アンソニー・ホプキンス、アカデミー賞欠席の理由は「ベッドで就寝中だった」

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米ロサンゼルスのユニオン駅で開催された第93回アカデミー賞授賞式で、映画『ファーザー』で認知症の高齢者を演じたアンソニー・ホプキンスが主演男優賞を受賞した。1991年に映画『羊たちの沈黙』のハンニバル・レクター役で同賞に輝いて以来、2度目の受賞となる。現在83歳のアンソニーは、アカデミー賞史上最高齢での受賞者となった。

今回の授賞式前には、映画『マ・レイニーのブラックボトム』でレヴィー役を演じた故チャドウィック・ボーズマンの受賞が有力視されていた。チャドウィックは昨年8月にがんで他界したため、同作が最後の出演作となった。

主演男優賞はアンソニーが選ばれるという予想外の展開になったものの、本人は授賞式に現れなかった。そのため昨年、映画『ジョーカー』で同部門を受賞したプレゼンターの俳優ホアキン・フェニックスが、アンソニーの代理として賞を受け取った。

アンソニーのエージェント、ジェレミー・バーバー氏は米誌『People』に「彼は現在、故郷ウェールズに滞在中です。現地は朝4時だったため、寝ていたアンソニーを起こして受賞を知らせました。本人は受賞を大変喜び、感謝しています」と語った。

授賞式が始まる数時間前、アンソニーは自身のInstagramに動画を公開していた。父の墓を訪れたアンソニーが、英詩人ディラン・トマスの詩「穏やかな夜に身を任せるな(Do Not Go Gentle Into That Good Night)」の一部を朗読しているもので、「最愛の父リチャード・ホプキンスよ、安らかに永眠せよ」と言葉を添えている。

英時間26日午前には新たな動画を公開し、受賞の喜びを改めて述べた。アンソニーはウェールズの丘を背後に立ち「83歳にして、このような賞を頂けるとは思ってもみませんでした。アカデミーには大変感謝しています。ありがとうございました」と伝えた。

その後、受賞を逃した故チャドウィック・ボーズマンを追悼、「あまりにも早く命を奪われてしまった」と敬意を表した。自身が受賞したことについては「とても光栄で名誉なことだと感じている」と語っている。

アンソニーは、今月11日に開催した第74回英国アカデミー賞(BAFTA)授賞式でも主演男優賞を受賞したが、バーチャル授賞式には現れなかった。授賞式後のインタビューでは、その理由を「絵を描くのに没頭していた」と明かしていた。

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画像2、3枚目は『Anthony Hopkins 2021年4月25日付Instagram「Richard Hopkins, my beloved father, resting in eternal peace...」、2021年3月15日付Instagram「Thank you to The Academy of Motion Picture Arts and Sciences.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)

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