フリック監督の退任希望を受け…ノイアーらは理解示す「理由は重要ではない」

 バイエルンを率いるハンジ・フリック監督の今季末での退任希望を受け、同クラブの元ドイツ代表FWトーマス・ミュラーとドイツ代表GKマヌエル・ノイアーがコメントした。17日、ドイツメディア『スカイスポーツ』が伝えている。

 フリック監督は17日、3-2で勝利したブンデスリーガ第29節のヴォルフスブルク戦後、今季終了後に退任することをチームに伝えた。それを受け、主将であるノイアーは驚くも、同監督との信頼関係を強調し、以下のようにコメントしている。

「僕たちにとってそれほど理由は重要ではない。これは、僕たち全員にとって感情的な話で、まず僕たち自身が理解し、処理しなければならない。彼にとっては、一般の人たちに話す前に、個人的に僕たちに話すことがとても重要だったんだ。特にあのような試合(ヴォルフスブルク戦)の後は、僕たちの関係が非常に良好であることを示しているからね」

 また、今季ここまで公式戦41試合に出場し、14ゴール20アシストを記録してバイエルンにとって不可欠な存在となっているミュラーは以下のようにコメントした。

「フリック監督は今シーズン限りで辞めるであろうことを伝えるために、僕らに話をした。彼は僕らに理由を説明しなかったけど、『この1年半という非常に濃い時間のなかで、たくさんのエネルギーを注いできた』とだけ語ってくれた。バイエルンの監督を務めるためには、基本的に重圧に強くないといけない。たくさんの質問をされるし、矢面に立たなければならない。すごく濃い時間だったよ。彼は理由を正確には説明しなかったけど、する必要もない」

2021/4/18 4:32

こちらも注目

新着記事

人気画像ランキング

※記事の無断転載を禁じます