ヘアカーラーに詰めた小鳥35羽を密輸しようとした男、空港で逮捕(米)

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米ニューヨークにあるジョン・F・ケネディ国際空港で今月26日、南米の国ガイアナの首都ジョージタウンから入国しようとしたケヴィン・アンドレ・マッケンジー(Kevin Andre McKenzie、36)が小鳥を密輸しようとしたところ、空港の検疫職員に発見された。

アメリカ合衆国税関・国境警備局(United States Customs and Border Protection、以下CBP)によると、ケヴィンは上着の内側や足首に多数のヘアカーラーを取り付けており、その中に小鳥を詰め込んでいたという。その数は35羽にも上った。

公開された写真にはカラフルな筒状のヘアカーラーに詰められた小鳥の姿が写っており、さらにその上から網が被せられている。中に入れられた小鳥は羽を広げることができず、身動きが取れない状態だった。

CBPの調べに対し、ケヴィンは依頼人から3,000ドル(約33万円)で小鳥を密輸するように話を持ちかけられたと明かし、500ドルを前払いで受け取り、検疫を通過できたら残りの2,500ドルを受け取る予定だったと話している。

ケヴィンは野生動物の違法取引で起訴され、25,000ドル(約270万円)の保釈保証金を支払って釈放された。今後有罪判決が下されれば、最長20年の懲役刑を受けることになるという。

アメリカ合衆国魚類野生生物局(United States Fish and Wildlife Service)の特別捜査員キャスリン・マケイブさん(Kathryn McCabe)は今回の事件について、次のようにコメントした。

「今回密輸された小鳥は美しい鳴き声で知られており、アメリカで開催される鳴き声コンテストなどで優勝すると、1万ドル(約110万円)以上の値が付けられることもあります。アメリカにも小鳥はいますが、ガイアナの小鳥は鳴き声が美しいと言われており、より価値があるとされています。」

このような背景から近年は小鳥の密輸が増加しており、3月末にもガイアナから同空港に渡航してきた26歳の男が、ヘアカーラーに合計29羽の小鳥を詰めて密輸しようとしていた。

また2018年にも、同じくガイアナから同空港に降り立った男が、同様の方法で70羽もの小鳥を密輸しようとしたところを職員により取り押さえられている。

このニュースを見た人からは「この方法は酷すぎる。小鳥たちが可哀そう」「お金のためなら何でもする人たちがいるようだ。恥を知ってほしいね」「この男は20年刑務所に入るべき」と非道な密輸に批判の声が相次いだ。

画像は『Metro 2021年4月28日付「Bird smuggler taped 35 live finches stuffed in hair curlers to his body for 5-hour flight」(Picture: US Attorney’s Office for the Eastern District of New York)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)

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