5年ぶりの激突…PSG対マンチェスター・Cについて知っておきたい7つのこと

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 28日に行われるチャンピオンズリーグ(CL)準決勝ファーストレグでは、パリ・サンジェルマン(PSG)がマンチェスター・Cをホームに迎える。

 パリ・サンジェルマンは前回大会王者のバイエルン、マンチェスター・Cはドルトムントと、共にドイツ勢を下してベスト4に駒を進めた。CL初優勝を狙うチーム同士の一戦は、どんな結末を迎えるのか。

 注目の一戦について、欧州サッカー連盟(UEFA)の公式サイト『UEFA.com』の情報から7つのトピックを紹介する。

[写真]=Getty Images

■5年ぶりの対戦



 両チームが激突するのは5年ぶりのことだ。前回は2015-16シーズンのCL準々決勝で対戦。アウェイでの第1戦を2-2、ホームでの第2戦を1-0で制したマンチェスター・Cが史上初のベスト4進出を決めた。マンチェスター・Cにとっては、同シーズン以来のCL準決勝となる。5年前の対戦で2試合連続ゴールを決めたケヴィン・デ・ブライネは、17日のFAカップ準決勝で足首を痛めたものの、25日のカラバオ・カップ決勝では決勝ゴールをアシスト。またしてもPSGの前に立ちはだかることになるか。

■総額2400億円の戦い



 今大会で最も豪華な2チームによる戦いが実現する。移籍情報サイト『transfermarkt』は、各チームに所属する選手の市場価値を公開しており、PSGは総額で8億3000万ユーロ(約1083億円)、マンチェスター・Cは同10億ユーロ(1300億円)と算出。合計額は約2400億円にのぼる。最も市場価値が高い選手は、PSGがキリアン・エンバペで1億6000万ユーロ(約209億円)、マンチェスター・Cがデ・ブライネとラヒーム・スターリングでそれぞれ1億ユーロ(約130億円)。まさに欧州最高峰のタレントたちがピッチ上に集結する。

■因縁の監督対決



 この試合では、因縁の監督対決が実現する。PSGを率いるマウリシオ・ポチェッティーノ監督にとって、監督キャリアで最も多く対戦したのがマンチェスター・Cのジョゼップ・グアルディオラ監督であり、同キャリアで初勝利を挙げた相手もグアルディオラ監督になる。監督としての通算対戦成績は、10勝5分け3敗とグアルディオラ監督が大きく勝ち越しているものの、2018-19シーズンのCL準々決勝では、ポチェッティーノ監督率いるトッテナムがマンチェスター・Cを下してベスト4進出を果たした。互いの手の内を知り尽くす両指揮官の頭脳戦から目が離せない。

■お互いに相性はイマイチ


 PSGにしても、マンチェスター・Cにしても、相性はイマイチだ。PSGはイングランド勢を相手にホーム2連敗中。今大会はグループステージの初戦で、マンチェスター・Uに1-2で敗れた。イングランド勢とのホームゲームはここ5戦で1勝しか挙げられていない。対するマンチェスター・Cも、フランス勢相手には4勝3分け3敗。勝ち越してはいるものの、グアルディオラ体制1年目の2016-17シーズンには、CL決勝トーナメント1回戦でモナコに逆転負け。当時モナコに在籍していたエンバペに2試合連続でゴールを許した。また昨季のCLでは、リヨンに敗れて準々決勝敗退を余儀なくされている。ファーストレグに勝利して自信を手にするのは、どちらのチームになるだろうか。

■最強の系譜に名を連ねるデュオ



 サッカー界の歴史に名を残すコンビは数多く存在するが、その系譜に名を連ねるのがPSGのネイマールとエンバペだろう。バイエルンとの準決勝セカンドレグでは、2人のパス交換がチーム最多の15本を記録するなど、阿吽の呼吸で王者を翻弄。0-1で敗れはしたものの、昨季決勝のリベンジを果たした。グアルディオラ監督も「彼らは凄すぎる」と認めるほどで、本当の兄弟のように仲が良い2人は、ピッチ上で見事なハーモニーを奏でている。マンチェスター・Cは彼らへの特別な対策を講じるのか、あるいは、いつものようにボール保持率を高めることで、相手の脅威を最小限に抑えていくのか。そのアプローチには要注目だ。

■世界が注目する神童対決



 一方、マンチェスター・Cでは、若き至宝のフィル・フォーデンに注目が集まる。準々決勝セカンドレグの試合後には、エンバペに宛てた「準備はできているか?」との挑発的なメッセージを自身の公式ツイッターにアップ。後日、これは契約するソーシャル・メディア企業が行ったものであり、本人の意向で投稿されたものではなかったことが明らかになったが、「神童」と称される者同士がお互いを意識しないわけがないだろう。ポチェッティーノ監督は「これはPSG対マンチェスター・C」だとして、チーム同士の戦いであることを強調したものの、「メッシ対ロナウド」に代わる新たなライバル関係が生まれるかもしれない。

■予想オッズは?


 日本時間28日正午現在、イギリスのブックメーカー『ウィリアム・ヒル』はPSGの勝利に「3.2倍」、マンチェスター・Cの勝利に「2.15倍」、ドロー決着に「3.7倍」のオッズを設定。実力、勢いともに甲乙つけがたいが、マンチェスター・Cの優勢を予想している。彼らは今大会ここまで10戦して9勝1分け。欧州トップレベルの攻撃だけでなく、守備も格段に安定し、初の決勝進出に向けて隙がない。もっとも、PSGはネイマールやエンバペら圧倒的な個のタレントを抱え、準々決勝では前回王者のバイエルンを下してリベンジを達成した。昨季の悔しさを晴らすべく、モチベーションは最高レベルにあるだろう。ピッチ上の至るところで実現する、極上のマッチアップ。これを見逃す手はない。

(記事/Footmedia)

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