【徳島vs鹿島プレビュー】クラブの歴史を塗り替え続ける徳島…新体制発足の鹿島は嫌な流れを断ち切れるか

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■徳島ヴォルティス 新監督の采配に注目。エース不在&連戦の疲労が気がかり





【プラス材料】
 兎にも角にも最大のトピックスは、ダニエル・ポヤトス監督の合流だ。コロナ禍による入国制限を受け、プレシーズンからここまではオンラインによる指導が続いていた。しかし、3月末にようやく来日。ただ、その後も14日間の待機期間が必要なためにすぐさま合流とはならなかったが、15日に待望の本格合流となった。予定では今節の鹿島アントラーズ戦から指揮を執るとされている。

 次に、戦力が少しずつ合流し始めたこと。昨季はJ2で8ゴール・7アシストを記録し、J1昇格の原動力となったMF西谷和希。開幕直前に戦線離脱したものの、すでに合流して本格的な出場機会の頃合いを待っている。また、西谷と同じく昨季主軸として活躍したMF杉森考起も離脱していたが、西谷より先に戦列に復帰。少しずつ出場機会を増やしている。

【マイナス材料】
 鹿島から期限付き移籍で加入しているFW垣田裕暉が契約条項により出場できない。昨季のJ2で17得点を挙げてJ1昇格に導き、今季もここまで3得点と活躍中。また、最前線からの守備力も高く、困った時にはロングボールで預けられる頼りになる存在だ。同じく3得点のFW宮代大聖との相性も良いだけに、垣田の不在は致し方ないとはいえ、デメリットであることは否めない。

 こちらも致し方ないとはいえ、中2日の徳島ヴォルティスに対して、鹿島は中5日。約1週間かけて十分なコンディション調整と試合の準備を進めている。

 また、徳島はJリーグYBCルヴァンカップを含めて11連戦の真っ只中。鹿島戦はその5戦目にあたる。特に出場試合数が多いMF岩尾憲、MF岸本武流、宮代あたりの疲労がどの程度パフォーマンスに影響するのか未知数だ。

文:totoONE編集部

■鹿島アントラーズ “劇薬”投入でより高まったチームの一体感を見せられるか





【プラス材料】
 14日、アントニオ・カルロス・ザーゴ監督の解任と相馬直樹コーチの監督昇格が発表された。シーズン中の監督交代は“劇薬”と呼ばれており、プラス面とマイナス面があると言われている。今回のケースでも当然、両方の面があるだろう。

 プラス面で最初に挙げられるのは、チームの一体感がより一層高まること。すでに練習でもその効果が表れており、声かけや強度は目に見えて変わってきた。監督が変われば、ポジションの序列も変化するため、今まで試合出場が遠かった選手にもチャンスが巡ってくる可能性がある。1から競争が始まることでチームの士気も高まる。

 今節はアウェイでの徳島ヴォルティス戦。J2から昇格した相手とはいえ、すでにJ1で結果を残しているチームだ。相馬監督はチャレンジャーとして臨む姿勢を明確に打ち出している。

【マイナス材料】
 監督交代でサッカーが変わることに尽きる。特に準備期間が短い今回のようなケースでは、新監督は大きな変更を施すことができず、最低限の約束事だけで試合に臨むことになる。チームとしての成熟した連係は期待できないことが多く、先にゴールを奪われるとより厳しくなる。若手が多い編成でどこまで状況に応じた対応ができるか、未知数だ。

 また、今週は新型コロナウイルス感染症の検査で選手2名とスタッフ1名が陽性判定を受けた。保健所の指導のもと濃厚接触者の特定を進めた結果、該当者はなし。試合の開催には影響ないものの、チームへの影響は間違いなくある。

 チームとしての結束力が試される一戦。勝利を手にして、再出発を図りたい。

文:totoONE編集部

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