茨城にある稲の里で醸される!地元密着型の地酒の魅力とは♪

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東京に程近い茨城県。茨城といえば全国でも有数の農業が盛んな県。水系にも恵まれ日本酒も関東ではもっとも多い、40もの蔵元さんがあるんです!(“茨城県酒造組合公式HP”参照)首都圏を食から支える茨城県から地元で人気の「磯蔵酒造」さんを今回はご紹介します。


茨城県の地元に根付く理想の蔵元


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地酒という言葉があります。それは地元で育つ素材を使い地元で造るお酒のこと。言うなれば日本酒はもちろん、本格焼酎や日本ワインも地酒です。ここ茨城笠間市で江戸末期からお酒を醸す磯さんのお酒は妥協のない徹底的にこだわった頑固な地酒です。

「地元の米を地元で酒にし、地元に愛される酒(蔵)」を造ること、それが磯さんのお酒造りの哲学です。当然のことではありますがこれを愚直にぶれずに続けることは簡単ではありません。蔵を率いるリーダーがいてともに作るチームがあり、それを飲んで応援する飲み手がいてこそ、持続的な地酒造りが成り立ちます。


一年に一度のお祝いイベントが開催されました



造り手と飲み手が支えあう「好循環」を維持していくために、磯さんスタイルで毎年開催しているお祭りイベント、それが「ちょっ蔵新酒を祝う会」。地元の飲み手を中心に新酒が出来たお祝い、乾杯をする日です。先日念願の会に初参戦してきました。




日常的には毎日200人前後の乗降の駅にこの日1日だけで約2,000人と10倍以上の人が集まるとか。確かに駅を降りるとそこは人、人、人でした。待ちに待った念願の新酒がお祝いできる人たちがの笑顔がたくさん咲いています。列の最後尾で声を張り上げるスタッフの方々もともにお祝いできる喜びが背中からも伝わってきます。


乾杯をすればみんな仲間。蔵のすべての場所がお酒アミューズメントスペースに。


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最初の乾杯でステージにあがるのは地元駅の駅長さん。一年に一度この日だけは電車の相手に加えてお酒を飲んで気が大きくなった人々の交通整理も(笑)仕事に加わります。仕事の守備範囲が広がることも想定内の駅長さん、乾杯をするその表情も誇らしげに見えます。

地元のために地酒を醸す磯さんのこだわりは、ステージにもぶれなく表現されています。それは地元の未来を創る次世代の応援です。地元芸能を守りバトンタッチを進めていくにも仕事も担うのが磯さんスタイル。地元の人々が奏でるお囃子をBGM、地元自慢のお酒はすすみます。蔵の裏手ステージではバンド演奏、バックから会場を盛り立てます。




磯さんの新商品を総選挙で決める遊び心溢れる企画もあったり、地元で人気のラーメン屋さんの出前出展があったり。飲み手の期待を越えようと蔵の中のお楽しみが次から次へと湧きたちます。美味しいお酒に食べ物、蔵を支えるたくさんの笑顔に囲まれ夜まで楽しい宴は続きます。




お酒の肴はもちろん地元の美味しい食材たち。地元のお酒に地元の食べ物のマリアージュは、首都圏を支える食の宝庫、茨城県の強みである美味しい農産物がサポートします。


蔵の見学は杜氏が直接語ってくれます




お祝いの日は杜氏さんが蔵の酒造りのご案内もしてくださいます。醸造学をやさしく紐解くことで人気の漫画「もやしもん」も例にあげて、年間を通じて蔵の微生物が織りなす壮大な物語をわかりやすく説明いただきました。

お酒の原料は地元のお米をつかっていますが、地元で醸し地元で飲んでもらう磯さんだからこそ全体の70%は半径10キロ以内で収穫されるお米だとか。生産者とともに地域の経済をともに支える姿勢はぶれません。



蔵の見学は造りの時期も含めて年間開放しているのも磯さんのこだわり。社長の磯さんがいれば2〜3時間語りつくしてくれることもあるそうです(笑)蔵の現場を見ればビンのムコウ側に生産者の顔もみえて飲んで応援したい気持ちも醸成されます。ぜひ一度蔵の見学に足を運んでみてはいかがでしょうか。


実は浅草にアンテナショップがあります。その名は窖(あなぐら)。


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磯蔵酒造さんは茨城にどっしり根付いた蔵元さんですが、蔵のメッセージをお酒にのせて伝えていくために浅草にお店を昨年開きました。その名は磯蔵酒造直売処「ちょっ蔵◎日本酒文化専門店 窖(あなぐら)」。コンセプトは、気軽に酒文化に触れながら、酒蔵と呑み手が直接の関係を持つ場所(直蔵)=ちょっ蔵。

このお店も蔵の頑固な哲学に立脚しながら新酒のお祝いの会同様、遊びごころが満載です。それは磯さんが酒造りに一番重要なのは「人」であるというお考えがあってこそ。多様な人をお迎えするための出逢いの場として今日も乾杯の場を提供しています。海外のお客さんが多い浅草の地で茨城のお酒を世界へ発信する磯さんの挑戦を肴に、カウンターで乾杯できるささやかな幸せ、ぜひ体験してみてくださいね。窖(あなぐら)だからこそ暗闇の中、煌めく味わいをどうぞ!


<スポット情報>
ちょっ蔵◎日本酒文化専門店 窖
住所: 東京都台東区浅草2-2-1
電話: 03-3845-2002

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