【WIN5予想】天皇賞(春)は実績を素直に評価したい/伊吹雅也

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【伊吹雅也=コラム「1点で仕留める!WIN5」】

 前回4月25日のWIN5は23万5660円の配当で決着。1〜3レース目を単勝1番人気馬が、4レース目のマイラーズC(阪神11R)を単勝オッズ5.2倍(2番人気)のケイデンスコールが制したものの、5レース目のフローラS(東京11R)を単勝オッズ11.8倍(5番人気)のクールキャットが勝ったことで、十万円を切るような払戻金額にはなりませんでした。

 物足りない配当ではありましたが、当連載の活用例としてはちょうど手頃な的中だったので、私が前回のWIN5で最終的に購入した買い目を紹介します。

阪神10R: 09
東京10R: 07,09
新潟11R: 01,12,14
阪神11R: 02,05
東京11R: 08,15
組数: 24組

 当然ながら、どのレースも中心に据えているのは「1点予想」で挙げた馬です。あとは入稿後に確認したオッズ等を加味しつつ、一頭勝負とするレースを選んだり、有力候補の中から押さえたいと思った馬を加えていくのが基本。私が改めて言うまでもなく、既に同じようなスタイルで活用してくださっている方も多いんじゃないでしょうか。

 なお、私が本文中で名前を挙げているのは、勝ち切る確率がそれなりに高いと判断した馬だけ。紹介した好走馬の傾向等に合致しておらず、なおかつ勝たれてしまう可能性が低いと見た場合は、不安要素がある馬の例としてすら挙げていません。逆に言うと、否定的な表現とともに登場した馬は「押さえたくないけれども予算やオッズ次第では押さえるべき存在」ということ。そういった馬を含め、各レースの展望で挙げる馬は6頭以下となるよう心掛けています。

 今後も当連載は一点的中を目標としていきますが、このような背景も踏まえたうえでご覧いただければ、より上手くご活用いただけるはずです。

 明日5月2日のWIN5は総出走頭数が73頭、総組み合わせ数が63万6480通り(土曜12時現在)。決して少なくはないものの、総組み合わせ数は前回4月25日(104万4480通り)から約4割減となりました。


【2021年05月02日発売分の1点予想】

東京10R 8.サペラヴィ
阪神10R 10.フルヴォート
新潟11R 12.モズアトラクション
東京11R 4.エリザベスタワー
阪神11R 12.ディープボンド


【1レース目 府中S(東京10R)】

 昨年は施行されませんでしたが、2016〜2019年の府中Sは、前走で今回より短い距離のレースを使っていた馬が不振。「前走の距離が2000m未満だった馬」は[0-0-1-12]と、あまり上位に食い込めていません。また「前走の4コーナー通過順が6番手以下だった馬」も[0-0-1-21]といまひとつ。ジョディーなど、これらの条件に引っ掛かる馬は評価を下げるべきでしょう。

 チャンスがありそうなのはセイウンヴィーナス・レザネフォール・サペラヴィ・ハーツイストワール・ヤシャマルあたり。前走が好内容だったサペラヴィはしっかり押さえておきたいところです。


【2レース目 端午S(阪神10R)】

 多頭数のレースにおける実績がポイント。「“JRA、かつ出走頭数が16頭以上のレース”において1着となった経験のない馬」は2018年以降[0-0-1-15]でした。さらに「前走の距離が1400m以外、かつ前走との間隔が中4週以上だった馬」も2018年以降[0-0-0-10]と3着以内なし。ゲンパチフォルツァ・デュアリストらは扱いに注意すべきだと思います。

 ワーズワース・クインズメリッサ・ペプチドサンライズあたりも侮れませんが、やはり注目はフルヴォート。特に不安要素が見当たりません。


【3レース目 吾妻小富士S(新潟11R)】

 ほぼ同じ時期に施行された2020年の吾妻小富士Sは、キャリア28戦以上だった7頭のうち4頭が1〜4着を占める結果に。今年も高齢馬の一発を警戒しておくべきでしょう。

 近走成績を素直に評価するならば、ライトウォーリア・サトノギャロス・アッシェンプッテルらが有力。もっとも、それぞれ不安要素を抱えていますし、これならキャリア28戦以上のクレスコブレイブ・モズアトラクション・メイショウワザシあたりを優先した方が良さそうです。


【4レース目 スイートピーS(東京11R)】

 馬格のない馬は過信禁物。「前走の馬体重が440kg未満だった馬」は2017年以降[0-0-0-15]と苦戦していました。スウィートブルーム・アラビアンナイトの2頭は評価を下げるべきだと思います。

 なお「前走の条件が“1勝クラス以下のレース”、かつ前走との間隔が中2週以内の馬」は2017年以降[0-0-0-12]、「前走の条件が“1勝クラス以下のレース”、かつ前走との間隔が中9週以上の馬」は2017年以降[0-0-0-6]。オープンクラスのレースから直行してきた馬でない限り、前走との間隔が短過ぎる馬、長過ぎる馬は割り引きが必要です。

 通常の式別ならば、今年はネクストストーリー・ハーツラプソディ・ホウオウラスカーズあたりが楽しみ。ただ、WIN5は実績上位のエリザベスタワーを重視すべきでしょう。


【5レース目 天皇賞(春)(阪神11R)】

 実績馬が優勢。「“前年以降、かつJRA、かつ2200〜3200m、かつGI・GIIのレース”において1着となった経験のない馬」は2017年以降[0-0-0-38]と上位に食い込めていません。ワールドプレミア・カレンブーケドールあたりは無理に嫌わなくて良いのかもしれませんが、GIII・オープン特別・条件クラスのレースしか勝ち切っていない馬は思い切って評価を下げるべきだと思います。

 あとは直近のパフォーマンスや血統も見逃せないポイント。「前走の着順が5着以下だった馬」は2017年以降[0-1-0-27]ですし、「父にサンデーサイレンス系以外の種牡馬を持つ馬」も2017年以降[0-0-0-19]でした。ユーキャンスマイル・ウインマリリンらも扱いに注意したいところです。

 これらの傾向から強調できるのはディープボンド・オーソリティの2頭。前走が好内容だったディープボンドは素直に信頼して良いでしょう。

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  • 5/1 19:00
  • netkeiba.com

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