な成分を原液美容液で見つけてみませんか?

<文・撮影/コスメコンシェルジュ 稲毛登志子>

【稲毛登志子】
JCLA認定コスメコンシェルジュ・日本化粧品検定1級/AEAJアロマテラピー検定1級・ナチュラルビューティスタイリスト・環境カオリスタ、スキンケア、メイク、アロマが大好きなライターです。Instagram:@my_sweet_days_

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