200万匹に1匹 青いロブスター発見で「幸運の印」と漁師(英)

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英南西部コーンウォールにある港町ニューリンに住むトム・ランボーンさん(Tom Lambourn、25)は、今年2回目のロブスター漁で珍しい青いロブスターを発見した。

トムさんはニューリンの北に位置するペンザンス沿岸に仕掛けられた“ロブスター・ポット”と呼ばれる金属製のかごの引き上げを行っており、たまたま開けたかごの中に美しい青色をしたロブスターが身を潜めていたという。

トムさんは「どの仕掛けに何が入っているかはその時々で違うけど、青いロブスターを見たのは初めてだったよ。まだ今年2度目の漁で、こんなに珍しいものに会えたんだからラッキーだったね。ただ個体のサイズが小さかったから、写真だけ撮って海に戻したんだ」と当時を振り返る。

青いロブスターは体長30センチほどのヨーロッパロブスターだったそうで、「もっと大きなサイズだったら国立ロブスター孵化場に持って行ったけど、規定よりも小さいものは成長するまで捕獲できないんだ。ただその後、孵化場に写真を送ったら『青いロブスターは200万匹に1匹という希少なものだよ』と言われたんだ。驚いたよ」と興奮冷めやらぬ様子で語った。

コーンウォールのパドストウにある国立ロブスター孵化場の管理者であるベン・マーシャルさんによると、コーンウォールでは30センチ以上のロブスターなら捕獲可能だそうで、「青いロブスターは非常に珍しく、興味深いですね」と述べると、このように説明した。

「青いロブスターが200万匹に1匹と言われるのは、茶色や灰色の個体と違ってカモフラージュするのが難しいためで、捕食者の格好の餌となってしまうからです。」

「ただ漁師は、『青いロブスターは幸運の印』と考えていて、捕獲しても食べることはないようですね。」

なおロブスターが茶色や灰色なのは、殻に含まれるアスタキサンチンと色素タンパクであるクラスタシアニンが結合しているからだが、ロブスターが青いのは遺伝子の突然変異によるもので、クラスタシアニンが過剰生成されるのだという。

ちなみに2019年には米メイン州の海岸沖で、右半分が鮮やかなオレンジ、左半分が黒茶色のロブスターが捕獲されていた。左右の色が違うロブスターは5000万匹に1匹しか現れないそうだ。

画像は『Mirror 2021年4月22日付「Lucky fisherman catches rare ‘1 in 2 million’ blue lobster off Cornish coast」(Image: TomLambourn/BNPS)』『Metro 2021年4月22日付「Fisher catches ‘one in two million’ blue lobster then throws it back in the sea」(Picture: TomLambourn / BNPS)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

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