『おちょやん』“千之助”星田英利が引退 潔い引き際に「やめないで」の声

 杉咲花が主演を務めるNHK連続テレビ小説『おちょやん』(NHK総合/月曜~土曜8時ほか)の第19週「その名も、鶴亀新喜劇や」(第95回)が16日に放送され、ラストシーンで星田英利ふんする喜劇俳優の千之助が引退。潔い引き際を見せると、ネット上には「かっこいい」「やめないで」といった反響が巻き起こった。

 鶴亀新喜劇旗揚げ公演を前に、千之助(星田)は自分が演じるはずだった主役を千代(杉咲)に譲ると告げ、稽古場を出ていってしまう。千之助から主役を託された千代は、困惑しつつも稽古を重ねる。そして旗揚げ公演の演目「お家はんと直どん」の幕が開く。

 舞台上で千代と一平(成田凌)は、かつて駆け落ちの約束をしながらも果たされず、40年ぶりに再会する年配の男女を熱演。2人は寛治(前田旺志郎)や灯子(小西はる)、万歳(藤山扇治郎)ら若手俳優の魅力を引き出しながら、客席を笑いと涙で包んでいく。舞台袖では、千之助が千代と一平の芝居を真剣な表情で見つめている。

 大成功のうちに幕を下ろした旗揚げ公演。客も帰って照明も消えた舞台上に腰を下ろして感慨に浸る千之助。立ち上がり客席に背を向けて深々と一礼する千之助を一平が呼び止める。「もうやることはみなやったしのぉ。ここにいる意味あらへんのじゃ」と語る千之助に、千代は「なに言うてはります?」と心配そうに言葉を返す。

 千代と一平の成長ぶりを、千之助は「ええ芝居やった」と満足げな表情でかみしめる。千之助は一平を見つめながら「天海!」とあえて芸名で呼ぶと「お前のお父ちゃんにやっと義理果たせたわ」と言い、劇場を去っていく。

 千之助が千代や一平と言葉を交わす様子に、ネット上には「あの千之助さんが、ええ芝居やったと褒めただけで泣けるわ」「千さんが一平の事を天海って呼んだ瞬間に泣いた」などの声が集まった。さらに千之助の去り際についても「なんて潔い引き際!」「引き際の美学というか…かっこいいな」といったコメントが相次ぐ一方「千さん、まだできるやろ。やめないで」「千さん、寂しい マットン婆さんがまた観たい」などの投稿も寄せられた。

 第19週は、万太郎(板尾創路)やヨシヲ(倉悠貴)の最期が描かれ、千之助も役者を引退。怒とうの展開になった1週間について視聴者から「今週は毎回濃ゆくて素晴らしかったな」「壮絶な別れの一週間だった」といった反響が上がっていた。

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