ミレニアル世代 スリラーの旗手チャガンティ監督最新作『RUN/ラン』メイキング写真を公開

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アカデミー賞監督賞に輝いた『ノマドランド』のクロエ・ジャオをはじめ、ハリウッドでミレニアル世代の監督が存在感を増している。新世代スリラーの旗手と謳われるアニューシャ・チャガンティもこの世代の一人。チャガンティ監督の最新作『RUN/ラン』の6月18日の公開を控え、メイキング写真が公開された。

映画の世界でいま、1980年代から90年代中盤に生まれたミレニアル世代の監督たちの活躍が目覚ましい。クロエ・ジャオ(1982年生)、『ラ・ラ・ランド』(2016)で史上最年少の同監督賞受賞となったデイミアン・チャゼル(1985年生)、『ブラックパンサー』(2018)で全米歴代3位となる興行収入7億ドル突破のメガヒットを飛ばしたライアン・クーグラー(1986年生)、『ヘレディタリー/継承』(2018)、『ミッドサマー』(2019)とヒット作を続けるアリ・アスター(1986年生)らが代表格だろう。

1991年生まれのチャガンティは、そのミレニアル世代の最若手に位置すると言えるだろう。23歳の時に手がけたGoogle Glassのみで撮影した2分間のショートフィルム『Seeds』がインターネット上でセンセーションを巻き起こし、27歳の時に手掛けた初の劇場長編作品となる前作『search/サーチ』では、全編をパソコンのモニター上で展開させる、まったく新しい予測不能の映画体験を創造し、サンダンス映画祭観客賞を受賞。公開時は全米9館で限定公開だったが、その後1207館へと拡大され、世界興収は7500万ドルを超える成功を収めた。

© 2020 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved.

前作では、誘拐された娘を独力で必死に探し出す父親を描いたチャガンティは、今作では偏愛的な母親の挙動に不信感を持った車椅子の娘の逃亡劇を描いた。前作と同じく親の子どもへの愛をモチーフにしつつ、そのアプローチは全く異なる。母から必死に逃げようとする娘、鬼気迫る表情でそれを追う母。緊迫感あふれる画作りは今作も同様だ。

母親役をベテランのサラ・ポールソンが演じ、娘にはオーディションで大抜擢された新進の女優キーラ・アレンが扮する。撮影では、アレン自身にキャラクターの背景に関するブックレットを作成してもらい、それを読んだ監督から彼女に質問を投げかけて人物像を作り上げる手法をとったという。常識にとらわれないチャガンティ監督らしいチャレンジングな制作スタイルだ。

このほど解禁された『RUN/ラン』のメイキング写真には、キーラ・アレンに兄のように寄り添うチャガンティ監督の姿が写っている。ぜひ、お見逃しなく。

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『RUN/ラン』

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【STORY】
ある郊外の一軒家で暮らすクロエ(キーラ・アレン)は、生まれつき慢性の病気を患い、車椅子生活を余儀なくされている。しかし常に前向きで好奇心旺盛な彼女は、地元の大学への進学を望み、自立しようとしていた。そんなある日、クロエは自分の体調や食事を管理し、進学の夢も後押ししてくれている母親ダイアン(サラ・ポールソン)に不信感をを抱き始める。ダイアンが新しい薬と称して差し出す緑色のカプセル。クロエの懸命な調査により、それは決して人間が服用してはならない薬だったのだ。なぜ最愛の娘に嘘をつき、危険な薬を飲ませるのか。そこには恐ろしい真実が隠されていた。ついにクロエは母親の隔離から逃げようとするが、その行く手には想像を絶する試練と新たな衝撃の真実が待ち受けていた…

監督・脚本:アニーシュ・チャガンティ 製作・脚本:セヴ・オハニアン
出演:サラ・ポールソン、キーラ・アレン
2020/英語/アメリカ/90分/5.1ch/カラー/スコープ/原題:RUN/G/字幕翻訳:高山舞子
配給・宣伝:キノフィルムズ 提供:木下グループ
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6月18日(金)よりTOHOシネマズ 日本橋他全国ロードショー

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