【大分vs柏プレビュー】トンネル脱出のきっかけがつかめない大分…柏は今季初の連勝&アウェイ勝利を狙う

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■大分トリニータ 大幅なメンバー変更の可能性も。起死回生の一手を打てるか





【プラス材料】
 リーグ戦5連敗で3試合連続無得点のチームに明るい話題は少ない。前節の名古屋グランパス戦でDF坂圭佑が5試合ぶりに復帰し、14日にブラジル人助っ人のDFエンリケ・トレヴィサンがようやくチームに合流できたことは、数少ないチームのプラス材料と言える。

 名古屋戦に0-3で敗れた後、片野坂知宏監督が「力の差がスコアを表している」と嘆いたように、チームは不調を脱せずにいる。しかし、これは大幅にメンバーを入れ替えるチャンスでもある。スピードと運動量の多い選手や若い選手を起用し、前線からプレスをかけるのも一案。大胆な采配が見られるかもしれない。

【マイナス材料】
 名古屋戦は相手に先制を許して相手の思う壺にはまり、リーグ最少失点の堅守を前にシュート3本に終わった。ビルドアップに改善は見られるものの、決定機に至るまでの組み立てはできていない。個の能力で状況を打開できる選手は少なく、得点力不足の解決には時間を要するだろう。

 今オフに主力が抜けた最終ラインのメンバー選考が続き、固定できていない。GKを組み込んだビルドアップが大分トリニータの特徴なだけに、最終ラインが安定しなければ攻撃に影響を及ぼす。大分はこれまで戦力差を戦術の徹底で埋めてきたチーム。どのチームも同じ条件ではあるが、連戦が続くとコンディションの回復を最優先するため、戦術を徹底できないのは大きな痛手だ。

文:totoONE編集部

■柏レイソル 内容は及第点以上。あとは最終局面の精度向上で結果を残すだけ





【プラス材料】
 前節のガンバ大阪戦で、第2節の湘南ベルマーレ戦以来7試合ぶりの勝利を記録。それまでの結果が出ていない試合は、良い内容ながらもミス絡みや一瞬の隙を突かれた失点が原因で勝ち点を落としてきた。しかし、G大阪戦ではインテンシティ高く、素早い切り替えと集中した守備を90分にわたって披露している。

 さらに、チーム全体のアクションが増えたことでMF江坂任がボールを持った際の選択肢が多くなり、両サイドを使った攻撃が機能。得点力不足という課題が改善されたわけではないが、江坂を中心に意図的に多くのチャンスを作れたことはプラス材料である。

 また、ケガで戦列を離れていたMF大谷秀和がG大阪戦で復帰。戦術的にも精神的にも、大黒柱の復帰は大きい。

【マイナス材料】
 G大阪戦は内容と結果の伴った非常に良い試合だったが、チャンスの数を考えれば1得点という結果は物足りない。得点力不足解消の役目を担う4人の新外国籍選手は、今週中にもチームへ合流する見込み。だが、彼らが試合に出るにはもうしばらく時間が必要で、すぐに得点力不足が解消されるわけではない。

 また、14日にクラブから出されたリリースによれば、今週は選手4名が新型コロナウィルス感染症の陽性判定を受けたという。名前は公表されていないが、濃厚接触者も含めて、週末の試合は主力選手が欠場する可能性も否定できない。トレーニングの状況次第では、メンバー構成やコンディションともベストの状態で臨めないケースも考えられる。

文:鈴木潤

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