脚と口を縛られた状態で見つかった瀕死の子犬 現在の姿に笑みがこぼれる

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ペットとして不動の人気を誇る犬。しかし、残念ながらすべての犬が生まれた時から優しい家族とともに暮らせる幸運を持っているわけではありません。

2020年1月、バリ島で1匹のメスの子犬が保護されました。

道路わきの溝に横たわっていたその子犬はガリガリにやせ細り、口をテープで巻かれ、後ろ脚は靴ヒモで固く縛られていたのです。

そのあまりに悲惨な姿を見た動物保護施設のスタッフは、子犬が違法の犬肉加工場へ運ばれる途中でオートバイから落ちたか、運よく逃げたのだろうと確信しました。

※見た人が不快に感じるおそれがある画像(傷口など)が含まれています。ご注意ください。

※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。

奇跡的に生き延びた子犬

子犬はモータリー(通称:モー)と名付けられ、鼻先の緊急手術が行われました。

生後5か月ほどと見られるモーは、体重がわずか3㎏しかありませんでした。

おそらく非情な人間の手から逃れた後、数週間、餓えと闘っていたと思われ、生きているのが不思議な状態だったといいます。

モーの鼻先はテープによって血流が遮断され、肉がダメになっていたため、難しい手術が必要でした。

医師たちはそんな大きな手術にモーが耐えられるかどうかも心配していましたが、術後に目を覚ましたモーは嬉しそうにしっぽを振り始めたのです。

それからモーは奇跡的な回復を見せます。病院では24時間体制でモーの看護をして、その後も数回の手術が行われました。

体重も増えていき、鼻先に血流が戻ってくると、彼女の性格も明るくなっていきます。

医療スタッフの献身的なケアと愛情で、モーの傷付いた体と心は順調に癒されていったのです。

そして保護されてから約2か月後には退院することができ、モーに里親が決まったのです!

2021年4月現在、モーは優しい里親夫婦に愛され、犬や猫と一緒に元気に走り回り、にぎやかに暮らしています。

悲しいことにバリ島では違法の犬肉売買が後を絶たないそうです。

モーを救った動物保護施設ではそのような犬肉売買に関与する業者を摘発するため、情報提供を呼びかけています。

甘えたい盛りの子犬の頃に、生死をさまようほどのつらい体験をしたモー。

彼女がこれからは喜びに満ちた毎日を過ごしていけるように願わずにいられません。

[文・構成/grape編集部]

出典 missionpawsibleittlemissmo_bali

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  • grape

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