ミュージカル『アニー』、1年越し公開ゲネプロ 続投・荒井美虹「笑顔で帰ってもらいたい」

 丸美屋食品ミュージカル『アニー』の公開ゲネプロが23日、都内の劇場にて開催。アニー役の荒井美虹をはじめとするチーム・バケツのメンバーと、藤本隆宏、マルシア、笠松はる、栗山航、河西智美らが出演した。

 同作は、1924年からアメリカで連載がスタートした新聞漫画をもとに、1977年にブロードウェイのアルヴィン劇場(現ニール・サイモン劇場)で誕生したミュージカル。現在も世界各国で上演され続けており、日本公演は、今回で36年目を迎える。

 2020年には、新型コロナウィルス感染症による緊急事態宣言を受けて、全公演が中止となったミュージカル『アニー』。1年越しに迎える今回の公演は、シーンを厳選し内容を凝縮して、クオリティと感染症対策を両立させた90分(休憩なし)の特別バージョンとなった。

 ゲネプロでは、2020年の新アニーとして出演予定であった荒井をはじめ、中止の悔しさを味わったメンバーたちがそれぞれの役柄で熱い思いを表現。主演の荒井は、1933年の世界大恐慌直後のニューヨークという誰もが希望を失っている街で、両親に孤児院に置き去りにされながらも明るく元気な11歳の少女・アニーを魅力たっぷりに演じてみせた。

 孤児院の院長・ハニガンを演じるマルシアや大富豪・ウォーバックス役の藤本といった大人キャストに混じり、荒井は愛らしい表情と元気いっぱいのダンス、伸びやかな歌声を披露。会場の報道陣・関係者らの間には、自然と笑みがこぼれていた。

 初日公演を迎えるにあたり、荒井は「昨年、公演中止が決まった時にはがっかりしましたが、『来年はできるのでは?』と期待がありました」とコメント。「私が出演する“チーム・バケツ”は明るく、おもしろいチームです。暗い世の中ですが、お客様にはミュージカル『アニー』を観て明るく、元気になって、笑顔で帰ってもらいたいです!」と前向きなメッセージを贈った。

 また荒井と同じく、Wキャストでアニーを演じる徳山しずくは「ドキドキしている反面、公演がとても楽しみです。私が出演している“チーム・モップ”は、負けず嫌いで、努力家なチームです」としたうえで、「昨年の分まで前向きに、一生懸命にお稽古を頑張ってきました。ミュージカル『アニー』は観ていて楽しくなる舞台です。ぜひ劇場に観に来てください!」と呼びかけた。

 さらにマルシアは「2021年のミュージカル『アニー』はきっと特別な「アニー』になることでしょう。ステージからの私たちの思い、そして、お客様の思い、今の時代だからこそさらに響くメッセージがあるに違いないです。アニーの前向きな生き方から得るものがきっときっとあなたへ・・・そしてハニガンは更に暴れるでしょう! よろしくお願い致します! 楽しんでね」、河西は「アニーで頭がいっぱいの毎日がとても楽しくて幸せで、ずーっと終わって欲しくないですが、やっとお客様にお届けできるんだ! と思うとさらにわくわくしています! 今までとは何もかもが違う毎日ですが、明日への希望を持ち続けるアニーのパワーとエネルギーをたくさん感じて頂けたら幸いです」と、それぞれ2021年『アニー』への思いを語った。
 
 ※『アニー』東京公演は、新型コロナウィルス感染の拡大を受けた政府による緊急事態宣言を受け、4月25日以降中止が決定。4月24日の2公演は予定通り開催される。詳細は公式サイトにて。

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