下着からはみ出る、ぜい肉問題。40代からの下着えらび|スタイリスト亘つぐみ

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 ファッション誌やCMのほか、数々の芸能人、モデル、人気ドラマのスタイリングを手掛けるスタイリストの亘つぐみさん。インスタグラム(@tsugumiw)で披露しているご自身のファッションやライフスタイルも、多くの女性から支持されています。

 亘さんのコーディネートは、どれもシンプルで洗練された華やかさがあります。還暦を迎えても、なおパワフルに、自由に毎日を楽しむ姿が印象的。

 そんな亘さんが「体型が崩れてきた、お金がない、センスに自信がない…」などといった悩みを抱える女性に、少しでも前向きにおしゃれを楽しめるコツや秘訣を伝授。

 第4回目は、「40代のお悩み相談」です。

◆下着からはみ出る背中のぜい肉問題

――40代になって、背中のぜい肉が気になるようになりました。ボディラインをきれいに見せてくれるおすすめの下着を教えてください。

亘つぐみさん(以下、亘)「どこのメーカーがいい、というのは特定しにくいですね。人によって、体型はさまざまだから。わたしも悩みは尽きません。見た目には太ってはいなくても、ぜい肉は気になるので、締め付けるような下着はつけないようにしています。きついと体に食い込むので、余計にぜい肉が目立つんですよね。だから、ジャストか、少しゆとりのあるサイズを選びます

◆天然素材を選ぶと食い込みが少ない

――どんな素材がいいですか?

わたしはコットンやシルクなど、天然素材をつけています。化繊ではないもの。そうすると、伸縮が少ないぶん、つけたときの食い込みも少ないんですね。伸縮が大きいと、締め付けられて、食い込んで、ぜい肉が盛り上がる。そうなるのを避けています。最近は、カップ付きのキャミソールやタンクトップなども多く売られていますし、わたしはスポーツブラのようなものを使っています。そのほうが、ぜい肉が目立たないし、苦しくないんですよね」

――ワイヤーがないと、胸が流れてしまわないか心配です。

「今はカップにも特徴があったり、デザインも計算されているので、優秀なアイテムが多いんですよ。ワイヤーは苦しいし痛いので、わたしは40歳〜50歳くらいまでは、ノーブラで過ごしていました。でもそれだと人様に迷惑をかけるなと思って(笑)、以来、楽なものだけを厳選してつけています。わたしが手がけているボディウェアブランド〈TW(トゥ)〉でも、心地よくつけられる下着を目下試作中です」

◆努力なくしてぜい肉はなくならない!

「前側は自然と動かすけれど、背中は一番動かさない場所なんです。だから筋力が衰えてどうしても丸まっていくし、脂肪がついていく。そこに年齢が表れてしまうんですね。正直それだけは、何もしないで防ぐことは難しい! だからいい姿勢を意識することと、肩甲骨(けんこうこつ)を動かすことが大切になります。肩甲骨をまわすときに、肩を上げるというよりは、背中を動かすよう意識してみて。ついた脂肪はなかなか落ちないから、そこはちょっと努力するべし、と思いますね

――矯正下着などはどう思いますか?

「わたしは圧迫されたり苦しいことが苦手なので、自分はつけないけれど〈トリンプ〉fashion shape 美トレヒップ ガードルは、おしりがキュッと上がって見えましたよ。それに、むくみを取る目的での着圧ソックスなどはいいかもしれませんね」

◆背中をキュートに見せるボディスーツ

――逆に、背中をキュートに見せるコーディネートはありますか?

「やっぱり、ボディスーツはおすすめですよ。背中が丸く大胆に開いているから、すっきりと大きく見えるんですよね。脇に沿って縁ができることによって、きれいに見えるんです。下着で締め付けられているむにゅっと感が減るので、透け感のあるトップスや、ニットなども素敵に着こなせるようになるはずです」

◆この春は、全身白のワントーンコーディネートで

――この春の流行ファッションを教えてください。

「白いTシャツに白いデニムとか、全身白のコーディネートはトレンドだと思います。靴などの小物まで揃えると、こなれて見えますよ

――膨張して見えるのでは?と心配です。

「むしろ、くすみなどをパーン!とはねのけてくれる色だと思いますよ」

◆さし色を入れて引き締めテクニック

――すっきり着こなすにはどうすればいいですか?

「わたしが合わせているのは少し太めのパンツなんですが、黒いベルトでウエストマークしているところがポイントです。どこかにさし色を用い引き締めるところを作るといいですよ

 また、花柄のワンピースを着ている女の子も巷に増えますね。ロングワンピースにスニーカーを合わせるなら、ハイカットのモデルよりVANS(ヴァンズ)のオーセンティックなどを合わせてみて。足首を見せるほうが、ぐっと軽やかな印象になりますよ」

<亘つぐみ 取材・文/松本昇子>

【亘つぐみ】
東京生まれ。スタイリスト。「VOGUE」「ELLE」「HERS」etc…の雑誌、写真集、広告やCM、映画・ドラマ、ビジュアル制作・ディレクション、ファッションショー、ブランドプロデュースなど、その活動分野は多岐にわたる。著書『女らしさはけせない』では女性らしく輝き続ける方法を伝授。2021年春には自身がディレクションするボディウェアブランド「TW」がデビュー。Instagram:@tsugumiw、YouTube:Tsugumi W

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